これから賃貸への引っ越しを考えられている方は、まず何から行動を起こしますか?
とりあえずサイトからマンションやアパートの賃貸情報を収集して、理想の賃貸物件を探していくという方は多いのではないでしょうか?
引っ越しは自分の入居したい賃貸物件を見つけ不動産屋を通して契約締結を行い、鍵をもらって指定日に入居する、ただこれだけのこと。特に複雑で難しいプロセスではないように思えます。
しかし、賃貸物件探しをするうえでいくつかの注意点や基礎知識をおさえておかないと、引っ越しで大きな後悔をすることに。とりわけ不動産業界は闇が多く、情報弱者が損をしやすい世界でもあります。
今回は、「賃貸物件探しで絶対にやってはいけないこと」を過去累計5000以上の取引実績のある不動産のプロが徹底解説します。
後悔のない引っ越しのために、是非本記事を最後まで御覧ください。
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賃貸物件探しで絶対にやってはいけないこと
結論、賃貸物件探しで絶対にやってはいけないことは以下の通り。
順番に解説しますね。
やってはいけないこと①:期日や目的を設定せずダラダラ探す
賃貸への引っ越しを考えるにあたって、ありがちなのが漠然と不動産サイトで物件情報を眺める日々を過ごし続けること。
いつまでも納得のいく物件が見つからず、延々と日々情報が更新される不動産サイトを眺めているだけで一向に引っ越しができない事態になりやすいです。
そもそも今回何故引っ越しを考えるのか、いつまでに引っ越しを完了させておくことが望ましいのか事前にしっかりと考えておくことが重要。
例として現物件の2年更新のタイミングが近づいており、更新費用を払う前に現状より少しグレードを上げた物件に住み替えたいということであれば期日や目的も明確ですね。
一般的には入居予定日の2~3ヶ月前から準備を始めることが推奨されます。また、準備開始から引っ越し完了までの流れは以下を意識するとスムーズかと。
引っ越しの流れ
- 2~3ヶ月前
- 予算の確認と設定:
- 家賃、敷金、礼金、仲介手数料、引っ越し費用などを含めた予算を確認します。
- 引っ越し先の地域を決定:
- 通勤・通学の利便性や生活環境を考慮し、引っ越し先の地域を選びます。
- 物件探し:
- 不動産仲介業者のサイトやアプリを利用して、希望条件に合う物件を探し始めます。
- 内見の予約を取り、実際に物件を見学します。
- 1~2ヶ月前
- 物件の決定と契約:
- 気に入った物件が見つかったら、申し込みを行い、審査を受けます。
- 審査が通ったら、契約を締結します(賃貸借契約書の確認、サインなど)。
- 引っ越し業者の手配:
- 引っ越し業者に見積もりを依頼し、業者を決定します。
- 引っ越しの日程を決定します。
- 各種手続きの準備:
- 住所変更(住民票、運転免許証、銀行口座など)の手続きを確認します。
- インターネット、ガス、水道、電気などのライフラインの開通手続きの準備をします。
- 2~4週間前
- 荷造りの開始:
- 不要なものは処分し、必要なものを梱包し始めます。
- 荷造りを計画的に進め、引っ越し当日に間に合うようにします。
- 転居届の提出:
- 郵便局に転居届を提出し、郵便物の転送手続きを行います。
- 1週間前
- 引っ越し準備の最終確認:
- 荷造りが完了しているか、再確認します。
- 引っ越し当日のスケジュールを確認します。
- ライフラインの手続き:
- ガス、水道、電気、インターネットの解約や移転手続きを確認します。
- 引っ越し当日
- 引っ越し作業:
- 引っ越し業者が来る前に荷物の最終確認をします。
- 旧居の掃除を行い、鍵を返却します。
- 新居での荷物の受け取りと配置を行います。
やってはいけないこと②:手当たり次第に内見する
二つ目のやってはいけないことは、手当たり次第に内見をすること。
不動産サイトや街の不動産屋で見かけた賃貸物件をなんとなくいいなと感じたらすぐに、内見希望を出される方は多いです。
勿論、内見自体は賃貸物件の良し悪しを見極めるうえで非常に重要といえますが、時間も労力も伴うものであることには変わりありません。
しかも、都市部などの人気物件であれば内見を一度してから申し込みまで間をあけてしまうとすぐに他の入居者が入ってしまうこともしばしば。
ある程度確度が高めの物件を事前に精査したうえで、内見は最終確認の意味合いに近いといった感覚で物件探しをしないといつまでも最適な賃貸が見つからず、いたずらに体力や時間のみが消耗されることになりかねません。
また、仲介業者はあくまで契約締結でのみ利益が得られる完全成果報酬型のモデルをとっているところがほとんどなので、いたずらに内見のみを求められると確度の低い顧客として対応がおざなりになるケースも。
いずれにせよ手当たり次第に内見をすることは、避けた方がよいです。
やってはいけないこと③:自分の希望条件を整理せずに探す
自分の希望条件を整理せずに物件を探すことも賃貸物件探しで絶対にやってはいけないこと。
賃貸物件に自分はどんな条件を求めるのか、またその中で優先順位はどのようになるのかは物件探し前に整理をしておいた方がよいです。
無数に存在する物件ベースで見つけようとすると、リサーチ漏れに契約後に気付いて後悔することも。
賃貸への希望条件として具体的に挙げられるものは以下の通りです。
- 家賃
- 立地
- 間取り
- 築年数・設備
- セキュリティ
- 駐車場
- ペット可否
注意するべき点として、希望条件を全て満たすような物件は見つかりにくい故に、列挙するだけでなく優先順位をしっかりとつけること。絶対に譲れない条件は3個程度に絞って理想に近づけていくイメージかと。
やってはいけないこと④:スペックを重視して家賃を度外視
募集中の賃貸物件の情報に具体的に触れていくうえでありがちなのがこのスペックを重視して家賃を度外視してしまう問題。
先述の通り、自分の賃貸物件への希望条件は整理しておくことが重要なのですが、物件探しにあたって生活に直接関わる魅力的な物件を複数目の当たりにする中で優先順位に歪みが生じてしまうケースですね。
こんな魅力的な物件に入居できるのであれば毎月の家賃は多少無理をしても問題ないかと判断をされてしまい、入居後の固定負担額の高さに生活が辛くなる方も。
誰しもが思い浮かべる理想の物件は、往々にしてスペックが高いもの。クレジットのローンと同様、未来の支払いだからと衝動的に契約を結ぶと後悔につながります。
やってはいけないこと⑤:入居費用の節約余地を理解せずに探す
家賃含めて入居費用の節約余地を理解せずに物件を探すと、大損をする可能性があります。
敷金、礼金、仲介手数料、前家賃などの初期費用を事前に把握しないと、引っ越し後の生活費に大きな影響を与えるほどの経済負担になることも。
また、家賃交渉、フリーレント(一定期間の家賃無料)、仲介手数料などの交渉手段を知らないと得られるはずの経済的利益を逃す恐れがあります。
さらに地域の家賃相場や隠れた費用項目(共益費、駐車場代、短期違約金など)を理解しておくことも長期的に見て不利な契約を結ぶことを回避するためには必須。
初期費用の全体理解と、節約できる項目を網羅的に理解されたい方は以下の記事をご参考にしてみて下さい。
やってはいけないこと⑥:仲介業者を適当に選ぶ
賃貸物件探しで絶対にやってはいけないことの最後の一つは、仲介業者を適当に選ぶこと。
賃貸物件の方にばかり注目が行き、同時に目に入った不動産仲介業者に契約を依頼されるという方は本当に多いです。
本記事を読まれている方にも「引っ越しなんて物件の良し悪しで決まるのだから、一度良い物件が見つかってしまえば不動産仲介業者なんて選定余地はないのではないか」と思われている方もおられるでしょう。
これには不動産仲介業者にまつわる誤解が大きく関わっているといえます。
次章にて詳しく解説しますね。
不動産仲介業者にまつわるよくある誤解
不動産仲介業者にまつわるよくある誤解の代表格は以下の通り。
これらは世間的に幅広く認識されている誤解で、知らないだけで引っ越しにて大損をする可能性がでてきます。
順番に解説しますね。
誤解①:同物件の初期費用がどこも同じ
まずは、どこの不動産仲介業者でも同じ物件であれば提示される初期費用は同じになるということ。
これは大きな誤解で、同じ物件でも不動産仲介業者ごとに初期費用の見積もりが変わります。
理由としては仲介業者に支払う料金である仲介手数料が上限が家賃1か月分であるものの、一律料金ではないため。
また、家主、管理会社など貸主サイドに支払うその他料金も仲介業者によって提示額が異なったり、交渉能力によって後発的に変わる可能性があります。
同じ物件に対しての初期費用は仲介業者ごとに変わるということを念頭に、適宜相見積もりをとることで初期費用の大幅の節約が見込めます。
誤解②:非公開物件を各社多数保有
二つ目は、非公開物件を各社多数保有しているという誤解。
これは不動産屋がよくマーケティング戦略の一環として、「非公開物件紹介可能」といった売り文句で広告をよくしていることに起因します。
貸主(オーナー)目線で考えた場合非公開物件として限定的に紹介されることは利益観点でのメリットはありませんし、不動産屋専用の物件情報ネットワークにほとんどの物件が共通登録されていることから各仲介会社がこぞって公開しようとするもの。
要するに、各賃貸物件情報は迅速に公開されることがほとんどかつ非公開物件として保持される時間は限られています。
以上より非公開物件を不動産仲介会社が多数保有できる余地は物理的にないといえます。
誤解③:各仲介業者で紹介可能な物件が大きく異なる
三つ目は各仲介業者で紹介可能な物件が大きく異なるというもの。
先述の通り、不動産屋がアクセス可能な「レインズ」という巨大なポータルサイトに各物件情報は基本的に掲載され、情報として共有されています。ちなみにレインズは国土交通省直轄。
貸主(オーナー)目線で、全国多数の不動産屋間のネットワークを全面的に利用することで迅速かつ確実に借主を探したいという意向に基づいたシステムとなっています。
各仲介業者はこのシステムにのっとって、物件を顧客に紹介している故に紹介可能な物件にはほとんど差ができないのです。
誤解④:管理会社の役務領域と混同
四つ目は、管理会社の役務領域と混同すること。
管理会社は賃貸物件の維持・管理、入居者の募集・対応、家賃の集金、修繕・メンテナンス、契約更新やトラブル対応など、オーナーの代わりに物件管理全般を行う業務を担当します。
対して不動産仲介会社は、賃貸物件や売買物件の紹介、契約手続きのサポート、物件の内見調整、条件交渉、契約書作成、引き渡しまでの手続きを円滑に行う役割を担うもの。
皆さんが賃貸募集中のネット広告や看板を見て、来訪している事業所は基本的に不動産仲介会社です。契約締結直前ないしは契約直後に別の業者がでてくるとすればそれが管理会社(※大家のケースも)。
ちなみにSUUMO(スーモ)や、HOME’S(ホームズ)、アットホームなどのプラットフォーム運営企業は管理会社でも仲介会社でもありません。
不動産情報の提供やプラットフォームの運営を主として、他部分は提携先の外部企業(仲介会社、管理会社)に委ねるというビジネスモデルです。
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賃貸物件探しは基礎知識をつけてからがおすすめ
ここまで賃貸物件を探すうえで絶対にやってはいけないことを解説してきましたが、後悔のない選択をするためには前提として基礎知識をつけることがおすすめになります。
賃貸物件そのものに関する知識のみならず、不動産会社にまつわる知識も重要。
なお、選ばないほういい賃貸物件の特徴は以下の記事にて網羅的に解説していますので是非ご覧下さい。
また、業界知識に基づいて不動産会社に関連する基礎知識とカモにされないための方法についても補足していますのでこちらもご参考に。
【後悔】賃貸物件探しで絶対にやってはいけないこと:まとめ
賃貸物件探しで絶対にやってはいけないことは以下の通り。
後悔のない賃貸物件探しを行うためには、物件と不動産会社に関する基礎知識をつけることが重要です。本記事と掲載した参考記事を一通り御覧になれば後悔するリスクの軽減につながるはず。
また、不動産業界特有の不透明性をゼロにしてお客様ファーストでの取り組みを行っているのが弊社サービス39roomになります。
賃貸物件を探している、あるいは入居を検討している物件が既にあるという方は是非ご活用くださいませ。
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