【一人暮らし】ロフト付き物件はやめとけ?ロフトで寝るのはよくない?理由を解説

【一人暮らし】ロフト付き物件はやめとけ?ロフトで寝るのはよくない?理由を解説

不動産サイトを見ていると、ロフト付きの賃貸物件を見たことがあるという人は多くいるでしょう。

私自身、趣味部屋、寝室や物置などロフトの活用性に魅力を覚えて、一人暮らしでロフト付き賃貸物件の検討をしている方からよくご相談を受けます。特に若い世代からも高い人気を集めています。

一方、「一人暮らしでロフト付き物件はやめとけ」、「ロフトで寝るのはよくない」などロフト付き物件に対するネガティブな評判も。

実際、ロフト付き物件には思わぬデメリットや落とし穴が潜んでいて、知らずに入居をしてしまうと後悔する可能性があります。

そこで今回は、「ロフト付き物件はやめとけと言われる理由(デメリット)」を不動産のプロが徹底解説します。

ロフト付き物件のメリットも説明しているので、ロフト付き物件のメリットとデメリット双方を把握したうえで後悔のない物件選びをされたいという方は是非最後まで御覧ください。

この記事の監修者
監修者 大槻陽一
大槻 陽一

株式会社GKコンサルティング代表取締役。累計5,000件以上の不動産契約の実績を持つ。仲介手数料が0円になる39room/01HOUSEを提供中。

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目次

【基礎知識】ロフト付き物件とは?

そもそもロフト付き物件とは、どういう部屋なのでしょうか?

ロフトとは天井付近に設置されたスペースのこと。通常ロフトへの移動は、付設された階段やはしごを利用します。

よくメゾネットタイプのものと混同されがちですが、ロフトの場合「床面から天井までの高さが1.4メートル以上、2.1メートル未満」、「ロフトの面積はその部屋の床面積の1/3を超えてはいけない」と建築基準法施行令第2条の3で明確に定義づけられています。

要はロフト自体、居室ではなく屋根裏部屋・収納スペースとしての扱いになるのに対してメゾネットタイプの場合は2階部も居室扱いになるという違いがあります。

余談ですが、最近はアンダーロフトと呼ばれる上下2層に分かれた部屋の下側のスペースがロフトになっているタイプのものも。

ロフト付き物件はやめとけと言われる理由(デメリット)

結論、ロフト付き物件はやめとけと言われる理由(デメリット)は以下の9つです。

理由(デメリット)①:エアコン効率が悪い

一つ目は、エアコン効率が悪いこと。

ロフト付きの物件の場合、天井が高い構造をとっているものがほとんどです。縦長に広がっている空間では、温かい空気と冷たい空気が二層に分かれやすくエアコンの効きが悪いです。

故に夏場や冬場に、エアコンをフル稼働させることで電気代がかさんでしまうというリスクも。

理由(デメリット)②:はしごの登り降りが大変

ロフト付き物件に入居して、はじめは秘密基地感覚で楽しかったもののほぼ毎日はしごを登り降りしているときつく感じてしまう人もいるとか。

ロフトによっては、はしごや階段がかなり急な構造をしており登り降りに意外と体力を使うものもあります。

荷物を持ってきたりと、リビングルームとの行き来にいちいち階段を登り降りする必要があることを考えると生活動線が悪くなると考える人がいるのも無理はないでしょう。

理由(デメリット)③:落下リスクがある

登り降りに関連してやはり落下リスクがあることもデメリット。

特に、急いでいたり酔っぱらっていたりする時に、ロフトのはしごは危険です。足を踏み外してそのまま落下し、けがにつながる可能性も。

手すりなど安全性を担保するものがあれば一定危険性は解消できるでしょうが、築年数がそこそこたっていてリフォームやリノベーションがされていない古い物件だと対策がないケースもあるので注意が必要です。

理由(デメリット)④:掃除が面倒

ロフト付き物件の場合、大抵掃除は面倒に。

高さ1.4メートル以内かつ下階の床面積の2分の1以下の特殊な空間である、ロフト内の掃除はごちゃごちゃしていてやりづらいことが多いです。

また、はしごを登り降りする際に掃除用具を一緒に持ち運ばなければなかったり、コンセントがロフトにない場合掃除機など電化製品の利用は難しいことを考えるとなかなかの手間。

ロフト付き物件は掃除負担が大きくなるデメリットは考慮するべきです。

理由(デメリット)⑤:照明器具や家具の持ち込みが大変

照明器具や家具の持ち込みがロフト付き物件は大変。

軽いものであればさほど問題ではないでしょうが、寝室として利用する場合にベッドのマットレスなどやフレームなど重量のあるものを持ち運ぶのはかなり大変になります。

引っ越し後に、家具を配置する時のみならず退去時にもこれは大きな負担になることも。安全面を配慮して誰かに手伝ってもらったり業者の利用を検討するのがよいでしょう。

理由(デメリット)⑥:生活音が響きやすい

ロフト付き物件には足音など生活音が響きやすいというデメリットも。

これにはロフト部分の床材が比較的軽量で薄いこと、ロフトと下の部屋が直接つながっていることによる遮音効果の低さ、高い天井による音の反響しやすさなどの複数の理由があります

また、そもそもロフト付き物件の多くが一般的に生活音が響きやすいとされる木造構造をとっていることが多いのも原因。

防音マットや家具の配置に気を付けることで一定リスクは軽減できますが、生活音に敏感な人には向いていない可能性があります

理由(デメリット)⑦:はしごが邪魔になりやすい

ロフトに行き来するためのはしごや階段が居室の中で邪魔になりやすいという理由(デメリット)もあります。

特に、はしごや階段が居室にせり出しているタイプの物件の場合、家具の配置や部屋のレイアウトを考えるうえでの妨げとなりデッドスペースができがち。

物件の中には、ロフトに通じる階段がそのまま収納棚になっているケースなど一定工夫がされているものもあるので物件ごとに確認をしてみましょう。

理由(デメリット)⑧:熱や湿気をためこみやすい

ロフトは熱や湿気をためこみやすいです。

これは、暖かい空気が上がっていきやすいことに起因しています。特に夏場のロフトは蒸し風呂状態になることも。

また物件の最上部の屋根に近いロフト付き物件の場合、熱のこもり方が段違いになるリスクもあります。

ロフト近くに窓がないタイプだと湿気もたまり、カビの心配もしなければなりません。エアコンの効きも悪いためサーキュレーターや扇風機を追加設置することで冷たい空気を循環させるための工夫が必要でしょう。

理由(デメリット)⑨:ロフト内は天井が低く圧迫感がある

最後のデメリットはロフト内は天井が低く、圧迫感があること。

元来、居室扱いではないロフトから天井の低い天井構造は、小学生など子供でない限り中腰にならないと身動きをとることも困難です。

ベッドマットレスなどを置いた場合、下手をするとベッドから不通に起き上がっただけで頭を打ち付ける可能性も。

閉所恐怖症とまではいかなくても、天井が目の前にあるところでは窮屈感を覚えてリラックスできないという方にはロフト付き物件は向いていないでしょう。

ロフトで寝るのはよくないのか?注意点を解説

ロフトで寝るのはよくないのか?については結論、必ずしもダメではありませんが以下の注意点に気を付けるべきです。

ちなみに、そもそも寝室としての利用を想定されていることも多いアンダーロフトタイプの場合は問題ないといえるでしょう。

順番に解説しますね。

注意点①:夏場は熱中症リスクがあるので控える

夏場に、ロフトで寝るのは正直おすすめできません。

夏場のロフト部はかなりの温度となり、ロフトの構造的にエアコンの風も届きにくいケースも

暑いうえに眠れないことで、不眠症や熱中症など体調不良になるリスクが大幅に上がることになるためです。

注意点②:寝起きが悪い人は気を付ける

寝起きが悪い人や弱い人も、ロフトを寝室として利用する場合は注意が必要。

寝起きのタイミングで注意力が散漫となり、落下により怪我をするリスクがあるからです。

また、起きた直後に低い天井に頭を打ち付けてしまう可能性も。

注意点③:布団やマットレスを直接敷かない

布団やマットレスをロフトの床部に直接敷かないことです。

ロフトは熱と湿気をとにかくため込みやすいため、布団等の寝具を直接敷くとカビの発生リスクにつながることも。

すのこベッドやすのこマットを利用するなど、布団やマットレスの通気性を確保するための工夫が必要です。

注意点④:サーキュレーターや扇風機の利用を検討

四つ目は、サーキュレーターや扇風機の利用を検討すること。

エアコンの風が届きにくいことや、通気性が悪くなりがちなロフトの性質を考えるとサーキュレーターや扇風機を追加設置して寝室として快適な環境を自分で作りにいくことがおすすめ

エアコンの風力や既設の換気窓のみでは限界があるため、涼しい空気を部屋の中で循環させる工夫をするべきでしょう。

ロフト付き物件のメリット

ここまでロフト付き物件がやめとけと言われる理由やデメリットを解説してきましたが、勿論ロフト付き物件にはメリットも存在します。

結論、それは以下の通り

順番に紹介しますね。

メリット①:居室のスペースを広くとれる

一つ目のメリットは居室のスペースを広くとれること。

一人暮らし用の1Kやワンルーム賃貸の場合、基本的に部屋は一部屋しかないもののロフト付き物件の場合は部屋が二つあるのと同じように利用することができます。知人、友人を泊める際も部屋を分けることができたり何かと便利。

寝室や、収納スペースとして利用したりなど居室スペースを広く確保することができるのがメリット。

メリット②:部屋全体の天井が高く開放感がある

二つ目のメリットは、部屋全体の天井が高く開放感があること。

ロフト付きの物件は、一般的に部屋の天井が普通の賃貸のものの2倍ほど高く設計されています。

こじんまりとして部屋よりも開放感があり、広々とした空間をリビングにしたいという方には向いているといえるでしょう。

メリット③:同じ広さの物件より家賃が安め

三つ目は、同じ広さの物件より家賃が安めなこと。

通常、賃貸の家賃は専有面積が広くなるほど高くなりやすいものですが、建築基準法により天井の高さ、床面積、窓面積や配置などの観点からロフト部分は居室として認められていないことが一般的。

つまりロフト部分は専有面積としての扱いでないため、その分家賃が安くなりやすいです。

またロフト自体、機能性や快適性の観点から入居者の需要に汎用的にこたえられるものではなく、建築コストも比較的低いこともあり同じ広さの賃貸より家賃が安めになりやすいのです。

メリット④:レイアウトを楽しめる

四つ目は、部屋のレイアウトを楽しめること。

ロフト内は、下の階からは見えなくなっていることが多く自分好みでデザインやレイアウトを変えることができます

秘密基地や隠れ家のような感覚で楽しむことができるのもロフト付き物件の魅力。

また、天井が高く壁面積が広いため飾りをかけたりなども可能なため部屋のデザインをとにかくこだわりたい方にはメリットといえるしょう。

【SNS調査】ロフト付き物件で後悔したこと

次にSNSでロフト付き物件で後悔したことを調査しました。

検索すると該当するものが多数ヒットしたので以下にて紹介しますね。

後悔①:はしごが邪魔

ロフトのはしご邪魔すぎてレイアウトなんも決まらん

後悔②:ロフトあつすぎ

あかん。ロフトあつすぎて寝れたもんじゃねぇ!!
サーキュレーターを注文しました。命の危機なので。明日届く。耐えろ

後悔③:足を滑らせて落下する危険がある

寝ぼけながらロフト登ろうとすると足を滑らせて落下する危険性が爆上がりするから気をつけて登ろうな!
ポメラニアンとの約束だ

後悔④:足音がうるさい

足音えぐ聞こえるしロフト使いづらいしキッチン鬼狭だし違法駐車めっちゃいたけど思い出の家。さらば。

ロフト付き物件で後悔したこと:まとめ

ロフト付き物件で後悔したことをまとめると以下の通り。

ロフト付き物件で後悔したこと
  • はしごが邪魔
  • ロフトあつすぎ
  • 足を滑らせて落下する危険がある
  • 足音がうるさい

ロフト付き物件のデメリットをあまり知らずに入居をしてしまい後悔をしてしまった人の声を複数確認することができました。

特に、夏場の暑さやはしごが邪魔だという声が多い印象。また落下リスクや上の住人の足音について触れている人も、少数ではありましたがやはりいるようでした。

事前にロフト付き物件のメリットとデメリットを天秤にかけて慎重に判断することが大事ですね。

ロフト付き物件で後悔しないための秘訣

ここまで説明したロフト付き物件のデメリットやメリットを把握したうえで、入居を検討したい方へ向けて最後にロフト付き物件で後悔しないための秘訣を解説します。

結論、それは以下の5つ

順番に紹介しますね。

秘訣①:エアコンが上部についている部屋を選ぶ

ロフト付き物件を選ぶ際には、エアコンがなるべく上部についている部屋を選んだ方がよいです。

これは少しでもエアコンの冷暖機能の効率を高くするため

中にはロフトとほぼ同じくらいの高い位置についている部屋も存在します。また、エアコン能力も同時に確認しておくとよいでしょう。

可能であれば6畳用(2.2kW)よりも10畳用(2.8kW)以上のものがおすすめ。分からないところは内見のタイミングなどに諸々不動産会社へ問い合わせおくのがよいでしょう。

秘訣②:ロフト部にコンセントがあるものを選ぶ

ロフト部にコンセントがある物件を選ぶことも重要。

ロフト部にコンセントがない場合、寝室として利用する場合などにスマホなどの充電や、サーキュレーターや扇風機を配置すなどが困難になり何かと不便です。

延長コードを利用して、ロフト部に電源を無理やり持ってくることも可能ではありますが利便性や見栄えを考えると元々コンセントが付設されている物件を選ぶ方がトータル後悔はないでしょう。

秘訣③:換気用の窓があるものを選ぶ

換気用の窓がロフト部に配置されているかどうかは確認するべき。

熱や湿気がためこまれることを積極的な換気によって防ぎ、快適な環境をキープすることができます

内見時にしっかりとチェックしておきましょう。

また、風通しの観点で部屋や物件の方角や位置も把握しておくことも大事

秘訣④:安全性を配慮したものを選ぶ

ロフトがきちんと安全性を配慮した設計がなされているかどうかもきちんと事前にチェックをした方がよいでしょう。

ロフトの登り降りをする際に利用するはしごや階段が急すぎないか、足の踏み場に十分ゆとりはあるか、また落下防止を考慮した手すり等は付設されているかなど。

先述の通り築年数がたっていて、なおかつかなり家賃が安い物件の場合、このあたりがずさんな場合があります。

入居後に、怪我などを防ぐためにも安全性を配慮した設計がされたロフト付き物件を選ぶのがおすすめ。

秘訣⑤:はしごや階段が邪魔になりにくいものを選ぶ

最後の秘訣は、はしごや階段が邪魔になりにくいロフト付き物件を選ぶこと。

先述の通りロフト付き物件の大きなメリットは、居室スペースを広く確保できること。事実上二つの部屋を利用できるため、部屋は自分の好きなようにレイアウトしたいですよね。

ロフトのはしごや階段がリビングルームにせり出して邪魔になると、せっかくのロフトのメリットが半減することに。

はしごや階段がなるべく邪魔にならない、もしくは階段下が収納棚になっているタイプなどデッドスペースが出ないような工夫がされている物件を選ぶのが秘訣です。

【一人暮らし】ロフト付き物件はやめとけ?:まとめ

ロフト付き物件はやめとけと言われる理由(デメリット)は以下の通り

ロフト付き物件にはメリット、デメリット双方存在することを事前に把握したうえで、物件の希望条件と本当にマッチするのかを判断することが大事です。

また、そのうえでロフト付き物件の入居を検討する場合は以下の秘訣を抑えたうえで内見や物件検討を行い、後悔のないような選択をしましょう

個人的に、夏場にロフトを寝室として利用する際は本当に注意してほしいです。出力が高いエアコンを利用する、冷却機器の追加設置などの工夫は必須かと。

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