【解決】うるさい隣人を黙らせる方法6選！隣の部屋がうるさい時の対策を徹底解説

『騒音』はあるあるの隣人トラブル。

放置しておけば騒音がストレスになりますし、かと言って隣人に高圧的に仕返しをすれば、大きなトラブルや犯罪に発展してしまうリスクもあります。

そこで今回は「うるさい隣人を黙らせる方法」を不動産のプロが徹底解説していきます。

本記事を読むことで、隣の部屋がうるさい時の対策方法を理解でき、極力リスクなく騒音トラブルを解決できるようになりますよ。

【結論】隣人がうるさい時の対策方法

結論から言うと、隣人がうるさい時の対策方法は主に下記2つとなります。

何か物事を解決したい場合はシンプルで「①自分が相手を変えるか、②自分が変わるか」のどちらかです。

それぞれの観点で、具体的な対策方法を下記にて順番に解説していきますね。

うるさい隣人を黙らせる方法：一軒家編

では、まず「うるさい隣人を黙らせる方法：一軒家編」から見ていきましょう。

順番に解説しますね。

黙らせる方法①：町内会に相談する

うるさい隣人の騒音問題に対処するための最も効果的な方法は、町内会への相談です。

町内会は地域コミュニティを代表する組織であり、調停役として機能し、双方の話を聞いて中立的な立場から解決策を提案してくれます。騒音が発生する時間帯や頻度、その騒音がどの程度の大きさであるかを詳しく伝えることで、町内会も適切な対策を考えやすくなるでしょう。

町内会への相談は時間がかかる場合がありますが、町内会が介入することで、より平和的な解決が期待できますよ。

黙らせる方法②：民生委員に相談する

民生委員は地域住民の生活支援を行うボランティアで、地域で発生する様々な問題に対しての相談窓口です。

民生委員に相談するメリットは、隣人同士の問題をより親密に、かつ個別に扱ってくれる点。民生委員は、対話を通じて問題を解決することに長けており、特に高齢者や長期間その地域に住んでいる人々に対する信頼も厚いです。

相談をする際は、事前に騒音の記録や、影響を受けている具体的な状況を整理しておくとスムーズ。民生委員は、町内会と同じく、事を荒立てずに両者の間に立って調整を試みてくれますよ。

黙らせる方法③：法テラスへ無料相談する

法的な手段を考慮する前段階として、法テラスの無料相談を活用するのもあり。

法テラスは、法的なトラブルに対して無料または低価格で相談に乗ってくれる公的機関です。町内会や民生委員とは異なり、騒音問題が法的な観点からどのように扱われるべきか、どのような対応が可能かというアドバイスを得ることができます。

無料相談を通じて、もし法的な対応が必要な状況であると判断された場合は、法テラスがさらに詳細な支援へとつなげてくれることもあるので、いきなり訴訟などではなく、まずは法テラスへの相談が良いでしょう。

以上が「うるさい隣人を黙らせる方法：一軒家編」です。①②③の順番でライトに対策していくのが大切です。

うるさい隣人を黙らせる方法：マンション/アパート編

次に「うるさい隣人を黙らせる方法：マンション/アパート編」を見ていきましょう。

順番に解説しますね。

黙らせる方法①：管理会社に相談する

まずは管理会社への相談が効果的。

管理会社は、建物の運営を担当しており、住民間のトラブル解決も仕事の1つです。ただ、証拠なしに相談だと難しいので、騒音の発生状況を具体的に記録し、できるだけ詳細な情報を提供することが重要です。

騒音の日時や持続時間、騒音が発生する状況を記録したものを管理会社に提出することで、迅速に行動に移してくれるでしょう。

黙らせる方法②：ポストへ手紙を投函する

また、直接話をする前に手紙を利用する方法もあります。

直接的な対立を避けながら、冷静にコミュニケーションが取れるのが最大のメリット。手紙を書く際は、感情的にならずに、事実を丁寧に伝える言葉を選ぶことが重要です。

▾手紙の例文

〇〇号室
〇〇様

拝啓、普段より大変お世話になっております。この度は、住環境について心苦しいお願いを申し上げることとなり、筆を執っております。

私事で恐縮ですが、最近、特に夜間において、隣室からの音が大きく、私の生活に影響が出ております。具体的には、音楽やテレビの音量が高い時があり、夜遅くまで続いていることがあります。

皆様にはそれぞれ生活のリズムがあり、生活の一部として音楽を楽しむことも理解しておりますが、可能であれば、特に夜遅い時間帯には音量を少し控えていただけますと大変ありがたく思います。お互いに快適に生活できるようご配慮いただければと思います。

この件について、お話し合いの場を持つことも可能ですので、ご都合の良い時にお知らせください。誠実な対話を通じて、お互いに納得のいく解決を図りたいと考えております。

最後になりましたが、突然のお願いで驚かれたことと存じますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。今後とも良好なご近所関係が続きますよう、心より願っております。

敬具

[あなたのフルネーム]
[あなたのアパート名・部屋番号]
[連絡先電話番号]
[日付]

管理会社へ相談したものの、効果を実感できない場合のネクストアクションとして、手紙は有効と言えるでしょう。

黙らせる方法③：警視庁総合相談センターへ相談する

騒音問題が解決しない場合は、警視庁総合相談センターへ相談するのもありです。

前述した通り、法テラスへの相談もありですが、より緊急性が高い時は警視庁総合相談センターへの相談が望ましいでしょう。

警視庁の介入には強い影響力があるので、騒音問題の即時解決に繋がる可能性が高いです。しかし、いきなり警視庁の介入を選ぶと、その後のご近所付き合いで気まずさを覚えるかもしれませんので、最終手段だと認識しておきましょう。

以上が「うるさい隣人を黙らせる方法：マンション/アパート編」です。先ほどと同じく①②③の順番でライトに対策していくのが大切です。

隣人がうるさい時の対策方法

次に、隣人がうるさい時の対策方法（騒音対策を講じる）を解説していきますね。

順番に見ていきましょう。

うるさい時の対策方法①：防音グッズを買う

隣人の騒音に悩まされている場合、防音グッズの購入は手軽で即効性のある対策の1つです。

例えば、防音カーテンや防音マットは、部屋の壁や窓に取り付けることで、外からの騒音を減少させることが可能。ドア用の防音シートも非常に効果的で、ドアの隙間から漏れる音を遮断することが可能です。

一定のコストがかかりますが、騒音対策ができると同時に、自分が出す騒音も外に漏れにくくすることが可能ですよ。騒音問題になると、だいたい「あなたもうるさいですよ？」と反論されるので、自身の騒音対策も大切です。

うるさい時の対策方法②：隣人が引っ越すまで待つ

隣人が引っ越すのを待つという選択肢もあり。

直接的な解決策ではありませんが、状況によっては最もストレスの少ない方法となる場合があります。下手にコミュニケーションを取ると、喧嘩や犯罪にまで発展するケースもありますからね。

ただ、隣人がすぐに引っ越すとは限りません。なので、期間を設けて「〇ヵ月は我慢してみる」のように、区切りをつけるのがおすすめです。

うるさい時の対策方法③：自分が引っ越しをしてしまう

一番簡単なのは自分が引っ越すことです。

仮に隣人を黙らせようと対策を講じたとしても、徒労に終わるケースもあります。また、一時は解決されても、嫌がらせや軽犯罪などへ発展してしまうケースもあります。

要するに、相手を変えようとすると時間もかかりますし、それなりのリスクを負うということです。なので、一番楽で実はストレスがないのが自分が引っ越してしまうことなんですよね。

とはいえ、引っ越しには時間と費用がかかるため、自分の予算と要相談ではあります。もともと引っ越し予定があったのであれば、早めに引っ越ししてしまうのがおすすめです。

>>【決め方】賃貸2年契約で引っ越しするタイミングは？1年や2年ではもったいない？

ちなみに引っ越しの際は、39roomの活用がおすすめです。仲介手数料が無料もしくは39,000円になるサービス。賃貸の初期費用を10万円単位で安くすることも可能なので、ぜひご活用ください。
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【体験談】隣の部屋がうるさい時はどうする？

次に、SNS上で隣の部屋がうるさい時はどうするのか？を体験談ベースで集めてみました。

順番に見ていきましょう。

体験談①：引っ越すのが一番だよって結論が出た

なんか助けになるやつないかggってみたけど、隣の部屋がうるさい場合の対策アイテムいろいろあるけど中途半端にアイテムでお金使うよりは引っ越すのが一番だよって結論出ててoh…

— ワワタヌキ (@narunaru_mikan) October 5, 2022

なんか助けになるやつないかggってみたけど、隣の部屋がうるさい場合の対策アイテムいろいろあるけど中途半端にアイテムでお金使うよりは引っ越すのが一番だよって結論出ててoh…

体験談②：管理会社に電話したら警察に通報してくださいとのこと

隣の部屋がめちゃくちゃうるさい💦ここのマンション防音対策してあるんだけど何人かで集まってゲームして騒いでる感じ😑ありえんくらいの大声だわ💦管理会社に電話したら、あまりにもひどかったら警察に通報してくださいとのこと😅寝れない😑時々静かになるから通報していいか悩む😅

— あつまれ！で集まったあつ森ファン♡マイクラ初心者（yuka） (@abcy859) April 9, 2022

隣の部屋がめちゃくちゃうるさい。ここのマンション防音対策してあるんだけど何人かで集まってゲームして騒いでる感じ。ありえんくらいの大声だわ。管理会社に電話したら、あまりにもひどかったら警察に通報してくださいとのこと。寝れない。時々静かになるから通報していいか悩む

体験談③：木造は工事の音が響くし隣の部屋も夜うるさい

木造にはすまんようにしような
工事の音が響くし隣の部屋も夜うるさいときなんの対策もできん

— たま (@2stms2) February 26, 2020

木造にはすまんようにしような。工事の音が響くし隣の部屋も夜うるさいときなんの対策もできん

体験談④：隣の部屋がうるさい時は大音量でお経を流す

隣の部屋がうるさい時は大音量でお経を流します。一人暮らしのライフハックです。

— 死なば諸共 (@ZQ_yo_kai) August 11, 2022

隣の部屋がうるさい時は大音量でお経を流します。一人暮らしのライフハックです。

体験談⑤：隣の部屋のうるさいやつを黙らせるために壁ドン

私はまだ隣の部屋のうるさいやつを黙らせるための行動のことだけを壁ドンと言うようにします。

— 八坂 (@ningen_daihyo) September 29, 2023

私はまだ隣の部屋のうるさいやつを黙らせるための行動のことだけを壁ドンと言うようにします。

隣の部屋がうるさい時はどうする？：まとめ

隣の部屋がうるさい時はどうするのか？をまとめると上記の通り。

仕返しをしようと試みる方もいれば、引っ越しをしようと考える方もいました。

詳しくは後述しますが、仕返しをするのは愚策です。隣人トラブルで犯罪に発展するケースも多々あるので、結局は被害を大きくしてしまう可能性が高いです。

なので、基本的には第3者を挟んでの意見、無理なら手紙でコンタクト、それでも難しいなら法的手段といった流れを取りましょう。金銭的に余裕があるなら、引っ越しが最適解です。

>>【結論】引っ越しが安い時期は？引っ越ししない方がいい時期まで徹底解説

隣の部屋がうるさい時にやってはいけないNG行動

繰り返すようですが、騒音の隣人トラブルは対処方法を間違えると、大きなトラブルに発展しかねません。

なので、次に隣の部屋がうるさい時にやってはいけないNG行動を解説していきますね。

順番に見ていきましょう。

NG行動①：いきなり110番へ通報する

隣の部屋からの騒音に直面した際、すぐに警察に通報する行為は避けるべきです。

まず警察としては事件性の薄い騒音トラブルへの優先順位はかなり低いです。そもそも動いてもらえない可能性が高いです。仮に動いてもらえても、相手からすれば何が起きているのか把握できません仮に騒音元が想定と違った場合、それこそ別のトラブルに繋がってしまいます。

前述した通りですが、相手を変える選択肢を採るのであれば、まずは事実確認と証拠の確保、その後にライトにできる対策を順々に採っていくべきでしょう。

NG行動②：壁ドンなどの騒音返しをする

隣の部屋の騒音に対して、壁ドン（壁を叩くなどの反撃をする）行為は、問題を解決するどころか、さらに悪化させる可能性があります。

壁ドンは一時的な感情の発散になるかもしれませんが、壁ドンをやることで何も解決はされません。下手すると犯罪まで発展してしまう可能性すらあります。

結局、同じ土俵に立ってしまうことになるので、本当に騒音が嫌なのであれば、騒音を録音して第3者へ相談するところから始めましょう。

NG行動③：無許可で掲示板へ張り紙をする

共有スペースへの無許可での掲示は、多くの場合は管理規約違反となり得ます。

掲示板へ張り紙をする場合は、あくまで管理会社に許可をとったうえで、高圧的ではなく冷静な文面にて掲載するべきです。

以上が隣の部屋がうるさい時にやってはいけないNG行動です。あくまで相手を変えるなら、ライトに少しずつ対策を採っていきましょう。

うるさい隣人を黙らせる方法：まとめ

うるさい隣人を黙らせる方法は上記の通り。

相手を変えるのであれば上記の対策ですが、実は一番簡単なのは自分が変わることです。引っ越しをしてしまうのが最短で最も楽ちんな方法と言えるでしょう。

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