【12選】住まない方がいい間取りの特徴!後悔しないための秘訣まで徹底解説!

【重要】住まない方がいい間取り選!特徴と後悔しないための秘訣を徹底解説!

賃貸に引っ越しをする時に、あなたはどんな条件を重視しますか?

家賃、立地など複数の要素がありますが特に間取りを気になされる方は多いでしょう。

言うまでもなく間取りは、賃貸の生活空間としての良し悪しを決める重要な要素です。

実際間取り選びを失敗して引っ越し後に後悔をされたという方も多数おられます。では住まない方がいいとされる間取りにはどんなものがあるのでしょうか?

そこで今回は、賃貸で住まない方がいい間取りとその特徴について過去5000以上の不動産取引を行ってきた私が徹底解説します。

本記事にて、引っ越しの賃貸選びで後悔しないための秘訣を理解することができるので是非最後までご覧ください。

この記事の監修者
監修者 大槻陽一
大槻 陽一

株式会社GKコンサルティング代表取締役。累計5,000件以上の不動産契約の実績を持つ。仲介手数料が0円になる39room/01HOUSEを提供中。

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目次

【12選】住まない方がいい間取りの特徴

結論、住まない方がいい間取りの特徴は以下の12個です。

これらは一概に選んではいけない間取りというわけではありませんが、デメリットを理解したうえで慎重に判断する必要があるものを12個ピックアップしました。

順番に解説しますね。

特徴①:ロフト付き

1つ目はロフト付きの物件。

正直、ロフトは個人によってかなり好き嫌いが分かれる間取り。代表的なロフトのデメリットは以下の通りです。

ロフトのデメリット
  • 夏に湿気が溜まり暑くなりやすい
  • 高所落下のリスクがあり危ない
  • ただの荷物置き場になりやすい
  • 居室スペースが狭くなる
  • 家具のレイアウトが難しくなる

特に、1Kや1DKなど一人暮らし用の物件で多い、ロフト以外の居住スペースが狭いタイプのものはおすすめできません。何故ならロフトを生活空間として効率的に利用することが困難なため。

夏場は湿気や温かい空気が溜まりやすく、寝室としての利用は難しく、荷物置き場としての利用目的でも肝心な生活空間が狭まりトータルで居心地が悪くなることも多いです。

ちなみに一人暮らし用のロフト付き物件のデメリットについてはここまでの内容含めて以下の記事にて詳しく説明しているので是非ご参考にしてみて下さい。

またファミリー層に向けての広めの物件の場合でもロフトには高所落下のリスクがあり、子供への心配事が増える可能性も。

実際に以下のような声も確認できましたので、やはりロフト付きの物件を選ぶ際には慎重に判断した方がよいでしょう。

ロフト暑すぎてやってられん。夏場は1階に寝床作る

ロフトで寝ないことで何が問題かって、物置きにしてるロフトへ上がるためのハシゴを掛けづらいことなんだよな。1階フロアで寝るためにはハシゴをしまわないと邪魔で寝られない。
すのこ無しならしまわなくてもいいけど、すのこ敷かないとフローリングカビやすいと

ロフトから落ちるのは危ない

特徴②:玄関が狭すぎる

2つ目は、玄関が狭すぎること。

玄関が狭すぎると、家の出入り時にストレスがかかりやすくなります。具体的には靴の着脱時に無理な体勢をとらなければならなかったり、靴や傘を置くスペースがないことで足の踏み場がなかったりなど。

出勤など毎日外出の際に、必ず使うことになる玄関だからこそ物件の間取りとして重要な要素といえます。

最低限の広さがあり、外出時に負担が少なくなるような玄関を持った物件を選ぶのがおすすめです。

玄関狭すぎ💦笑
靴多すぎて置き場無くなったから靴箱買ったけどそれ置いたらもう玄関狭すぎてスペース無い。威圧感。もう玄関無い。

特徴③:コンセントが少ない

3つ目はコンセントが少ないこと。

これは地味に見落としがちな点ですがコンセントの数が少ない、コンセントが変わった場所にある物件の場合家具のレイアウトに困ることが多いです。

特に、冷蔵庫、テレビ、洗濯機、電子レンジなど主要電化製品については大きさもあり部屋のレイアウトを決めていくうえでまずはじめに配置を考えるパターンが一般的。

コンセントが少ないことでこれらの場所を決めづらく、結果家具配置の自由度が下がることにつながるのです。また、現代のインターネットに依拠した生活様式を考慮しても何かと不便につながりやすいもの。

コンセントの位置や数は事前にチェックをしておいた方がよいでしょう。

賃貸ってコンセント少なすぎじゃない?
PC周りだけで10個くらい必要なんですけど。
電源タップを使って拡張しているけど、最大消費電力1500Wを超えてしまいそうな気がする。

特徴④:廊下や室内ドアがない

4つ目は廊下や室内ドアがないもの。

廊下や室内ドアなど玄関から部屋の敷居的役割をするものがない特にワンルームタイプの場合、トイレの使用音が響きやすかったりキッチンのにおいが部屋に充満しやすいというデメリットがあります。

また、他にも外からの騒音が聞こえやすい、エアコンが利きにくいといったも懸念も。

一人暮らし用ならまだしも、同棲など複数人で居住を考えている場合は上記のデメリットは死活問題になることもあります。

また、玄関口や窓から部屋が丸見えになりやすいため女性の一人暮らしなどセキュリティーやプライバシー面を気にされる場合はおすすめできません。

特徴⑤:キッチンの防臭対策がされていない

5つ目の特徴はキッチンの防臭対策がされていないこと。

キッチンの匂いや汚れが居室に広がりやすいと、快適さが損なわれる可能性があります。

キッチンの防臭設備として、匂いや蒸気を外に排出するための装置である「レンジフード」が完備されているか、匂いがリビングルームに充満しないようにキッチンの間取りが設計されているかに注目するとよいでしょう。

ちなみに、以下のようにビニールカーテン等を利用するなど後からDIYによる工夫で防臭対策をとられる方もおられます。

うち対面型?のキッチンなんだけど、換気扇の横にビニールカーテンみたいに大きい袋ぶら下げて換気扇つけたら、部屋に充満する匂いが半減する✨
隙間空いてるのに効果絶大ですごい

築年数が長めで家賃が安めの物件の場合、対策が不十分であることも多いので要注意です。気になる方は管理人や不動産会社に問い合わせてみるのもおすすめ。

特徴⑥:キッチンが狭すぎる

6つ目はキッチンが狭すぎること。

自炊等で料理を積極的になされる方には、これはとても不便になります。また、自炊を行おうと思ってもシンクが小さすぎたりまな板や食材を置くスペースがろくにないようなキッチンであれば、やる気がそがれて外食やコンビニご飯が増えがちに。

金銭面、健康面を考えると最低限自炊はできるようにキッチンスペースは一定確保された間取りを選ぶことがおすすめでしょう。

都内で安い賃貸しか選べない人は、自炊して食費安く抑えた方がいいけど、キッチンが狭すぎて自炊できるような環境じゃない。結果食費を抑えることによる貯金がしにくい、いつまでも狭いキッチンから脱出できない。
このループ何とかして

特徴⑦:日当たりが悪い

7つ目は日当たりが悪いこと。

日当たりが悪い物件では、湿気がたまりやすくカビや病原菌が繁殖しやすく健康面を考えると非常によくない環境といえるでしょう。

日中に十分な日光や風が入らないような間取りをしている、窓が適切な位置にない等の物件はやめておいたほうがいいです。

また一見日当たりが良く見えても、日中の特定の時間帯で隣接している建物の陰になってしまうような例もあるので注意が必要。

実際に検討している物件の場所を見に行き、太陽の方角や周辺の建物環境を確認しておくのがおすすめ。こちらも管理人や不動産会社に尋ねてみるのもありでしょう。

特徴⑧:奇抜な形の間取り

8つ目は奇抜な形の間取りをしていること。

部屋の位置の関係で、部屋の形が緩いカーブ構造になっていたり隅が三角形の構造をしているものなどが該当の例です。また、部屋の中の不自然な位置に柱がある場合もこれに含まれます。

このような物件の場合、単純に居室として使い辛く、デッドスペースが増えてせっかくの居室スペースがもったいないことになるリスクに

奇抜な形の間取りは建物の構造上、一つのアパートやマンションに数部屋できてしまう場合も珍しくなく、家賃が安めに設定されていることも珍しくはありません。

しかし、その分使い勝手が悪く、人気が出にくい故の価格設定の可能性があるということを理解しておきましょう。

特徴⑨:収納スペースが乏しい

9つ目は、収納スペースが乏しいこと。

収納スペースが十分になかったり、そもそも収納スペースがない賃貸には要注意です。自分で収納家具を買い足したとしても部屋のスペースが大幅に狭くなってしまったり、圧迫感が出てしまうケースもあります。

実際、基礎的な収納スペースがない分、空間的に広めに見えるように設計をされているような賃貸も存在します。後から収納家具を配置したところ後悔するというやつですね。

こうした物件は相場より家賃が安く設定されていたり、フリーレント物件になっていることもしばしば。また利便性よりも芸術性を重視するデザイナーズマンションにもよく見られる特徴です。

洋服など荷物の多い方には不便に感じる可能性が高いので住まない方がよいでしょう。

今の賃貸自宅で赤ちゃん1人プラスして生活していくとなると色々と不便で圧倒的に収納スペースがなさすぎるからどうにかしなあかんねんけど、そうなると洋服とか収納できる物と、キッチンボードも新しいのに買い換えたい あと出来るだけ育児を楽にできるようにやっぱりウォーターサーバーも欲しい

特徴⑩:部屋数が多すぎる/広すぎる

10個目は、部屋数が多すぎる/広すぎること。

当然入居を考えている人数によって生活に必要なスペースは変わってくるもの。広すぎても狭すぎてもダメなのです。

必要以上に部屋数が多い、広すぎる賃貸を選ぶことによってデッドスペースが増えたり毎月の高い家賃分が無駄になってしまうことにつながります。また掃除の負担も大きくなったり、生活動線面での不便さの原因にも。

ちなみにSUUMOの報告によると一人暮らしの場合、キッチンスペースとリビングルームが一部屋あれば事足りると考えている人も多く、25㎡以内かつ1K、ワンルームを選択する人が全体の7割近くを占めているとのことです。

子供がいる場合は、今後出産の予定があるなど入居人数に応じて適切な部屋数や広さを考えることが重要ですね。

一人暮らし、一部屋と物置けるスペースくらいの規模でぜんぜん足りると思った。まさか広すぎて不便という感覚に陥るとは思ってなかった。

特徴⑪:3点ユニットバス付き

11個目は、3点ユニットバス付きの物件。

3点ユニットバスとは、浴槽、洗面所、トイレが一つのまとまりで設計されたバスルームのことです。こちらもロフト同様にデメリットが存在し、かなり好き嫌いが分かれる設備。

3点ユニットバスの代表的なデメリットは以下の通りです。

3点ユニットバスのデメリット
  • お風呂とトイレが同時に使えない
  • カビや湿気がたまりやすく清潔を保ちにくい
  • ゆっくりと湯舟に浸かれない

このように何かと不便な点があるのが3点ユニットバスです。私も不動産取引の仕事の中で特に衛生面で敬遠される方が多いといった印象を持っています。

ユニットバス が嫌いなんですよ
浄化スポットと不浄スポットが同じ狭い空間にあるの耐えられんだろ

ただし、一人暮らしの場合家賃の安さなどのメリットの方を優先されたいという方も。

デメリットとメリット双方をきちんと把握したうえで天秤にかけて判断されるおすすめです。3点ユニットバスについては以下の記事にて詳細に解説していますので是非参考にしてみて下さい。

特徴⑫:和室付き

12個目の特徴は和室付きの物件。

本記事3度目にして最後の好き嫌いが大いに分かれる設備になります。

都内では、築年数が比較的長い古めかつ1LDK~3LDKの部屋タイプで度々和室付きの入居者募集中の賃貸を確認できます。

日本固有の文化のシンボル的存在の和室ですが、文化的魅力やこだわりを持つ人以外には意外と不便な点も多く、必ずしも必要とはいえない設備。

以下の記事を参考に、和室のデメリットやメリットをよく理解したうえで、検討されることがおすすめです。

間取りで後悔しないための秘訣

ここまで、住まない方がいい間取りの特徴を解説しました。

これらは、冒頭の説明通り個人によって判断基準が変わる賛否が分かれやすい間取りの特徴。つまり人気が集まりにくく、家賃が相場より落ちやすい物件の特徴といえるものも多いです。

結局、最終的に賃貸物件の入居後に間取りで後悔しないための秘訣は以下の3つ

間取りで後悔しないための秘訣
  • 各間取り条件の優先順位を決める
  • 懸念事項は不動産会社に問い合わせる
  • 初期費用と家賃のトータルコストで目安を決めておく

賃貸を検討するにあたってまず自分の生活様式や、価値観に基づいて各間取り条件で絶対に譲れないものを列挙しておくことがおすすめです。

そして、条件に沿った物件か否かは内覧等でなるべく自分の目で直接確認し、懸念事項があればプロである不動産会社に問い合わせるのがベスト。

勿論、家賃や初期費用含め賃貸物件にかけられるトータルコストの上限を考えたうえで各種自分自身やご家族と要相談のうえ理想の間取り条件の物件を見つけていくことが重要になります。

理想の間取り条件を満たす物件の家賃分はどうしても譲れない分、何とか不動産会社に支払う仲介手数料の分を無料にして初期費用をおさえたいという方は是非弊社39roomをご利用下さい。

【12選】住まない方がいい間取りの特徴:まとめ

住まない方がいい間取りの特徴は以下の通りでした。

これらは人によって賛否が分かれやすい間取りの特徴なので、初期費用と家賃のトータルコストや自身のライフスタイルや入居人数に応じて慎重に良し悪しを判断するのがおすすめです。

間取りを充実させようとするとコストはどうしてもかさんでしまうもの。せめて引っ越しの際に高額請求になりがちな初期費用を節約できれば嬉しいですよね。

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