【結論】住宅ローンは何年で返すのが得?返済期間は何年が多い?

【結論】住宅ローンは何年で返すのが得?返済期間は何年が多い?

住宅ローンには様々な商品が用意されており、返済期間も20年、30年、40年と様々です。 

自身の収入に合わせて住宅ローンを選べる一方で、「何年で返すのがお得なのか?」は正直分かりにくいですよね。

そこで今回は「住宅ローンは何年で返すのが得なのか?」を不動産のプロが徹底解説していきます。

記事後半では、住宅ローンの返済期間は何年が多いのか?まで解説しているので、住宅ローン期間にお困りの方はぜひ最後までご覧ください。

この記事の監修者
監修者 大槻陽一
大槻 陽一

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目次

住宅ローンは何年で返すのが得?

結論から言うと、住宅ローンは何年で返すのが得なのか?に対する回答は、できるだけ最短の年数です。

当たり前ですが、返済期間が長くなるほどに利息は増えていくので、支払い利息を軽減するのであれば、返済期間は短い方がお得に決まっています。

なるべく長くローンを組んで、税金控除しつつ、余裕資金を投資に回せばお得だ。という声もありますが、30年40年のスパンで見るとリスキー過ぎます。半年で劇的に経済が変わる時代なので、過去からの期待値を資金繰り計画に含めるのはおすすめしません。相場を読めるなら良いかもしれませんが、知識なしに流されてやることではありません。

とはいえ、一括購入や短い期間での返済が難しいから、住宅ローンを活用している方が多いはず。無理な返済をするより、生活の質も担保できる返済期間にした方が良いでしょう。

結論をまとめると「最短で返すのが利息分が減るためお得だが、生活の質やリスクも考慮して、自身にあった返済期間を設定すべき」といった感じですね。

住宅ローンは何年で返すのが得なのかシュミレーション

では、次に住宅ローンは何年で返すのが得なのかシュミレーションをしていきましょう。

分かりやすく比較していくために、6,000万円の物件を年利1.5%(固定金利)で返済する場合を想定し、それぞれの返済期間ごとにシュミレーションしていきます(計算式:A=P×(1+r)n−1r(1+r)n​)。

スクロールできます
返済期間返済額/月総支払額 利息額
5年1,038,593円62,315,597円2,315,597円
10年538,749円64,649,880円4,649,880円
15年372,446円67,040,246円7,040,246円
20年289,527円69,486,539円9,486,539円
25年239,962円71,988,539円11,988,539円
30年207,072円74,545,965円14,545,965円
35年183,711円77,158,479円17,158,479円
40年166,303円79,825,680円19,825,680円
45年152,865円82,547,112円22,547,112円
50年142,204円85,322,265円25,322,265円

前述した通りですが、返済期間が短ければ利息額が減るのでお得ですが、毎月の返済額負担が大きくなります。ここはトレードオフの関係です。

とはいえ、物件価格6,000万円で35年ローンの場合、年間ベースの利息額は490,242円。月間ベースで言うと40,853円ほど。チリも積もれば山となるですが、車の固定費と同じくらいの費用感です。車の固定費レベルの費用で、早くにマイホームが手に入るなら悪くはないとも言えますね。

>>【後悔】35年住宅ローンの恐ろしさ!頭おかしい/苦しい/やめとけと言われる理由とは

住宅ローンの返済期間が長い/短いことによるメリット/デメリット

金銭的な話で言うと、住宅ローンは早くに返した方がお得になるという話が結論でした。

しかし、あくまで金銭面での話。返済期間が長いこと/短いことによりメリットデメリットはそれぞれあるので、以下にて詳しく解説していきます。

住宅ローンの返済期間が長いことによるメリット/デメリット

住宅ローンの返済期間が長いことによるメリット/デメリットは以下の通りです。

住宅ローンが長いことによるメリット
  • 毎月の返済額が減る
  • 長期間の団信で節税できる
  • 繰り上げ返済で期間調整が可能
住宅ローンが長いことによるデメリット
  • 利息額が増える
  • 精神的な負荷が長くかかる
  • 定年後も返済を続ける可能性あり

まず単純に毎月の返済額が減るので、手元に残せるお金が増えるメリットがあります。

そのため生活の質を担保したり突然の支出に備えたりすることが可能。もし返済額に余裕があれば、繰り上げ返済をすることで期間を短くすることも可能です。

一方で、返済期間が長いと、利息額は増えますし、精神的な負荷も長く続きます。早く返せるなら、早く返すことにこしたことはないですね。

また、定年後も返済を続ける可能性もあり。40年や50年など長期ローンの場合は、資金繰りの計画がないと、少々きついかもしれません。

>>【注意】40年ローンはやばい?取り扱い銀行はある?75~80歳まで住宅ローンはきついかも..

住宅ローンの返済期間が短いことによるメリット/デメリット

住宅ローンの返済期間が短いことによるメリット/デメリットは以下の通りです。

住宅ローンが短いことによるメリット
  • 利息額が減る
  • 安定的な生活が早く手に入る
住宅ローンが短いことによるデメリット
  • 返済期間の調整が難しい
  • 毎月の返済額が多くなる

返済期間が短いことによる圧倒的なメリットは利息額が減ることです。

物件の価格によりますが、10年ごとに100万円単位で支払利息額は変わりますからね。また、早く返済することで、安定的な生活が早く手に入るのもメリットでしょう。

一方で、前述した通り毎月の返済額が多くなります。加えて、返済期間の調整も難しいです。資金繰りに失敗した時のリスクが大きいのがデメリットですね。

なので、利息額が減るからお得と無理した返済期間を設けるのではなく、ライフプランを見越して余裕のある返済期間を設ける方が賢い選択だと言えるでしょう。

>>【後悔】住宅ローン4,000万はきつい?世帯年収別のシュミレーションまで徹底解説

住宅ローンの返済期間は何年が多い?

住宅ローンの返済期間は何年が多いのか?で言うと、ざっくり25年~35年が多いです。

もちろん物件の種類により変わります。中古物件であれば20年~25年が多いですし、注文住宅や新築物件なら30年~35年が多いです。

住宅ローンの返済期間は何年が多い?
  • 中古物件:20年~25年
  • 注文住宅/新築:30年~35年

国土交通省の住宅市場動向調査報告書を参照

あくまで平均的な返済期間の話なので、あまり気にせず自身のライフプランによって返済期間を決めましょう。

住宅ローンの最短の返済期間は何年?

住宅ローンの最短返済期間は10年です。

物件価格や頭金額などによりますが、毎月の返済額が多くなるのでリスクもあります。なので、頭金である程度の尺入金額を抑えることができ、収入に余裕がある場合に選択すると良いでしょう。

住宅ローンの最長の返済期間は何年?

住宅ローンの最長返済期間は50年です。

ただ、仮に30歳の時にローンを組んでも返済する際は80歳です。定年後もずっと返済が続くので、資金繰りが大変な可能性があります。

なので、資金繰りの計画をしっかり敷けている場合かつ、どうしても買いたいがちょっと予算オーバーの物件がある際などに活用すると良いでしょう。

>>【決着】家賃がもったいないとか言って家を購入するバカって頭悪いよねと言われる理由

【体験談】住宅ローンの返済期間に関する声

次に、SNSで住宅ローンの返済期間に関する声を集めてみました。

実際に住宅ローンを組んでいる方のリアルな体験談を参考までに見ていきましょう。

SNSの声①:40年ローンを組んだ後悔がハンパない

まーじで家建てるの後悔ハンパない。40年ローンで月々10万ちょい。計算上いけるのはわかってるんだけど、払い始めるまで不安で仕方ない。頭割れそう笑。#秀光ビルド #住宅ローン #家作り #4100万 #ブログ始める #25歳

SNSの声②:住宅ローンは年数を短くしない方が良い

【住宅ローン年数を短くしない方が良い理由3選】
1.長くすることができない
月々の返済が厳しくなった時にどうしようもできない
2.万が一のことがあった際にローン返済の義務がなくなる
ローン返済の義務がなくなる団体信用生命保険
3.ローン金利が低い
収支のバランスが良くなる

SNSの声③:理想と現実は違く建ててしまってからの後悔がある

いきなりですが『住宅ローンの返済キツイよね〜』私なんか公務員の給料の半分は住宅ローンで無くなります(笑)こんな生活40年も続けようと思ってた自分がバカでした。理想と現実って違うくて、建ててしまってからの後悔ってあるよね。でも我慢する道を選ぶのは違う。もっと稼げばいい!それだけ。

SNSの声④:人生の後悔は住宅ローン30年を組んだこと

人生で後悔していること
・住宅ローン30年を組んだこと
人生何が起こるか分からない。ローンを組むときは舞い上がり、幸せがずっと続くと思っていた。借家がいい。

SNSの声⑤:無理に短くせず35年で借りといて繰上げ返済する方が良い

住宅ローン、こんだけ金利低いと無理に返済期間短くして月々の支払いに苦しむのは良くない。35年で借りといて繰上げ返済する方が良いかと。毎月の支払いさえ滞らなければ住宅ローン破産はしないから。無理に毎月の支払い増やして払えなくなるより遥かにマシ

住宅ローンの返済期間に関する声:まとめ

住宅ローンの返済期間に関する声をまとめると上記の通り。

住宅ローンの返済期間に関する声
  • 40年ローンを組んだ後悔がハンパない
  • 住宅ローンは年数を短くしない方が良い
  • 人生の後悔は住宅ローン30年を組んだこと
  • 理想と現実は違く建ててしまってからの後悔がある
  • 無理に短くせず35年で借りといて繰上げ返済する方が良い

30年や40年などの長期ローン組んで後悔している人がちらほら。

一方で、敢えて長く借りる方が良いと主張する人もちらほら。要するに、ケースバイケースだという事です。

事実、返済が早い方が利息分が減りお得です。一方で、敢えて長い期間を組み、上手く控除を使いつつも、余剰資金で投資すればトータルお得になる可能性もあります。

どういった戦法を採るのかは、その人の収入やライフプラン、スキル、意向、性格などに依存するもの。全員が真似するべき普遍的な解はありません。

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住宅ローンは何年で返すのが得?:まとめ

利息額の面で言えば、住宅ローンはなるべく早くに返すのが最もお得です。

しかし、投資スキルがあるのであれば、あえて長いローンを組むのも1つの手。金利を読みつつ上手く運用できればメリットは大きいでしょう。

とはいえ、どういった返済プランを組むかは人それぞれ。スキルがない状態で無理に投資をプランに組み込むのはリスクもあります。

自身のポートフォリオ(資産やスキルを含む)を元に、無理のない返済期間を選ぶのが良いでしょう。

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