中古マンションや建売住宅を購入する際、何から始めればいいのか分からないと感じる人は少なくありません。
つい、物件選びに目が行きがちですが実はその前段階での判断次第で、数十万円から場合によっては百万円以上、支払総額に差が出ることも。
今回は、累計5000以上の不動産取引のプロが中古・建売を買う前に必ず押さえておきたい三つの注意点と、まずやるべきことを整理して解説。これから中古や建売など戸建て住宅の購入を検討されている方には必見の内容となっていますので是非最後までご覧ください。

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何故まず物件探しから始めると失敗しやすいのか
家を買おうと考えたとき、多くの人が最初に行うのは、ポータルサイトで物件を探すこと。エリアや価格、間取りを絞り込み、気になる物件を見つけたら不動産会社に問い合わせる。この流れ自体は自然に見えますが、実はこの時点で購入プロセスの前提条件が固まり始めています。
というのも、最初に接触した不動産会社が、その後の物件の見せ方や説明の仕方、価格交渉への姿勢、費用の伝え方に大きく影響するため。不動産売買において、物件選びそのものより先に「誰に相談するか」「どんな順番で動くか」が決まってしまうことで、判断の軸が無意識のうちに固定、制限されていくケースは少なくありません。
実は建売や中古戸建ては仲介会社ごとの物件差がほとんどない
建売住宅や中古戸建ての場合、どの不動産会社に行くかで、紹介される物件が大きく変わると思われがちですが、実際にはそうとは限りません。多くの売買物件は、不動産業者専用の情報ネットワークであるレインズ(REINS)を通じて広く共有されており、一定の条件を満たした仲介会社であれば、同じ物件情報にアクセスできます。
つまり、建売や中古戸建てに関しては、どの会社に相談するかで見られる物件そのものに大きな差が出ることは、現実的にはあまりないのです。にも関わらず、最初に問い合わせた会社だけを窓口にしてしまうと、物件情報は同じでも、提案の仕方や判断材料の提示方法に偏りが生じる可能性が高いというわけです。
重要なのは、物件情報の量ではなく、その情報をどの立場で、どんな視点から整理してくれるかという点。中古や建売住宅では、物件を探し始める前に誰に相談するかを意識しておくだけで、選択肢の見え方や判断の納得感は大きく変わってきます。
家を買う時に絶対に知っておきたい三つの注意点
早速ですが、今回のメインテーマに入りましょう。
結論、家を買う時に絶対に知っておきたい三つの注意点は、以下の通り。
- 資金計画の上限を物件価格だけで考えていないか
- 判断の主導権を誰が握っているかの意識ができているか
- 支払総額がいつ確定するのかを把握しているか
それぞれ詳しく見ていきましょう。
注意点①:資金計画の上限を物件価格だけで考えていないか
家を買う際、多くの人が最初に考えるのはいくらまでの物件なら買えるかという点ですが、ここには一つ大きな落とし穴があります。それは、資金計画を物件価格だけで完結させてしまうこと。実際には、仲介手数料や諸費用、引っ越し費用、購入後の修繕や税金など、物件価格以外にもまとまった支出が発生します。
また、住宅ローンが組める金額と無理なく支払える金額は必ずしも一致しません。金融機関の審査基準をそのまま上限にしてしまうと、購入後の生活に余裕がなくなるケースも少なくありません。中古や建売住宅では、価格帯が手頃に見える分、このズレに気づきにくいのが実情。
まずは物件探しに入る前に、支払総額と将来の負担を含めた資金計画の枠を自分なりに整理しておくことが、後悔しない購入への第一歩になります。
【後悔】35年住宅ローンの恐ろしさ!頭おかしい/苦しい/やめとけと言われる理由とは

注意点② :判断の主導権を誰が握っているかを意識しているか
家探しを進める中で、多くの判断は不動産会社からの提案をもとに行われます。どの物件を見るか、価格交渉をするかどうか、条件面でどこまで踏み込むか。これらは一見、買主自身が決めているようで、実際には相談相手のスタンスに大きく左右されます。
特に中古や建売住宅では、仲介会社が売主側の事情も踏まえて動いているケースが少なくありません。その結果、提案される選択肢や説明の重点が、必ずしも買主目線に最適化されていないこともあります。これは違法でも特別な話でもなく、取引構造上ごく自然に起こり得るものです。
だからこそ重要なのは、誰が悪いかではなく、判断の主導権がどこにあるかを意識すること。資金計画や条件整理を含め、買主側の判断を軸に話が進んでいるかどうか。この視点を持つだけで、情報の受け取り方や意思決定の精度は大きく変わってきます。
【決着】家賃がもったいないとか言って家を購入するバカって頭悪いよねと言われる理由

注意点③ :支払総額がいつ確定するのかを把握しているか
家の購入では、物件価格ばかりに目が向きがちですが、実際に支払う総額がいつ確定するのかを意識している人は多くありません。中古や建売住宅の場合、物件価格が決まった後に、仲介手数料や各種諸費用、条件調整の可否が順番に見えてくるケースが一般的。
問題なのは、これらの多くが契約直前になって初めて確定する点です。この段階まで進むと、物件選びを最初からやり直すことは現実的ではなく、費用面の調整余地はほとんど残っていません。本来であれば比較や検討ができたはずの部分でも、ここまで来たから仕方ないと受け入れてしまう状況が生まれやすくなります。
重要なのは、どの費用が事前にコントロールでき、どの費用が後から確定するのかを理解したうえで動くこと。支払総額は自然に決まるものではなく、どのタイミングで誰に相談するかによって大きく変わります。この点を把握しておくことが、結果的に無理のない購入判断につながります。
【体験談】中古住宅/マンションの値引きの限界/平均は?交渉次第で500万まで可?

【SNS】住宅購入で後悔した人の声や意見
実際に認識不足、準備不足により住宅購入で失敗したり、後悔する人は後を絶ちません。
SNSを中心に客観的な意見や声を調査したところ、該当するものがいくつか確認できたので以下にて見ていきましょう。
後悔した人の声①:なんでこんなに高い中古住宅を買ってしまったのか
なんでこんなに高い中古住宅を買ってしまったのか。後悔しかない。
— 魔女の野いちご (@EmmL8IVljn47850) October 4, 2025
色々悩んで考えて決めたんだけど…全く考えていなかったのが今になって分かる。あの時期の自分は、どうかしていたんだ。
相談した夫は、ただのイエスマンだと分かっていたのにな。
絶対に上手くいかなくなるのが、
なんでこんなに高い中古住宅を買ってしまったのか。後悔しかない。
色々悩んで考えて決めたんだけど…全く考えていなかったのが今になって分かる。あの時期の自分は、どうかしていたんだ。
相談した夫は、ただのイエスマンだと分かっていたのにな。
絶対に上手くいかなくなるのが、
後悔した人の声②:仲介会社が全く信用ならない
今回不動産を取得したが、仲介会社が全く信用ならない。
— 富永@ぽれぽれ (@poreporehokan) December 6, 2025
①購入後に電線引込、電気メーターが無い事が発覚。第35条、重説の説明ではそんな事言ってなかった
②売買契約後に説明もなく売主が身内に譲渡し登記していた(契約者と物件所有者が違う
③説明なく低廉な空家売買の手数料請求
公益通報しよか
今回不動産を取得したが、仲介会社が全く信用ならない。
①購入後に電線引込、電気メーターが無い事が発覚。第35条、重説の説明ではそんな事言ってなかった
②売買契約後に説明もなく売主が身内に譲渡し登記していた(契約者と物件所有者が違う
③説明なく低廉な空家売買の手数料請求
公益通報しよか
後悔した人の声③:あまりにも事務手続きがお粗末すぎて発狂してる
不動産屋さん、我が家が購入した半額以下の物件を主戦場にしている店舗だからか、あまりにも事務手続きがお粗末すぎて発狂してる。仲介手数料が固定で半額以下の物件と同じなら同程度のクオリティで構わないけど、物件価格に応じて変動するんだからちゃんとしてもらわないと困ります🙄
— Lily🐥Anne (@hchuwdwhd) December 9, 2025
不動産屋さん、我が家が購入した半額以下の物件を主戦場にしている店舗だからか、あまりにも事務手続きがお粗末すぎて発狂してる。仲介手数料が固定で半額以下の物件と同じなら同程度のクオリティで構わないけど、物件価格に応じて変動するんだからちゃんとしてもらわないと困ります🙄
後悔した人の声④:もっと妥協しなければ良かったなと少し後悔
賃貸→持ち家 の住み替えは色々楽だったよなと振り返る
— ちまぴ (@timapi) June 18, 2024
その最初で最後のチャンスのタイミングでの判断はもっと妥協しなければ良かったなと少し後悔
今の家も十分好きなんだけど、購入をやや急いで少し妥協したのは否めないので…
後からこうやって新しく建てたい欲が出てくるのは目に見えてたかも
賃貸→持ち家 の住み替えは色々楽だったよなと振り返る
その最初で最後のチャンスのタイミングでの判断はもっと妥協しなければ良かったなと少し後悔
今の家も十分好きなんだけど、購入をやや急いで少し妥協したのは否めないので…
後からこうやって新しく建てたい欲が出てくるのは目に見えてたかも
【SNS】住宅購入で後悔した人の声:まとめ
SNS上で確認できた住宅購入で後悔した人の声や意見をまとめると以下の通り。
- なんでこんなに高い中古住宅を買ってしまったのか
- 仲介会社が全く信用ならない
- あまりにも事務手続きがお粗末すぎて発狂してる
- もっと妥協しなければ良かったなと少し後悔
住宅購入に関する後悔の声を見ていくと、共通しているのは物件そのものよりも進め方への不満。価格に対する納得感を持てないまま購入してしまったケースや、仲介会社への不信感、手続きの段取りや説明不足に強いストレスを感じたという声は少なくありません。
また、判断を急ぐ中で本来考えるべき条件を十分に整理できず、後からもっと選択肢を検討すべきだったと振り返る人も見られます。これらは単一的な失敗というより、購入プロセス全体に無理があった結果とも言えるでしょう。
【中古&建売】家を買う時にまずやること
先述した三つの注意点に基づきながら、中古戸建てや建売住宅を買う時にまずやることは以下の6つ。
- 無理なく支払える金額を基準に資金計画の上限を決める
- 物件価格以外にかかる費用(仲介手数料・諸費用)を把握
- エリアや広さなど、物件イメージと最低条件を整理
- 条件に優先順位をつけ、妥協できる点とできない点を明確にする
- 中古・建売の購入実績がある相談先を探す
- 買主側の立場で動いてくれる仲介かどうかを確認
それぞれ順番に詳しく解説しますね。
家を買う時にまずやること①:無理なく支払える金額を基準に資金計画の上限を決める
家を買う際に最初に整理すべきなのは、いくらの物件までなら買えるかではなく、どこまでなら無理なく支払い続けられるかという視点。
住宅ローンは金融機関の審査に通る金額が提示されますが、それがそのまま生活に無理のない金額とは限りません。将来のライフイベントや収入変動も見据えたうえで、月々の返済額や年間負担を基準に上限を設定することが重要です。
この上限が曖昧なまま物件探しに入ると、判断が場当たり的になりやすく、後から背伸びしすぎたと感じる原因にもなりかねません。
家を買う時にまずやること②:物件価格以外にかかる費用(仲介手数料・諸費用)を把握
住宅購入では、表示されている物件価格以外にも様々な費用が発生します。仲介手数料を初め、登記費用、ローン関連費用、税金、引っ越し費用などを合算すると、想定以上の金額になることも珍しくありません。
先述の通り、中古や建売住宅では、これらの費用が物件決定後に順番に見えてくるため、事前に把握していないと予算オーバーに気づくのが遅れやすく取り返しのつかないことになるケースも。
支払総額の全体像を早い段階で理解しておくことで、安心して物件選びに進めるようになります。
家を買う時にまずやること③:エリアや広さなど物件イメージと最低条件を整理
物件探しを始める前に、どんな家に住みたいのかを大まかでも言語化しておくことが大切。エリア、広さ、間取り、築年数など、全てを細かく決める必要はありませんが、これだけは外せないという最低条件を整理しておくことで、判断のブレを防げます。
条件が曖昧なままだと、見学のたびに印象で判断してしまい、比較が難しくなります。先にイメージと基準を持っておくことで、物件を見る際の視点が揃い、検討の質が高まります。
家を買う時にまずやること④:条件に優先順位をつけ、妥協できる点とできない点を明確にする
すべての希望条件を満たす物件に出会えるとは限りません。そのため、あらかじめ条件に優先順位をつけておくことが重要です。
立地や価格、広さ、築年数などについて、妥協できない点と状況次第で調整できる点を分けて考えておくと、判断がスムーズになります。
この整理ができていないと、購入後に「本当は譲れなかった点だった」と後悔しやすくなります。優先順位は物件探しを進める中で見直しても構いませんが、初期段階での整理が意思決定の土台になります。
家を買う時にまずやること⑤:中古・建売の購入実績がある相談先を探す
中古や建売住宅は、新築分譲マンションとは取引の進め方や注意点が異なります。そのため、これらの購入支援実績がある相談先を選ぶことが重要です。物件の見極め方や条件交渉、スケジュール管理などは経験値によって差が出やすく、実務に慣れているかどうかで安心感が変わります。
単に物件を紹介するだけでなく、購入全体の流れを把握したうえで助言してくれるかどうかを基準に、相談先を選ぶ視点が欠かせません。
【賢い選び方】こんな建売住宅は買うな!知らないと損する建売住宅にひそむ7の注意点

家を買う時にまずやること⑥:買主側の立場で動いてくれる仲介かどうかを確認
相談先を選ぶ際には、その仲介会社がどの立場で取引に関わるのかを確認することも重要です。中古や建売住宅では、仲介会社が売主側の事情も踏まえて動くケースがあり、必ずしも買主目線だけで話が進むとは限りません。
提案内容や説明の仕方が、買主の判断を補助するものになっているかどうかを意識しておくと、進め方への納得感が高まります。誰の立場で判断を支えてくれるのかを見極めることが、後悔しにくい購入につながります。
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01HOUSEは、買主専属の立場で住宅購入をサポートする我々の不動産仲介サービス。
売主側の意向や都合に引っ張られることなく、適正価格の判断や交渉、物件選びの優先順位づけまで、全て買う側の利益を基準に進められる点が大きな特徴です。情報の非対称性が起きやすい中古・建売市場において、この立ち位置は判断の質に直結。
また、コスト面でのメリットも明確です。通常は数十万円から百万円単位で発生する仲介手数料が、01HOUSEでは物件価格にかかわらず 0円または0.7% に抑えられます。他社と比較した結果、三桁万円単位の差が出るケースも珍しくありません。
さらに、他社で仲介手数料無料とされている物件であっても、01HOUSE経由で購入すれば 最大100万円のキャッシュバック が受けられる仕組みが用意されています。
さらに、スタッフ全員が精鋭の宅地建物取引士(宅建士)で構成されている体制も強み。契約や法務、リスク管理までを前提に、物件のメリットだけでなくデメリットや将来的な注意点も含めて説明を受けられるため、納得感のある判断につながるはずです。
家を買う時に絶対に知っておきたい三つの注意点:まとめ
中古住宅や建売住宅の購入で後悔が生まれやすい原因は、物件そのものよりも進め方にあるケースが少なくありません。資金計画の立て方、条件整理の順番、相談相手の選び方といった前提を曖昧にしたまま進めてしまうと、価格や手続きに対する納得感を持てないまま契約に至りやすくなります。
特に建売や中古戸建てでは、レインズを通じて物件情報は広く共有されているため、最初に問い合わせた会社だけにこだわる必要はありません。重要なのは、どの物件を紹介されるかではなく、買主の立場で判断軸を整理し、支払総額まで含めて冷静に検討できる環境を整えることです。
家を買う時にまずやるべきことを一つずつ整理し、その前提を共有できる相談先を選ぶことで、購入後の納得感は大きく変わります。物件探しに入る前に、一度立ち止まって進め方を整えることが、結果的に無理のない住宅購入につながるはずです。
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