【不人気】ユニットバスはやめとけ、気持ち悪いと言われる理由(デメリット)9選

ユニットバスの賃貸をポータルサイト等で目にしたことがある人は数多くおられるでしょう。

都内の場合、古めで家賃が比較的安い一人暮らし用物件であればユニットバスタイプの物件は多く存在するのが現状。

そんなユニットバスですが、「やめとけ」、「気持ち悪い」という声も確認できます。実際、ユニットバスタイプの物件にはデメリットや落とし穴は確かにあり、賛否が分かれやすい間取りであることは事実。

そこで今回は、「ユニットバスはやめとけと言われる理由(デメリット)」を徹底解説します。

また、ユニットバスタイプの物件を選択して後悔しないための秘訣まで解説しているので是非最後まで御覧ください。

この記事の監修者
監修者 大槻陽一
大槻 陽一

株式会社GKコンサルティング代表取締役。累計5,000件以上の不動産契約の実績を持つ。仲介手数料が0円になる39room/01HOUSEを提供中。

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目次

【基礎知識】ユニットバスとは?よくある誤解について

そもそもユニットバスとは何を指すのかを確認しておきましょう。

ユニットバス=浴槽とトイレが一緒になっているものとして、認識がなされていることがよくありますがこれは厳密にいえば誤解です。

ユニットバスとは、壁、床、天井含めてバスルーム全体が事前に工場で一体型に製造され、現場に配送されて設置されるプレハブタイプのバスルームユニットのこと。

施工観点では限られたスペースを効率的に利用したい、コストを節約できるというメリットを持ち、ユニットバスには以下の3種類があります。

順番に画像付きで紹介しますね。ちなみに世間的にユニットバスとして広く認識されているものは三点ユニットバスのこと

一点ユニットバス

浴室だけが完全に独立しているユニットバスのこと。

ゆとりのある広い空間で入浴することができるでしょう。

二点ユニットバス

洗面台と浴室が一緒になっているタイプのものです。

洗面台がある分、少しスペースに余裕がなくなりますが無理なく入浴は可能です。

三点ユニットバス

上の画像のように浴槽、洗面台、トイレの3つが一緒になっているタイプのものが3点ユニットバス。

先述したように、こちらが世間的にユニットバスとして幅広く認識されているものになります。

そしてこの3点ユニットバスこそが人によって賛否両論分かれる、やめとけと言われる理由やデメリットを持つ間取りなのです。

【9選】ユニットバスはやめとけと言われる理由(デメリット)

結論、ユニットバスはやめとけと言われる理由(デメリット)は以下の9選

先述したように、一般的にユニットバスと表現されて批判の対象になるケースがほとんどである3点ユニットバスについてのお話がメインですね。

順番に解説していきます。

理由(デメリット)①:トイレと風呂が一緒で気持ち悪い

トイレと風呂が一緒になっていることを気持ち悪いなど嫌悪感を抱く人も。

排泄を行う場所と体を清潔にする場所が一緒の空間にあることが生理的に気持ち悪い、汚いというイメージにつながるのでしょう。

不動産取引を長年行っている私自身、3点ユニットバスについてのネガティブな意見のほとんどを占めているのがこちらの理由である印象。

理由(デメリット)②:湿気やニオイがこもりやすい

湿気やにおいががこもりやすいことも、やめとけと言われる理由やデメリットです。

密閉性が高いユニットバスでは風呂に入った後、熱や湿気がたまりやすく乾燥にも時間がかかりやすいもの。

特に夏場などは蒸し暑く、嫌なニオイがこもりやすい環境ということで不快に感じる人も多いのです。 

理由(デメリット)③:床や備品が濡れやすく使いづらい

風呂とトイレや、洗面台が一緒になっているユニットバスタイプの場合、いくら風呂のスペースがカーテン等で仕切られていても水が飛び散ることを十分に防げないことも多いです。

その際に、床やトイレットペーパーなどの備品が濡れやすく使いづらいというデメリットも。

余談ですが、洗面台で水を出そうとして間違えてシャワーから水を出してしまい自分の服がずぶぬれになることもありがちですので注意が必要ですね。

理由(デメリット)④:掃除が面倒くさい

掃除が面倒くさいこともやめとけと言われる理由。

先述したように、ユニットバスは湿気がたまりやすくカビが発生しやすい環境であるといえます。

水で濡れやすく、乾きにくいシャワーカーテンなどは高確率でカビるので要注意。

また、ユニットバスタイプについている換気扇は個体差はあるものの、浴室乾燥タイプのものと比較して出力が弱いことも多く十分な乾燥機能を持っていない場合があります。

このようにカビや水垢を防ぐために定期的な乾燥と、掃除を行う必要があるので面倒に感じる人もいるのです。

理由(デメリット)⑤:収納スペースがない

収納スペースがないこともデメリット。

3点ユニットバスの場合シャンプーや石鹸、洗顔用具などを置くスペースが用意されていないことも多く、不便なことが多いです。

シンクの上など、限られたスペースに置いても何かの拍子で落ちてしまう可能性が高いですし、毎回居室から持ち込む運用にするのも面倒ですよね。

理由(デメリット)⑥:湯舟に入りにくい

お風呂で湯舟に浸かってゆっくりと疲れを取りたいという人には3点ユニットバスは間違いなく向いていません。

3点ユニットバスの場合、浴槽は体を洗うスペースでもあるため湯舟を張りながら体を洗うことができません

一回体を洗った後に、浴槽を洗って湯舟を張り浸かるということもできなくもないですがかなりの手間ですよね。また自動お湯張り機能がないケースも多く、お湯が溜まり切るのを監視しなければトイレまで水浸しになるリスクも。

毎回の入浴で湯舟にゆっくりと浸かることが難しいことで人によっては疲れがとれないなど大きなデメリットになるでしょう。

理由(デメリット)⑦:狭くて窮屈

ユニットバスは基本的に狭くて窮屈です。

小さい空間の中に、浴槽、トイレ、洗面台が密集しているのでゆとりのあるスペースが少なく使いづらく感じることもしばしば。

毎日のルーティンワークである洗顔、歯磨き、トイレ、入浴を広めの空間でリラックスして行いたい人には向いていないでしょう。

理由(デメリット)⑧:他人を家に呼びにくい

他人を家に呼びにくいことも、ユニットバスがやめとけと言われる理由。

特に友人や恋人の宿泊時にはお風呂とトイレが一緒になっていることで、そもそも使用を限定されるうえに入浴前のタイミングで気を遣ってトイレに行きづらいことも

また、更衣室用の空間がトイレと同じになることに気まずさを覚える人もいるようです。

理由(デメリット)⑨:防音性が低い

最後のやめとけと言われる理由は、一般的な煉瓦やコンクリートを用いたバスルームと比較してユニットバスの防音性が低いこと。

ユニットバスはプラスチックやFRPなどの軽量で耐水性の高い素材で作れており、これらは製造コストが抑えられるものの防音性に劣るというデメリットがあります。

また、ユニットバスの一体構造的に隣接する壁や床との接続部分での防音対策が十分になされていないケースも多く、隣接する部屋や上下階からの騒音が聞こえやすくなることも。

音に敏感な人には向いていない賃貸間取りといえますね。

【4選】ユニットバス付き物件のメリット

勿論ユニットバス付き物件は、デメリットのみならずメリットも存在します。

結論、それは以下の通り

順番に紹介しますね。

メリット①:家賃が安め

一つ目は家賃が安めなこと。

ユニットバス物件はその製造コストの低さゆえに、家賃相場が安く設定されています。都内など、場所によっては風呂トイレ別の物件と比較した場合平均家賃が1万円~2万円変わることも珍しくはありません。

家賃をとにかく抑えたい人には向いているといえるでしょう。

メリット②:お風呂とトイレの掃除が同時に行える

二つ目は、お風呂とトイレの掃除が同時に行えること。

先述の通り、ユニットバス自体は湿気対策など含めて掃除には注意が払う必要がありますがお風呂とトイレを一度にシャワーで流すことができるのは好都合です。

トイレが独立している場合に厄介な奥や隅っこの掃除が一発ですよ。

メリット③:漏水リスクが低い

三つ目は、漏水リスクが低いこと。

ユニットバスは壁や床、天井が一体型構造をとることで接続部分や隙間が少ないため、水が漏れ出にくいといえます。

また水周りの設備の一か所への集約により、配管部分が直接的かつ簡略化されることで接続部分が少なくなることも因漏水リスクを低下させる要因です。

メリット④:居室スペースが広くなる

四つ目のメリットは居室スペースが広くなること。

3点ユニットバス構造の場合、お風呂とトイレと洗面台が一緒になっていることにより専有面積が抑えられる分、居室スペースが相対的に広くなりやすいです。

家賃を抑えつつ、なるべく居室スペースには余裕を持たせたいという方にはうってつけといえるでしょう。

【SNS調査】ユニットバスで後悔したこと

次に、SNSでユニットバスで後悔したことを調査しました。

検索すると、該当する人の様子が複数確認できたので以下にて紹介しますね。

後悔①:3点ユニットバスはすごく後悔する

浴槽の下に隙間があって、洗面台の水もそこに集約されるタイプの3点ユニットバスを在宅仕事の人間が選ぶとものすごーーーく後悔するということをここ数年で学んだ!!!

後悔②:夏場はあついくさいの地獄

夏場、格安賃貸のユニットバスは地獄すな
特にシャワー浴びた後のユニットバス内の湿度よ
トイレ目的で入ったら湿気と室温が交わって人工のサウナだわ
あつい!くさい!の地獄

後悔③:掃除が大変

3点ユニットバスって掃除大変だよなぁ。近くで気軽に入浴できる所があるのならこういう方がありかもしれん

後悔④:気持ち悪い

あとユニットバスだから洗面所と排水口が一緒なので、風呂のお湯を抜いたら排水口からお湯が溢れてザバァ〜ッと洗面所の床まで水浸しになる。しばらく換気扇つけて乾かさないと歯磨きとかできない。できるっちゃできるけど、湯気で湿った洗面所が気持ち悪い

後悔⑤:つらい不潔

ユニットバスつらい不潔泣

ユニットバスで後悔したこと:まとめ

SNS上でのユニットバスで後悔したことをまとめると以下の通り

ユニットバスで後悔したこと
  • 3点ユニットバスはすごく後悔する
  • 夏場はあついくさいの地獄
  • 掃除が大変
  • 気持ち悪い
  • つらい不潔

3点ユニットバスに対してのネガティブな声を多数確認することができました。

やはり掃除が大変なことについてや、不潔で気持ち悪いという声が多くを占めていた印象。

3点ユニットバスのデメリットを把握したうえで、後悔のない選択をするために慎重な判断が必要といえるでしょう。

ユニットバスタイプの物件を選択して後悔しないための秘訣

ここまでの解説の通り、お風呂とトイレが一緒になっているユニットバスタイプの物件は賛否両論分かれる間取りです。

そして賛否両論分かれる間取りは人気が低めのことも多く、往々にして家賃も安め。ユニットバス以外の間取りでそういった間取りにはどのようなものがあるのか知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ユニットバス付き物件に関しては入居後に後悔する人もいれば、全然嫌にならないという人もいます。またはじめは嫌に思っていたもののすっかり慣れたという方も。

自分はユニットバスタイプの物件を選択して後悔しないだろうかと不安になっている方もおられるでしょう。

そこでユニットバスタイプの物件を選択して後悔しないための秘訣を最後に解説します。

結論、それは以下の通り

順番に説明しますね。

秘訣①:換気機能が充実しているか確認

一つ目は、換気機能が充実しているかどうかの確認。

お風呂とトイレが一つになっているユニットバスの大きなネックは、やはり湿気が発生しやすいこと。

しっかりと機能を果たしてくれる換気扇が設置されていることがユニットバス付き物件で後悔しないための最低条件でしょう。

また、ユニットバスの換気扇は24時間つけっぱなしにすることがおすすめ。電気代はせいぜい日当たり20円未満が目安でカビや結露の発生を防いでくれますし、他の対策グッズを買うよりも安上がりです。

秘訣②:備品追加で不便さを補えるか確認

二つ目は、ユニットバスの不便な点を備品追加で補うことができるかの確認。

具体的には、トイレットペーパーが濡れるのを防ぐためのホルダーや、シャンプーなどの収納スペース確保のためのグッズなど。最近は壁に直接つけられるマグネットタイプのものも人気です。

また、濡れた床を防ぐためのバスマットも便利。

お風呂とトイレが一緒になることで備品や床が濡れやすい、収納スペースが少ないなどの不便さを解消するためのグッズを用意することができれば入居後の後悔のリスクは減ります。

秘訣③:家賃をとにかく抑えたいかどうかで判断

三つ目は、家賃をとにかく抑えたいかどうかで判断すること。

ユニットバス付き物件は、家賃が安くなることが最大のメリットといっても過言ではありません。

一人暮らし等で、賃貸を選ぶ際にとにかく何よりも家賃が安いことを条件として重視されたい方には入居を検討することをおすすめいたします。

ちなみに家賃以外にも、引っ越しの際に何より高額なのが初期費用。初期費用の節約の方法や仕組みを網羅的に知りたい方は以下の記事を参考にしてみて下さいね。

また、仲介手数料を無料にして引っ越しの際の初期費用を格安にされたいという方は弊社サービス39roomをご活用くださいませ。

秘訣④:湯舟を重視する生活かどうかで判断

最後の秘訣は、湯舟を重視する生活かどうかで判断すること。

毎日入浴の際に必ず湯舟に浸かって疲れをとりたいという方は、お風呂とトイレが一緒のユニットバス物件で後悔する可能性は非常に高いです。

ただし基本的にシャワーですませる方や、近所の温泉やサウナで週末に何回かゆっくりお湯に浸かれれば良いという人には問題ないでしょう。ただし、潔癖症の人にはやはりおすすめできませんね。

ユニットバスはやめとけと言われる理由(デメリット)9選:まとめ

ユニットバスはやめとけと言われる理由(デメリット)9選は以下の通り

ユニットバス付きの物件は賛否両論分かれるデメリットが存在し、人によって向き、不向きが分かれる間取りといえるでしょう。

そのうえで、一人暮らしなどで家賃の安さや居室スペースの広さを優先したい等で入居を検討されたい方は以下の秘訣をおさえて後悔のないような選択をしましょう。

ユニットバスに限らず、間取りでご不安や懸念事項を持たれている方は是非弊社にご相談くださいませ。

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