賃貸契約の際は、少しでも初期費用を安く節約したいですよね。特に仲介手数料は交渉余地の大きい項目です。
ですが、仲介業者によっては交渉の余地がなく「では、うちでは対応できません」と、交渉を断られてしまうことも多いです。
そこで今回は「仲介手数料の交渉を断られた時の解決策」を不動産仲介5,000件の経験がある私が徹底解説します。
本記事を読むことで、仲介手数料を安く抑えることができ、お得に引っ越しができるようになりますよ。
株式会社GKコンサルティング代表取締役。累計5,000件以上の不動産契約の実績を持つ。仲介手数料が0円になる39room/01HOUSEを提供中。
仲介手数料を無料にする裏技
賃貸契約であれば、39roomを活用すると、家賃がいくらでも仲介手数料が0円もしくは39,000円まで節約可能。
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【基礎知識】仲介手数料の相場はいくら?
仲介手数料は不動産会社に支払う報酬。
借主(あなた)と貸主(大家さん)との契約を仲介する手数料のことです。そのため基本的には、不動産会社が借主と借主の両方から手数料を貰うビジネスモデルとなっています。
そして、仲介手数料の費用上限は、国土交通省により法律で家賃1.1ヵ月分(税込み)と決められています。
仲介手数料は借主と借主がそれぞれ0.55ヵ月分を負担するのが原則です。なので、家賃10万円の家なら、本来は5.5万が仲介手数料になりますね。
【闇】仲介手数料は借主が全額負担のケースが多い
が、闇が深いことに、仲介手数料は借主が全額負担するケースが非常に多いです。
要するに、家賃10万円の家なら、借主が11万円を支払い、貸主は1円も払わないという形になります。
- 本来:貸主5.5万円・借主5.5万円
- 現状:貸主0円・借主5.5万円
というのも、仲介手数料は両者の承諾があれば、片方から全額の徴収が可能なんです。契約書に「仲介手数料は借主が全額負担しますよ」とこっそり記載されているわけですね。
ただ、弊社が提供している39roomなら、仲介手数料が最大で39,000円で済みます。物件によりますが、仲介手数料を0円で仲介することも可能なので、物件が決まっている方はぜひご活用ください。
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仲介手数料を値切る客は迷惑?
仲介手数料を値切る客は迷惑なのか。
気になるところですよね。不動産会社の立場から言えば、仲介手数料を値切るお客様は迷惑ではありません。
近年では、SNSの浸透により不動産リテラシーも上がってきていて、不動産業者に仲介手数料のディスカウントを求めるお客様は非常に多いです。
日本文化的に値切ることに抵抗があるかもしれませんが、仲介手数料を値切ること自体は迷惑ではないですよ。
ちなみに賃貸の初期費用には「払わなくていいもの、交渉できるもの」があります。以下にて初期費用を10万円単位で安くする方法を解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
>>【高すぎる】賃貸の初期費用で払わなくていいもの5選!交渉できる項目まで不動産屋が解説
仲介手数料の交渉を断られた理由
では、なぜ仲介手数料の交渉をしても断られるケースが多いのでしょうか。
理由は以下の通りです。
順番に詳細を解説します。
断られた理由①:交渉が強引で高圧的
理由1つ目は交渉が強引であること。
仲介業者も人間です。値引きは当たり前のようなスタンスで高圧的に交渉してこられると、良い気持ちにはなりません。
また、交渉が高圧的だと、入居するまでと入居した後にも「何かトラブルになりそうだな/クレーム言われそうだな」と感じられる可能性が高いです。
原則、貸主と借主で5.5ヵ月分の負担ではありますが、交渉の際は相手を尊重して丁寧なコミュニケーションを取ることをおすすめします。
交渉が面倒くさいのであれば、39roomなどそもそも仲介手数料の交渉が不要なサービスを使うのが一番楽です。
断られた理由②:他に入居希望者が多くいる
引っ越しには繁忙期があります。
物件の種類にもよりますが、3月~4月や9月~10月などは不動産会社も忙しくなりやすいです。
なので、わざわざ仲介手数料を交渉してくる人より、1.1ヵ月分の仲介手数料を負担してくれる人がいれば、そちらを優先するのは至極当然でしょう。
もちろん少しでも安く初期費用を抑えたい気持ちは分かりますが、仲介手数料の数万円の交渉に固執して、入居したい物件を逃すのも損失なので、時期によっては手数料を受け入れるのも手でしょう。
断られた理由③:貸主から手数料を徴収できない
仮に貸主から手数料を1円も徴収できない場合、借主からも手数料を徴収できないと、不動産会社は利益が出ません。
なので、選ぶ物件によっては、どうしても借主が1.1ヵ月分の仲介手数料を負担する形になってしまうんですよね。
「仲介手数料を借主側が全額負担しないなら、こちらは契約しません」というスタンスの貸主側も少ないないので。
ちなみに39roomであれば、仮に貸主から仲介手数料を徴収できない場合でも、借主の手数料は39,000円。どんな物件でも初期費用を抑えることが可能です。
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【SNS調査】仲介手数料の交渉を断られた人達の声
次に、実際に仲介手数料の交渉を断られた人達のリアルな声を調査してみました。
順番に見ていきましょう。
SNS調査①:交渉したら管理会社とオーナーから契約を断られた
両学長のリベラルアーツ大学で家賃交渉の動画で学んで、仲介手数料の事を聞いていたら、管理会社とオーナーから契約を断られた(笑)
— ぴろき(山口裕輝)|プロダーツ選手 (@Hiroki54_ngyr) March 30, 2021
あ、因みにこれは自分の賃貸の話です。
契約書郵送してもらってて書いてる途中に仲介会社から電話が来た。
めんどくせぇ奴って思われたんだろう💦
引っ越しどうしよ笑
両学長のリベラルアーツ大学で家賃交渉の動画で学んで、仲介手数料の事を聞いていたら、管理会社とオーナーから契約を断られた(笑)あ、因みにこれは自分の賃貸の話です。契約書郵送してもらってて書いてる途中に仲介会社から電話が来た。めんどくせぇ奴って思われたんだろう。引っ越しどうしよ笑
SNS調査②:丁寧に交渉したけど切れ気味に断られた
大○建託で仲介手数料は半分じゃないの?って丁寧に交渉したけど明らかに切れ気味な返信きて断られた。あの会社の人間ってみんな民度が低いの謎。質問などは電話いただけると助かります。で最後名前も書かずメール終わり。ビジネスパーソンとしてどうなん?
— YUKA@インコ&柴犬飼いのDオタ初心者 (@yukamonohashi) April 19, 2021
大○建託で仲介手数料は半分じゃないの?って丁寧に交渉したけど明らかに切れ気味な返信きて断られた。あの会社の人間ってみんな民度が低いの謎。質問などは電話いただけると助かります。で最後名前も書かずメール終わり。ビジネスパーソンとしてどうなん?
SNS調査③:無理ならキャンセルでもいいですよ的な事言われた
自分で見つけた物件で、不動産屋に物件探しをして貰ってないから仲介手数料下げてもらえないか交渉したら
— KITAKEN™🎉星団歩行カラオケ追加 (@ktkn_cute) October 29, 2021
うちは一律1ヶ月分でやらせてもらってます←??
って普通に断られた上に、人気物件なんでこの金額で無理ならキャンセルでもいいですよ的な事言われてなかなか気分悪いです👿👿👿
自分で見つけた物件で、不動産屋に物件探しをして貰ってないから仲介手数料下げてもらえないか交渉したら
うちは一律1ヶ月分でやらせてもらってます←??って普通に断られた上に、人気物件なんでこの金額で無理ならキャンセルでもいいですよ的な事言われてなかなか気分悪いです
SNS調査④:料金に同意して申し込んでいるからと断られた
不動産仲介業者に電話し、(以前断られた) 仲介手数料1月分を0.5月分へ変更するよう再度交渉しました。
— なの (@sy_k_nano) June 23, 2022
(現状は審査完了済→週末契約予定)
結論は「一切変更不能」、理由は「料金に同意して申し込んでいるから」とのこと。
争点は「いつ何をもって同意したとみなすか」です。嫌な客です😇 #引越
不動産仲介業者に電話し、(以前断られた) 仲介手数料1月分を0.5月分へ変更するよう再度交渉しました。
(現状は審査完了済→週末契約予定)結論は「一切変更不能」、理由は「料金に同意して申し込んでいるから」とのこと。争点は「いつ何をもって同意したとみなすか」です。嫌な客です #引越
仲介手数料の交渉を断られた人達の声:まとめ
仲介手数料の交渉を断られた人達の声をまとめると以下の通りです。
- 丁寧に交渉したけど切れ気味に断られた
- 料金に同意して申し込んでいるからと断られた
- 交渉したら管理会社とオーナーから契約を断られた
- 無理ならキャンセルでもいいですよ的な事言われた
「高圧的に断られた」との声がちらほら。
不動産会社の中には「仲介手数料を家賃1.1ヵ月分を払わないなら他所へ行け」というスタンスの会社も少なくないです。
往々にして、そういう会社ほど費用のかさましします。丁寧にコミュニケーションが取れない不動産会社は、仕事が低品質なので早めに見切りをつけましょう。
交渉の結果、断られて嫌な思いをしたくない場合は、最初から仲介手数料が格安の39roomをご活用ください。
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仲介手数料の交渉を断られた時の解決策
では、次に仲介手数料の交渉を断られた時の解決策を解説していきますね。
順番に詳細を解説します。
解決策①:再度交渉をしてみる
まずは再度交渉するパターンです。
すでにやっているかもですが、基本的には色んな仲介業者から初期費用を出してもらって、相見積もりするのが基本です。
その上で「ここの不動産は〇〇円だったのですが~」と交渉するのが王道。ただ、再度交渉をしても断られるようなら、見込みは薄いので早々に諦めましょう。
再度、仲介手数料の交渉をする場合は、以下記事をご活用ください。最適なタイミングと最適な交渉例文をまとめています。
>>【100%】仲介手数料をメール交渉する例文!言い方からタイミングまで徹底解説
解決策②:別の費用の交渉を行う
また、別の費用の交渉を行うのも1つの手。
例えば、消臭スプレー代や鍵交換費用、礼金、火災保険、サポート費用、などですね。不動産会社に言えば、貸主へ交渉してくれるケースもあります(39roomでは貸主への交渉もします)。
また、初期費用の中に「書類サポート」系の項目があれば、それは不動産会社に不要だと伝えましょう。本来は仲介手数料に含まれる要件なので、ただの費用のかさましです。
解決策③:仲介業者を変えてしまう
最後は、仲介業者を変える方法です。
同じ不動産会社に交渉を続けても、状況が変わらないことが多いので、別の不動産会社へ乗り換えましょう。
そもそも賃貸物件などはレインズという国が管轄するポータルに掲載する義務があります。そして、不動産会社はレインズを使用しているので、扱える賃貸物件に差はないんですよね(一部ありますが)。
不透明な項目を初期費用に追加して、費用をかさましする不動産会社も少なくないので、怪しいと感じたら乗り換えることをおすすめしますよ。
仲介手数料の交渉を断られた時の解決策:まとめ
仲介手数料は原則とは異なり、借主が家賃1.1ヵ月分を負担する契約が非常に多いのが現状です。
しかし、交渉次第では、仲介手数料を半額程度に節約できるケースも少ないないので、積極的に交渉するべきでしょう。
ただ、高圧的に出たり何度も断られているのに何度も交渉したりはNGです。節度を持って交渉に取り組むべきです。
「交渉するのは心苦しいし、面倒くさいな…」という方は、39roomをご活用ください。仲介手数料を0円か39,000円かで対応が可能です。
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