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【騒音】鉄筋コンクリート(RC造)なのにうるさいのはなぜ?防音性(上下の足音や話声)に関して徹底解説

【騒音】鉄筋コンクリート(RC造)なのにうるさいのはなぜ?防音性(上下の足音や話声)に関して徹底解説

物件を選ぶ際は、騒音対策として鉄筋コンクリートを選ぶ方が多いでしょう。

しかし、実は鉄筋コンクリートと言っても、上下階の足音や夜中の話声が聞こえてくるケースもあるんですよね。

そこで今回は「鉄筋コンクリート(RC造)なのにうるさいのはなぜなのか?」を不動産のプロが徹底解説していきます。

記事後半では、防音性に優れた鉄筋コンクリート(RC造)物件の選び方まで解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の監修者
監修者 大槻陽一
大槻 陽一

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目次

鉄筋コンクリート(RC造)の防音性はどのくらい?

鉄筋コンクリート(RC造)は、一般的に防音性が高いとされる建物構造のひとつです。

コンクリートは密度が高く、重く、音を通しにくい性質があるため、木造や鉄骨造に比べて音を遮る能力に優れています。空気を伝わってくる「空気伝播音」には強く、テレビの音や人の声などの生活音をある程度シャットアウト可能。

建物の防音性能を表す指標として「D値(遮音性能)」や「L値(床衝撃音)」が使われますが、RC造の壁はD-50以上を確保していることが多く、隣の住戸の話し声がほとんど気にならないレベルです。

ちなみにD-50の遮音性能は「普通に話している程度の声は聞こえないが、大きな声やテレビの音がかすかに聞こえる」程度。

また、上下階からの足音や物を落としたときの音など、振動をともなう「床衝撃音」に対しても効果的。RC造のスラブ厚が200mm以上ある場合、L-55~L-50程度の遮音性になります。「やや気になるが、生活に支障はない」とされる基準です。

鉄筋コンクリート(RC造)なのにうるさいのはなぜ?

結論、鉄筋コンクリート(RC造)なのに、うるさいのはなぜなのか?をまとめると以下の通り。

順番に見ていきましょう。

RC造なのにうるさい理由①:壁や床が薄く施工されている場合がある

RC造であっても、建築コストを抑えるために壁や床の厚みを最小限に設計している物件があります。

鉄筋コンクリートの厚さは通常、床で150〜200mm、壁で180mm以上が標準とされますが、これを下回る厚さで施工されていると遮音性能は大きく低下します。

床スラブの厚さが150mmを切るような場合、上階からの音が伝わってしまうことがあるんですよね。

また、壁も同様。界壁(隣戸との境界)に必要な厚みや遮音性能が確保されていない場合、テレビの音や会話などの生活音が伝わる原因となります。

建物の構造区分として「RC造」と記載されていても、すべてが高性能とは限らないので注意が必要ですね。

RC造なのにうるさい理由②:隣戸との間仕切りに遮音材が使われていないことがある

鉄筋コンクリート造の建物であっても、住戸間を仕切る壁に十分な遮音対策が施されていない場合があります。

本来、住戸間の壁にはコンクリート打ち放しで厚みが180mm以上あることが理想とされていますが、中には軽量鉄骨の間仕切りやALC(軽量気泡コンクリート)パネルを使っている物件も。

ALCは軽量で施工がしやすいというメリットがある一方で、遮音性がRC壁に比べて劣るため、テレビの音や会話などが隣に響きやすくなります。間仕切り壁の内部に遮音シートや吸音材が設置されていない場合は、さらに響きやすいです。

また、築20年以上の物件では、当時の建築基準に準拠しているものの、現在の遮音性能の基準とは異なっていることも。近年はD値(遮音性能の指標)を考慮した設計が進んでいますが、古い建物ではD-45以下(音が比較的聞こえるレベル)のこともあります。

RC造なのにうるさい理由③:窓や換気口など開口部から音が漏れやすい構造になっている

鉄筋コンクリート造であっても、外壁に取り付けられた窓や換気口などの「開口部」が音漏れの原因になることがあります。

サッシやガラリ(通風口)の性能が低い場合、屋外の車の走行音や話し声、隣接住戸の生活音が室内に入り込みやすくなります。

一般的に、住宅の遮音性を高めるためにはT-2等級(遮音等級)の防音サッシが望ましいとされていますが、古いマンションやコスト重視で建てられたRC物件では、T-1等級またはそれ以下のサッシが使われていることも。この場合、窓を閉めていても外の音が聞こえる可能性があります。

また、窓周辺の施工精度にも注意が必要。コンクリートとサッシの間に隙間があると、そこから音や風が漏れてくることもあり、丁寧に施工されていない建物では防音性がイマイチ。サッシの気密性が不十分であると、わずかなすき間からでも音が通過してしまうため、結果的に「うるさい」と感じてしまう原因になります。

RC造なのにうるさい理由④:上階からの衝撃音(足音・物音)が構造的に伝わりやすい

RC造の床はコンクリートスラブで構成されていますが、上階からの衝撃音、特に足音や椅子を引く音、子どもが走り回る音といった「重量床衝撃音」や「軽量床衝撃音」が響くことがあります。

遮音等級で見れば、一般的なRCスラブでもL-55程度の性能が求められるものの、実際の生活環境ではそれを下回る性能になっているケースも。

例えば、床スラブの厚さが150mm未満の場合、音の伝播を十分に抑えることができず、上階の動きがそのまま下の住戸に伝わります。建物の構造によっては、スラブの厚みが同じでも梁や柱の配置が不十分なため、振動が伝わりやすくなっている場合もあります。

また、フローリング仕上げの部屋では、衝撃音が増幅される傾向があります。本来、床仕上げ材には遮音等級LL-45相当以上の性能が求められますが、リフォームやコスト削減で防音材が省略されていると、下階に大きな音が響くことになります。

子育て世帯が上階に住んでいる場合は特に注意が必要。子どもが走ったり跳ねたりする音は、重量衝撃音に該当し、RC構造でも防ぐのが難しいとされます。

住民間のトラブルの多くがこの「生活音」に起因することを踏まえると、建物選びの際には「二重床・二重天井構造」かどうかを確認することも重要ですね。

RC造なのにうるさい理由⑤:内装リフォームで遮音性が低下しているケースがある

RC構造の建物であっても、後から実施されたリフォームの内容によっては遮音性が損なわれることがあります。

例えば、もともとカーペットだった床をフローリングに張り替えた場合、音の吸収力が低下し、下階に足音や振動がより強く伝わるようになります。

集合住宅でフローリングに変更する際には、遮音性能が等級LL-45以上(中程度の遮音性)やLL-40以上(高遮音)を満たすのがベストではありますが、コストや施工手間を考慮して防音マットを敷かずにフローリングを直張りしてしまうケースも。すると、RC造であっても、床を通じての音の伝播が増えてしまいます。

また、換気扇の交換や天井裏配線の工事などに伴って、防音パッキンや吸音材が一時的に外されたまま戻されていないケースもあり、気づかないうちに遮音性が下がっていることも。前の居住者のリフォーム履歴を知らずに入居し、後から音問題に気づくというトラブルもあるわけです。

【SNS調査】鉄筋コンクリート(RC造)なのにうるさい派の声

次に、SNSで鉄筋コンクリート(RC造)なのにうるさい派の声を調査しました。

検索すると「賃貸 鉄筋コンクリート うるさい」と出てくるので、別観点からの意見を見ていきましょう。

うるさい派の声①:鉄筋アパートなのに本当にうるさい

しかしこのアパート、ほんとにうるさいな(笑)いや、うるさいのは気にしないんだけど「鉄筋コンクリート」なんだよね?ココ(笑)嘘なんじゃねーの?と言いたくなるレベル(笑)声が大きい女子と同棲してたら、大変だぞ!こりゃ(笑)

うるさい派の声②:足音、子どもの走り回って笑う声、夜中12時頃もうるさい

マンションの上の階がめちゃくちゃうるさい。足音、子どもの走り回って笑う声、夜中12時頃も普通に。ここ鉄筋コンクリートなのにずーーーーっとそれ。体調不良で寝込んでてもずっと頭上のそれに耐えてて気が狂いそう。管理会社に言っても意味なし。騒音問題で被害受けてた側が限界迎える気持ち分かる。

うるさい派の声③:鉄筋コンクリート造りの建物やのに上の階がうるさい

上の階のデカいオバサン、こんな夜中に何ドスドス歩いてんねん(爆)鉄筋コンクリート造りの建物やのにうるさいって何?人のこと言えないけど痩せるか防音マット敷いて欲しい。もしくは歩き回るなよこんな夜中に!しかも激しく!!

うるさい派の声④:鉄筋コンクリート構造なのにうるさい

上の人が新しく引っ越してきた人なんだが、どったんばったんうるさいんだが、鉄筋コンクリート構造なのになんでなん。周りの音が気にならない、耐震性、津波対策を考えてここにしたのに意味無くね?引っ越したばっかりだからまだ言わんけど、1カ月続くなら直接行くわ

鉄筋コンクリート(RC造)なのにうるさい派の声:まとめ

鉄筋コンクリート(RC造)なのにうるさい派の声をまとめると上記の通り。

RC造なのにうるさい派の声
  • 鉄筋アパートなのに本当にうるさい
  • 鉄筋コンクリート構造なのにうるさい
  • 鉄筋コンクリート造りの建物やのに上の階がうるさい
  • 足音、子どもの走り回って笑う声、夜中12時頃もうるさい

「上階の足音が響く」との声が。

鉄筋コンクリートの中身にもよりますが、上下階の足音が響くケースはあり得るので、騒音に敏感な方は事前にチェックしておきたいところですね。

鉄筋コンクリート(RC造)なのにうるさい時の対策方法

最後に、鉄筋コンクリート(RC造)なのにうるさい時の対策方法を解説していきますね。

順番に見ていきましょう。

うるさい時の対策方法①:厚手の遮音カーテンを設置する

外からの音の侵入が気になる場合は、窓まわりの対策がもっとも効果的です。

交通量の多い道路や線路沿いでは、窓からの音漏れが最も大きな騒音源。そこで有効なのが、遮音性の高い厚手のカーテンを使う方法です。市販されている防音カーテンの中には、音を15〜20dB程度減衰させる性能を持つものもあり、外部からの騒音を大幅にカットできます。

素材にはポリエステルやアクリル樹脂が使用され、裏地に遮音層を重ねた多層構造になっている製品が多いです。窓を完全に覆うように設置し、両端にも隙間ができないよう注意することで、防音効果を最大限に引き出すことが可能になりますよ。

>>【7選】道路沿いの家は止めた方が良い/後悔する理由!うるさいのに慣れるって本当?

うるさい時の対策方法②:防音マットやラグを床に敷く

上下階の音が気になる場合や、室内の音を外に漏らしたくない場合には、床からの遮音対策が有効です。

フローリング仕上げの部屋では、足音や物を落とした際の衝撃音が床を通じて響きやすくなるため、防音マットや厚手のラグを敷くことで音の伝播を一定抑えることが可能

防音マットはウレタンやPVCなど吸音性の高い素材でできており、複数枚を敷き詰めて使用するタイプが一般的ですね。

うるさい時の対策方法③:壁に吸音パネルを取り付ける

隣室や廊下側からの生活音が壁を通じて聞こえてくる場合は、壁面の吸音対策が有効です。

吸音パネルを設置することで、音の反響を抑えると同時に、音の通過もある程度防ぐことができます。パネルの素材にはポリエステル繊維やウレタンフォームなどが使われており、厚さが10mm〜50mm程度の製品が多く流通しています。

市販品の中には、設置するだけで5〜10dBの遮音効果が期待できるものもあり、寝室や書斎などには特に最適。壁に直接貼り付けるタイプだけでなく、ピンで固定するタイプやスタンド型の製品もあり、賃貸物件でも導入しやすい点がメリットです。

うるさい時の対策方法④:窓に防音シートを貼る

窓からの音漏れ対策として、遮音カーテンとあわせて活用したいのが防音シートの導入です。

透明タイプのポリ塩化ビニル製シートやアクリルパネルを窓ガラスに直接貼り付けることで、音の侵入を抑えることが可能になります。一般的なガラス窓では約30dBの音が透過するとされますが、防音シートを貼ることで5〜10dB程度の低減が可能

特にシングルガラスの窓に対して効果が高く、二重窓に近い遮音環境を簡易的に実現できます。市販の製品はサイズ調整がしやすく、はさみやカッターでカットして貼るだけで使えるため、DIYが苦手な方でも手軽に取り組めます。取り外しも簡単なので、賃貸住宅でも安心して使える点もポイントです。

うるさい時の対策方法⑤:ドアのすき間に隙間テープを貼る

外部との音の出入り口となる玄関や室内ドアには、意外と大きな隙間が空いていることがあります。

音はこうした小さなすき間を通じて室内外に伝わるため、隙間テープを貼ることで効果的に遮音することが可能。ドアの枠に合わせて隙間テープを施工するのが有効です。

素材はスポンジタイプやモヘアタイプなどがあり、ドアの開閉に支障がない柔軟性のある製品を選ぶと扱いやすいです。厚さや幅にバリエーションがあるため、設置前に隙間のサイズを計測しておくことが重要ですね。

>>【解決】うるさい隣人を黙らせる方法6選!隣の部屋がうるさい時の対策を徹底解説

防音性に優れた鉄筋コンクリート(RC造)物件の選び方

最後に、少しマニアックにはなりますが、防音性に優れた鉄筋コンクリート(RC造)物件の選び方を解説していきますね。

順番に見ていきましょう。

選び方①:床スラブ厚が200mm以上あるか確認する

遮音性において、床スラブの厚さは非常に重要な指標です。

床スラブとは、上下階を仕切る鉄筋コンクリートの板部分。この厚みが十分であれば、上階からの足音や振動音が伝わりにくくなります。一般的に、スラブ厚は150mm以上が基本とされますが、200mm以上ある物件は遮音性能が高いと評価されやすいです。

「重量衝撃音」とされる、子どもが走る音や重い物を落としたときの音に対しては、スラブ厚が直接影響を及ぼします。ただ、スラブ厚が公表されていない場合もあるため、可能であれば管理会社や施工図面を通じて確認してみましょう。

選び方②:界壁がコンクリートで一体打設されているか調べる

隣の住戸との間を仕切る「界壁」の構造は、防音性能に直結します。

界壁が鉄筋コンクリートで一体打設されている場合、隣室のテレビ音や会話などの空気伝播音を大きく遮断可能。一方で、ALC(軽量気泡コンクリート)や軽量鉄骨による仕切りが使われている場合は、コンクリートほどの遮音性が得られません。

遮音性能の指標であるD値で見ると、コンクリートの界壁はD-50以上を実現しやすく、日常の生活音が聞こえにくいレベルとされています。物件選びの際は、パンフレットや建築図面で「RC一体打設」と記載されているかをチェックするのと良いでしょう。

選び方③:二重床・二重天井構造を採用しているか確認する

衝撃音や配管ノイズを抑えるうえで、二重床・二重天井の構造は非常に効果的。

二重床とは、コンクリートスラブと仕上げ材の間に空間を設ける構造で、音の振動が直接伝わるのを防ぐことが可能です。同様に、天井にも空間を持たせることで、上階からの生活音や配管の通過音を減衰させる効果が期待できるわけです。

高級マンションでは標準採用されているケースもありますが、すべてのRC造物件に備わっているわけではないため、内見時や仕様書での確認がおすすめです。

選び方④:防音サッシ(T-2等級以上)が使われているかチェックする

防音サッシの確認もおすすめ。

特に幹線道路沿いや線路付近の物件では、防音サッシの性能が静かさに直結します。防音サッシにはT-1〜T-4等級までがあり、数字が大きくなるほど遮音性も高くなります

一般住宅では、T-2等級(遮音性能が25〜30dB程度)がひとつの目安。外部の話し声や車の通行音をかなり軽減できるレベルです。

T-3以上のサッシはさらに高性能ですが、建設コストの関係から採用例は少なめ。サッシの性能はメーカー名と品番から調べられる場合もあるので、物件選定時には確認しておくと安心ですよ。

選び方⑤:フローリング下に遮音材(LL-45等級以上)が施工されているか確認する

近年のRC造マンションでは、フローリング仕上げが一般的になっていますが、そのままでは音が下階に響きやすくなってしまいます。

そのため、遮音等級LL-45以上の下地材を敷いた構造になっているかが重要です。LL-45は「やや音が聞こえるが、生活に支障はない」とされるレベルであり、賃貸でも分譲でも多くの物件がこの基準を目安に設計されています。

ただし、リフォームなどで施工が簡略化されている場合、遮音マットやクッション材が省かれていることもあるため、築年数や施工記録を確認しておくのがおすすめです。

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鉄筋コンクリート(RC造)なのにうるさいのはなぜ?:まとめ

鉄筋コンクリート(RC造)なのにうるさいのはなぜなのか?をまとめると上記の通りです。

鉄筋コンクリートは防音性に優れている一方で、鉄筋コンクリートと言っても防音性は様々なので注意が必要です。

また、不動産会社は39roomがおすすめです。仲介手数料が0円(最大で39,000円)で対応可能。契約不可のおとり物件かのチェックまでできるので、初期費用を節約したい方は、ぜひご活用ください。

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