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【最低額】一人暮らしの初期費用!初めての方向けにいくらあれば始められるのか?を徹底解説

【最低額】一人暮らしの初期費用!初めての方向けにいくらあれば始められるのか?を徹底解説

結論、一人暮らしの初期費用は50万円前後

とはいえ、初期費用のうち節約できる項目も多いですし、逆に言うとぼったぐられる項目もあるので、やりようによって初期費用は大きく変動します。

そこで今回は初めての方向けに「一人暮らしの初期費用はいくらかかるのか?」を不動産のプロが徹底解説していきます。

本記事を読むことで、最低いくらあれば一人暮らしを始められるのか?を理解でき、無理なくお得に一人暮らしを開始することが出来ますよ。

この記事の監修者
監修者 大槻陽一
大槻 陽一

株式会社GKコンサルティング代表取締役。累計5,000件以上の不動産契約の実績を持つ。仲介手数料が0円になる39room/01HOUSEを提供中。

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目次

【結論】一人暮らしの初期費用の平均額は?

結論から言うと、一人暮らしの初期費用の平均額は約50万円です。

初期費用を要素分解すると以下の通り。

初期費用の内訳費用
引っ越し費用3万円~5万円
賃貸の初期費用家賃4ヵ月~6ヵ月分
家具家電の購入費用14.6万円~45万円

仮に家賃6万円の物件に住めば初期費用は41.6万円~86万円ですし、家賃8万円の物件に住めば初期費用は49.6万円~98万円ということになります。

なので、生活するに困らない最低ラインを守っていくと、だいたい初期費用が50万円前後に落ち着くわけです。

各要素に関して深堀りしていきますね。

一人暮らしの初期費用①:引っ越し費用編

繰り返しですが、引っ越し費用の平均相場は一人暮らしであれば3万円~5万円です。

ただ、「距離・時期・搬入先」など様々な要因で引っ越し費用は前後します。そもそも初めての一人暮らしの場合、持ち出す荷物が少なければ引っ越し業者に頼む必要もなく費用は0円になるでしょう。

イメージが湧きにくいかと思いますので、下記にて「距離・時期・その他」の3つに分けて、引っ越し費用がどのように変動するかを解説していきますね。

一人暮らしの引っ越し費用①:距離編

一人暮らしの荷物量だと仮定した時の、距離ごとの引っ越し費用をまとめると以下の通りです。

距離 (km)引っ越し費用
〜20km30,000円〜50,000円
〜50km40,000円〜70,000円
〜100km50,000円〜80,000円
〜200km60,000円〜90,000円
〜300km70,000円〜100,000円
〜500km80,000円〜120,000円
500km〜100,000円〜150,000円

距離的に同じ地方内での引っ越しであれば3万円~5万円程度で済みますが、地方をまたいでの引っ越しだと6万円~10万円程度は費用がかかるでしょう。

一人暮らしの引っ越し費用②:時期編

引っ越しには閑散期と繁忙期があります。

そして、閑散期は引っ越し費用が安くなりやすく、反対に繁忙期は高くなりやすいです。一人暮らしの荷物量で、同じ地方内での引っ越しをすると仮定すると、費用の変動は以下の通りです。

時期引っ越し費用
閑散期 (5月〜2月)25,000円〜45,000円
繁忙期 (3月・4月)40,000円〜70,000円

引っ越し業者や具体的な時期にもよりますが、繁忙期は閑散期の1.5倍~2倍程度の費用になることが多いです。

また、1ヵ月の中でも費用は変動していて、平日は安いですが土日祝日は高いです。なので、時期で言うと、月単位と日単位で費用の変動があるイメージですね。

>>【結論】引っ越しが安い時期は?引っ越ししない方がいい時期まで徹底解説

一人暮らしの引っ越し費用③:その他

また、引っ越し費用は特殊なモノを運んだり、搬入先が特殊だったりすると、費用が上がります

例えば、以下のような条件です。

条件引っ越し費用
ピアノ搬入+20,000円~
高層階への搬入+10,000円~

他にも、梱包オプションが付けたり時間指定をしたりすると、引っ越し費用は高くなります。

一人暮らしの引っ越し費用の相場は3万円~5万円ですが、距離や時期により変動はあるので、多少の前後は認識しておきましょう。

一人暮らしの初期費用②:賃貸の初期費用編

繰り返しですが、賃貸の初期費用の相場は家賃4ヵ月~6ヵ月分です。

なので、仮に家賃が8万円であれば、賃貸の初期費用は32万円~48万円が相場になってきます。具体的な要素で言うと、以下の通りです。

項目費用家賃8万円の場合
敷金家賃1ヵ月分8万円
礼金家賃1〜2ヵ月分8万円~16万円
仲介手数料家賃1ヵ月分8万円
前家賃家賃1ヵ月分8万円
日割り家賃日割り計算
火災保険料10,000円〜20,000円
保証会社利用料家賃0.5〜1ヵ月分4万円~8万円
鍵交換費用15,000円〜30,000円
室内消毒費用10,000円〜20,000円
24時間サポート費用15,000円~30,000円

上記の例で家賃8万円だと、約45万円~約68万円の幅が賃貸の初期費用になります。ただ、敷金や礼金が0円の物件、仲介手数料が安い物件もあるので、前述した費用相場である32万円~48万円で落ち着くことが多いですね。

各項目の詳細も見ていきましょう。

初期費用①:敷金

項目敷金
費用家賃1ヵ月分
交渉余地

賃貸契約における敷金は、物件の損害をカバーするための保証金です。

物件の状態や地域によって異なりますが、家賃1~2ヶ月分が費用相場。退去時に物件に損害がなければ、敷金は全額または一部が返金される仕組みになっています。

敷金の目的は、賃貸物件に発生した損害の修理費用に充てることであり、退去時のクリーニング費用や修繕費用に使用されることが多いです。

>>【デメリット】敷金礼金なしの物件はやめたほうがいい?怖い/やばい理由を解説!

初期費用②:礼金

項目礼金
費用家賃1〜2ヵ月分
交渉余地

礼金は、賃貸契約時に大家さんへ支払う一種の「感謝金」とされています。

契約を締結する際の慣習的なもので、特に大都市や人気地域では一般的。礼金の金額は物件や地域によって異なりますが、一般的には賃料の1ヶ月分が目安です。

礼金は敷金とは異なり、基本的には返金されることはありません。なので、賃貸物件を選ぶ際には、礼金の有無やその金額を確認しておくと良いでしょう。

>>【何様】礼金は頭おかしい制度?意味不明?払いたくない時の対処法を徹底解説

初期費用③:仲介手数料

項目仲介手数料
費用家賃1ヵ月分
交渉余地

仲介手数料は、不動産会社が賃貸契約の仲介を行った際に発生する費用です。

賃貸の仲介手数料は宅地建物取引業法によって家賃1.1ヵ月分が上限となっており、多くの不動産会社が1.1ヵ月分を請求しています。仲介手数料が0.5ヵ月の不動産会社もありますが、紹介できるのは訳あり物件のみのケースも多いです。

ちなみに弊社運営の39room仲介手数料が無料もしくは39,000円です。紹介できる物件も他の大手不動産会社と同じで、広告料付きの訳あり物件を勧めることもありません。

気になる物件があれば、その物件がおとり物件ではないか?までチェックできるので、ぜひ一人暮らしの際は初期費用の節約にご活用ください。

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初期費用④:前家賃

項目前家賃
費用家賃1ヵ月分
交渉余地

前家賃は、契約締結時に支払う最初の月の家賃

前家賃の計算方法は、契約日や入居日によって異なるため、契約前にはその詳細を確認し、理解しておきましょう。

初期費用⑤:日割り家賃

項目日割り家賃
費用日割り計算
交渉余地

日割り家賃は、入居月が満月でない場合に適用される家賃の計算方法です。

入居日から月末までの日数に応じて計算され、その月の全日数に対する割合で支払われます。月額家賃をその月の日数で割り、入居日から月末までの日数をかけて算出されます。

例えば、家賃8万円で8月20日に入居した場合、8月20日~8月31日分の日割り家賃(約28,387円)が発生する感じですね。

初期費用⑥:火災保険

項目火災保険
費用10,000円〜20,000円
交渉余地

火災保険は、火事、水漏れ、風災、落雷、爆発などの損害を補償するための保険です。

火災保険の料金は、物件の種類やカバーするリスクの範囲によって異なりますが、年間1万円~2万円程度です。

火災保険への加入は法律で決められているわけではありませんが、入居に際しての契約に盛り込まれているケースが大半なので、必然的に契約せざるを得ません

とはいえ、災害が多い日本において火災保険は役立つ少ない保険の1つ。それにどの会社の火災保険へ加入するか?は自身で選べるので、コスパの良い火災保険を選ぶと良いでしょう。

初期費用⑦:保証会社利用料

項目保証会社利用料
費用家賃0.5~1ヵ月
交渉余地

保証会社は、入居者が家賃等の支払いを怠った際に、その支払いを保証するという役割

未払い金への対策として、賃貸契約にて保証会社の利用が求められる場合があります。そして、保証会社の利用には、初期に保証料が発生し、家賃の0.5ヵ月~1ヵ月の範囲で設定されることが多いです。

初期費用⑧:鍵交換費用

項目鍵交換費用
費用15,000円~30,000円
交渉余地

賃貸物件の入居時には、セキュリティを確保するために鍵の交換が行われることが一般的です。

物件によって異なりますが、一般的には15,000円~30,000円程度が目安。鍵交換をしないと、以前の入居者が部屋に入れる事態になってしまうので、セキュリティ対策として鍵交換は必須と言えるでしょう。

初期費用⑨:室内消毒費用

項目室内消毒費用
費用10,000円〜20,000円
交渉余地

賃貸物件に入居する際に、室内消毒を行う作業に関する費用です。

ただ、何度もニュースになっているように、室内消毒と言いつつも、やっていることは特殊なことではありません。消臭スプレーをまくだけなケースやバルサンをたくだけのケースもあります。

要するに、初期費用のかさましとして費用項目にリストインされているケースが多いわけです。ちなみに一般的には10,000円〜20,000円程度が相場感です。

丁寧に清掃してもらえるわけでもないので、初期費用に含まれている場合は交渉してみると良いでしょう。

初期費用⑩:24時間サポート費用

項目24時間サポート費用
費用15,000円~30,000円
交渉余地

24時間サポートサービスは、緊急時のトラブル対応や日常的な相談に応じるための費用です。

主に水漏れや電気トラブルなど、突発的な問題が発生した際に24時間いつでも相談ができるというサービスですね。サービス費用は、月額数百円から数千円の範囲で設定されることが多いです。

ただ、実際には24時間は繋がらないケースや相談はできるものの対応は別料金など、使い勝手が悪いこともあるので、不要であれば交渉してみるのも良いでしょう。

>>【断り方】24時間安心入居サポートがいらない理由5選!強制加入は違法?

一人暮らしの初期費用③:家具家電の購入費用

繰り返しですが、一人暮らしの家具家電の購入費用の相場は14.6万円~45万円です。

ざっくり区分分けすると以下の通りです。

項目費用
家電11万円~33万円
家具2.3万円~6.5万円
生活日用品1.3万円~5.5万円

順番に見ていきましょう。

家具家電の購入費用①:家電編

一般的に、一人暮らしに必要な家電費用をまとめると合計金額は11万円~33万円です。

アイテム平均価格
冷蔵庫30,000円~50,000円
洗濯機30,000円~100,000円
テレビ20,000円~50,000円
電子レンジ10,000円~30,000円
炊飯器5,000円~20,000円
掃除機5,000円~50,000円
ケトル5,000円~15,000円
ドライヤー5,000円~15,000円

ただ、テレビや洗濯機など、場合によっては不要な方もいると思いますので、上記よりも節約することは可能でしょう。

家具家電の購入費用②:家具編

一般的に、一人暮らしに必要な家具費用をまとめると合計金額は2.3万円~6.5万円です。

アイテム平均価格
ベッド10,000円~30,000円
テーブル5,000円~20,000円
椅子5,000円~10,000円
照明周り3,000円~5,000円

1Kや1DKの一人暮らしなら家具は上記で十分。加えて、本棚やおしゃれインテリアを購入したい場合は追加費用を考慮しておきましょう。

家具家電の購入費用③:生活日用品

一般的に、一人暮らしに必要な生活日用品をまとめると合計金額は1.3万円~5.5万円です。

アイテム平均価格
食器セット1,000円~10,000円
カトラリーセット500円~5,000円
調理器具セット5,000円~20,000円
タオルセット1,000円~5,000円
ゴミ箱500円~5,000円
その他5,000円~10,000円

その他に関しては「洗剤、シャンプー、ボディソープ、トイレットペーパー、ティッシュ」です。

家具家電に関しては、一人暮らしとは言えど趣向により大きく金額が変動するので、平均相場からブレ幅は大きいと認識しておきましょう。

【シュミレーション】最低いくらあれば一人暮らしを始められる?

ここまで一人暮らしの初期費用平均を解説したので、次に最低いくら費用があれば一人暮らしを始められるのか?シュミレーションをしていきます。

極限まで節約したケース」と「こだわった部屋作りをしたケース」との2パターンでシュミレーションしていきますね。

初期費用シュミレーション①:極限まで節約したケース

政府統計によれば、一人暮らしの平均家賃は1ヵ月当たり約5万円です。なので、平均家賃より安い家賃4万円まで節約したと仮定しましょう。

では、結論から言うと、仮に極限まで節約したケースだと一人暮らしの初期費用は219,503円(税抜き)で済みます。

内訳は以下の通り。

引っ越し費用:0円

業者を使わずに自分で対応。

賃貸の初期費用:175,903円

項目詳細
敷金40,000円
礼金0円
仲介手数料0円
前家賃40,000円
日割り家賃12,903円
火災保険料8,000円
保証会社利用料20,000円
鍵交換費用20,000円
室内消毒費用15,000円
24時間サポート費用20,000円

礼金なしの物件を選定し、尚且つ39roomで仲介手数料を無料へ、加えて火災保険は自身で格安のものを選択したと仮定。日割り家賃は8月21日入居を想定。その他に関しては、平均価格にて設定。

家具家電の購入費用:43,600円

アイテム平均価格
冷蔵庫15,000円
洗濯機なし
テレビなし
電子レンジ5,000円
炊飯器5,000円
掃除機5,000円
ケトルなし
ドライヤー3,000円
ベッド5,000円
テーブル1,000円
椅子1,000円
照明周り備え付け
食器セット500円
カトラリーセット500円
調理器具セット1,000円
タオルセット500円
ゴミ箱100円
その他1,000円

不要な物資を買わず、それぞれ市場の最安値モデルを購入、生活必要品に関しては100円ショップ等で揃えると仮定。

以上の条件であれば、家賃4万円の一人暮らしの初期費用は相場の半額以下の219,503円まで落とすことが可能です。

初期費用シュミレーション②:こだわった部屋作りをしたケース

次にこだわった部屋作りをしたケース。仮に家賃を8万円だと仮定して進めていきましょう。

結論から言うと、仮にこだわった部屋作りをしたケースだと一人暮らしの初期費用は703,806円(税抜き)です。

内訳は以下の通り。

引っ越し費用:30,000円

同地方へ引っ越しをしたと想定。

賃貸の初期費用:375,806円

項目詳細
敷金80,000円
礼金80,000円
仲介手数料0円
前家賃80,000円
日割り家賃25,806円
火災保険料15,000円
保証会社利用料40,000円
鍵交換費用20,000円
室内消毒費用15,000円
24時間サポート費用20,000円

39roomで仲介手数料を無料にしたと仮定。日割り家賃は8月21日入居を想定。その他に関しては、平均価格にて設定。

家具家電の購入費用:298,000円

アイテム平均価格
冷蔵庫50,000円
洗濯機50,000円
テレビ20,000円
電子レンジ10,000円
炊飯器10,000円
掃除機10,000円
ケトル10,000円
ドライヤー10,000円
ベッド30,000円
テーブル5,000円
椅子5,000円
照明周り5,000円
食器セット5,000円
カトラリーセット5,000円
調理器具セット10,000円
タオルセット3,000円
ゴミ箱10,000円
その他50,000円

それぞれ好きなデザインの物資を購入。その他の項目では、部屋のインテリアとして予算50,000円で買い物をした想定。

以上の条件であれば、家賃8万円の一人暮らしの初期費用は合計で703,806円なります。

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【体験談】一人暮らしの初期費用は最低いくら必要?

次に、SNSで一人暮らしの初期費用は最低いくら必要なのか?を体験談ベースで調査してみました。

順番に見ていきましょう。

体験談①:一人暮らしの初期費用はトータルで70万円くらい

去年から一人暮らしはじめて初期費用50万貯金+家具家電+矯正代の追加分10万でトータル70万ぐらい使ってる。かつ家賃も毎月6万払って光熱費も食費も払ってる。友達やいとこにもプレゼント毎月買ってる。会社の飲み会も出るようにしてる。それで半年140万だから、頑張ってる方だと思う

体験談②:一人暮らしを始めたけど初期費用は100万円~120万円くらい

一人暮らしを始めたんだけど、初期費用込みの家電とか諸々含めて100万から120万くらい使ってるかも…。まだまだ、時短家電とか欲しいからもう少し使いそう…。

体験談③:一人暮らしの初期費用は諸々合わせて30万いかなかった

一人暮らしの初期費用、後から色々調べてると50万円とかかかるみたい。僕はタイミングが良かったのか、入居費用、保険、家電、家具系統もろもろ合わせても30万はいかなかった。割と安く抑えられてるみたいで安心だわ…

体験談④:初期費用やら家電とか揃えるのに結局50万くらいは飛びそう

初めて引っ越しして一人暮らしする時とかって、親の援助なし普通ですか??初期費用やら家電とか揃えるのに結局50万くらいは飛びそうなんですが。。まあ自分の場合親にお願いできるような関係でもないので、ただ貯金がめっちゃなくなるだけですが。

体験談⑤:初めての一人暮らしだと初期費用は100万円くらいかかるかも

7万なら初期費用で30万強、8万なら35万強ってところかね。ただ初めての一人暮らしだと、家電家具揃えるのにトータル100万くらい掛かったりするよね

一人暮らしの初期費用は最低いくら必要?:まとめ

一人暮らしの初期費用は最低いくら必要なのか?をまとめると上記の通り。

一人暮らしの初期費用は最低いくら必要?
  • 一人暮らしの初期費用はトータルで70万円くらい
  • 一人暮らしの初期費用は諸々合わせて30万いかなかった
  • 初期費用やら家電とか揃えるのに結局50万くらいは飛びそう
  • 一人暮らしを始めたけど初期費用は100万円~120万円くらい
  • 初めての一人暮らしだと初期費用は100万円くらいかかるかも

SNSで一人暮らしの初期費用を無作為に調査した結果だと、70万円前後が多い感じでしたね。

家賃によって初期費用は大きく変動しますが、必要なものをゼロから揃えるとなると、やはり50万円を超えてくることが多いでしょう。

一人暮らしの初期費用を節約する方法

次に、一人暮らしの初期費用を節約する方法を解説していきますね。

順番に見ていきましょう。

節約方法①:家賃の低い物件を探す

一人暮らしを始める際に最も大きな費用となるのが家賃です。

初期費用を抑えるためには、家賃の低い物件を積極的に探すことが重要。市内中心部よりも少し郊外に位置する物件や、駅から徒歩圏内ではない場所にある物件は、一般的に家賃が安くなります。また、築年数が新しい物件よりも、築年数が経過している物件のほうが家賃が安く設定されている場合が多いですね。

さらに、スーパーやコンビニが近くにないことで家賃が下がることもあります。不便を感じるかもしれませんが、生活コストを総合的に見れば大きな節約に繋がる可能性もあるでしょう。

>>【入居前】家賃値下げ交渉のメール例文と言い方!いくら下がるのか?まで徹底解説

節約方法②:引っ越し費用を抑える

引っ越し費用は意外と高額になりがち。

しかし、引っ越しシーズンを外すことで引っ越し業者の料金が安くなることが多いです。3月や4月は引っ越しの需要が高まるので、需要の少ない時期に引っ越しを計画することが、コストを下げる方法ですね(業者を使わずに引っ越しするのもあり)。

また、荷物を減らすことで、引っ越し費用を抑えることが可能。不要なものは事前に処分または売却して、荷物の量を減らしましょう。さらに、自分で梱包することによって、梱包費用を節約できますよ。詳しくは下記記事をご覧ください。

>>【結論】引っ越しが安い時期は?引っ越ししない方がいい時期まで徹底解説

節約方法③:フリーレント物件を探す

フリーレント物件とは、入居初期の数か月間家賃が無料になる物件のこと

フリーレント期間は物件によって異なりますが、一般的には1ヶ月から2ヶ月間です。要するに、最初の1ヵ月~2ヵ月の家賃分の出費を節約できるわけです。

フリーレント物件は新築物件やリノベーション物件で多め。キャンペーンをしている物件もちらほらあるので、フリーレント物件に着目して探すのもありですよ。

>>【落とし穴】フリーレント物件とは?隠れたデメリットに気をつけよう!

節約方法④:安い火災保険を活用する

火災保険は入居時に必須とされることが多いです。

管理会社や大家さんが火災保険を指定してくる時が多いですが、火災保険の選択は自由です。そのため火災保険の会社を相見積もりして安い業者を探すのがおすすめ

もし管理会社や大家さんが指定の火災保険ではないと入居を許さない等を言ってくるのであれば、クーリングオフすればOK。既存の火災保険をクーリングオフして、安い火災保険に乗り換えれば角は立ちません(余談ですが、火災保険を指定してくる場合は、その火災保険会社からバック(報酬)を貰っている可能性があります)。

クーリングオフとは?

「クーリングオフ」とは、消費者が一定の条件下で契約を締結した後、無条件で契約を解除できる制度です。特に、訪問販売や通信販売、特定継続的役務提供(エステ、ジムの会員契約など)などに適用されます。クーリングオフの期間は契約の種類によって異なりますが、一般的には契約後8日間です。

節約方法⑤:不要な家具家電を買わない

一人暮らしを始める際、家具や家電の購入にも大きな出費が伴います。

しかし、初めから全てを新品で揃える必要はありません。必要最低限のものだけを選び、後は徐々に揃えていく方法が賢明です。冷蔵庫や洗濯機などの必需品は最初に揃えて、その他の家具は必要性を感じたときに追加すると良いでしょう。

また、一時的なものやあまり使用頻度の低い家電はレンタルサービスを利用することも1つの方法。意外と使わない家具家電もあるので、最初は最低限だけを用意するのがおすすめです。

節約方法⑥:家具を中古か無料でGETする

家具は中古品を狙うのもあり。

例えば、フリマアプリやリサイクルショップを使うなどですね。また、ジモティなどを活用すると、無料で家具を譲ってもらえることもありますよ。

中古品を選ぶ際は、商品の状態をしっかりと確認すること、運搬費用も考慮に入れておくことが重要です。無料で譲ってもらえる家具も、運送の手配と費用が必要になることが多いので、全体のコスト計算はしておきましょう。

節約方法⑦:敷金礼金がゼロ円の物件を探す

敷金や礼金は、一人暮らしの初期費用を大幅に増加させる要因です。

なので、敷金礼金ゼロ円の物件を探すことで、初期費用を大幅に削減できます。特に、新築物件やリノベーション物件に多いキャンペーンで、敷金礼金が不要となっている場合があります。

ただ、敷金礼金ゼロ物件は、中には訳あり物件である可能性もあります。入居者が来ないから、何かしらのプロモーションを打つわけなので。なぜ敷金礼金がゼロ円なのか?は把握しておきましょう。

>>【デメリット】敷金礼金なしの物件はやめたほうがいい?怖い/やばい理由を解説!

節約方法⑧:不動産仲介は39roomを活用する

不動産の仲介手数料も初期費用の中で大きな部分を占めます。

しかし、39roomを活用すれば、仲介手数料は無料もしくは最大でも39,000円です。家賃が10万円の場合なら、仲介手数料が「10万円→0円」になる可能性があるわけです。

不動産会社はレインズという国のポータルサイトを参考に物件を紹介しています。なので、そもそも不動産会社で紹介できる物件数に違いはありません(一部例外あり)。

要するに、39roomであれば、紹介できる物件数は大手不動産会社と変わらず、しかし仲介手数料は格安にできるという話ですね。

初期費用の節約方法に関しては、下記記事にて網羅的に解説しているので、合わせてご覧ください。

>>【高すぎる】賃貸の初期費用で払わなくていいもの5選!交渉できる項目まで不動産屋が解説

【注意】一人暮らしを始める時は初期費用と別に予算を確保しよう

一人暮らしの初期費用は平均値で50万円。

しかし、一人暮らしを始める時は、初期費用とは別に予算を確保しないといけません。なぜなら入居してから、今度は生活費が固定で発生し続けるからです。

仮に50万円だけを用意して、家賃6万円の賃貸に初期費用45万円で入居場合、残金は5万円です。そうなると、入居後の生活費が足りず、翌々月の家賃も支払えなくなります。

一人暮らしを始める時に初期費用以外に確保しておくべき予算額

一人暮らしを始める時に初期費用以外に確保しておくべき予算額は、理想は生活費用の3ヵ月分です。

仮に家賃が6万円で一般的な生活をしようとすると、生活費用は40.5万円(13.5万円×3ヵ月)程度ですね。

項目詳細
家賃60,000円
食費30,000円
水道光熱費10,000円
スマホ代5,000円
インターネット費用5,000円
交際費/娯楽費20,000円
日用品費5,000円

上記費用で13.5万円の計算になります。

要するに、初期費用とは他に、その後に継続的に発生していく固定費を確保しておかないといけないわけです。

まとめると「一人暮らしを始めるなら、初期費用50万円+3ヵ月分の生活費40.5万円を確保するのが理想」ですね。

初めての一人暮らしでよくある質問

最後に、初めての一人暮らしでよくある質問へ先回り回答していきますね。

順番に見ていきましょう。

質問①:一人暮らしの平均家賃は?

全国平均での一人暮らしの家賃は5~7万円程度

地方平均家賃(1K/1DK)
北海道・東北約4.5万円
関東約7.5万円
中部約5.5万円
近畿約6.5万円
中国約5.0万円
四国約4.5万円
九州・沖縄約5.0万円

特に都市部では家賃が高く、東京23区内では平均で約8万5000円となっております。一方、地方都市や郊外では5万円前後まで下がることも珍しくありません。どこに住むか?で平均家賃は大きく変わるので、居住地候補の平均家賃を調べてみると良いでしょう。

質問②:どんな物件を選ぶのが良い?

一人暮らしの物件選びは、ライフスタイルに合わせて行うことが大切。

通勤・通学の利便性を考えると同時に、生活環境も重要です。例えば、スーパーやコンビニ、病院など日常生活に必要な施設が近くにあるかどうかもチェックしましょう。また、防犯面ではオートロックやセキュリティカメラが設置されている物件を選ぶと安心です。

物件の種類も重要で、例えばマンションは防音性や設備の充実度が高い傾向にありますが、家賃が高め。一方、アパートは家賃が抑えられるものの、防音性に問題があることも。自分の優先順位を明確にし、長期的に住みやすい環境を選ぶことが、後悔しないポイントです。

>>【賃貸】木造アパートはやめとけ?騒音が最悪?デメリットや実態を徹底解説!

質問③:生活費用はどのくらいかかる?

一人暮らしの生活費は、家賃のほかにも食費、水道・光熱費、通信費など様々なコストが含まれます。

全国平均で考えると、生活費は月額約12万円が目安。とはいえ、食費などは自炊をするか外食が多いかで大きく変わりますね。また、電気やガスなどの光熱費は、LED電球の使用有無や冬場の暖房の使用有無で、費用に差が出ます。

質問④:契約時に気を付けることはある?

賃貸契約を行う際には、契約書の内容を十分に理解することが非常に重要。

もし内容が難しい場合は、契約書をPDFでもらってChatGPTに読み込ませるのもあり。そして、契約書に問題がないかをチェックしてもらいましょう。

また、賃貸の更新には「更新料」という費用が発生するケースもあるので、更新料が契約書に記載されているか?もチェックしておきたいですね。

>>【高すぎる】更新料の意味がわからない..賃貸の更新料はなぜ支払う必要がある?

質問⑤:引っ越しに必要な手続きはある?

引っ越しには、住民票の移動や郵便の転送手続きなど、さまざまな手続きが伴います。

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手続き項目内容説明実施時期
転出届の提出現住所の市区町村役場で転出届を提出し、転出証明書を受け取る引っ越しの14日前〜前日まで
転入届の提出新住所の市区町村役場で転出証明書を提出し、転入届を提出する引っ越し後14日以内
住民票の移動転出届・転入届を行うことで、自動的に住民票が移動される転出届・転入届と同時
国民健康保険の住所変更新住所の市区町村役場で国民健康保険の住所変更手続きを行う引っ越し後14日以内
運転免許証の住所変更警察署または運転免許センターで住所変更手続きを行うできるだけ早めに
郵便物の転送届郵便局で旧住所から新住所への郵便物転送を依頼する引っ越し前に早めに
ライフラインの解約・契約電気、水道、ガスの解約と新居での契約手続きを行う引っ越し前後
インターネット回線の契約インターネット回線の解約と新居での契約手続きを行う引っ越し前後
クレジットカード住所変更クレジットカード会社へ住所変更を届け出る引っ越し後できるだけ早めに
銀行口座住所変更銀行に住所変更手続きを行う引っ越し後できるだけ早めに
携帯電話の住所変更携帯電話会社へ住所変更を届け出る引っ越し後できるだけ早めに

住民票の移動は新しい住所の市区町村役場で行う必要がありますし、郵便物の転送は日本郵便のウェブサイトまたは最寄りの郵便局で手続きが可能です。これらの手続きを忘れると、大切な通知や郵便物が旧住所に届いてしまうことがあります。

さらに、ガスや水道、電気の開栓手続きも引っ越し前に済ませておく必要があります。特にガスの場合は、安全確認が必要なため、事前に利用開始日を連絡しておくことが重要です。インターネットや固定電話などの通信関連の手続きも、サービスによっては時間がかかる場合があるため、早めの手配がおすすめです。

質問⑥:家賃は収入のどれくらいを目安にすればいい?

収入に対する家賃の割合は、一般的には収入の3分の1以下を家賃に充てることが多いです。

ちなみに収入というのは、額面ではなく手取り額です。仮に収入が20万円の場合、そこから社会保険料等が差し引きされるので、手取り額はおそらく16万円~17万円程度になります。

年収月収手取り額目安
200万円16.7万円約14万円
300万円25万円約20万円
400万円33.3万円約26万円
500万円41.7万円約32万円
600万円50万円約37万円
700万円58.3万円約43万円
800万円66.7万円約49万円
900万円75万円約54万円
1,000万円83.3万円約60万円

額面の収入で計算していると、実際の資金繰りに困る可能性があるので、注意が必要ですね。

一人暮らしの初期費用:まとめ

初期費用の内訳費用
引っ越し費用3万円~5万円
賃貸の初期費用家賃4ヵ月~6ヵ月分
家具家電の購入費用14.6万円~45万円

一人暮らしの初期費用は上記の通り。

節約すれば30万円を切ることもありますし、納得のいく一人暮らしにこだわれば100万円弱ほどかかることもあります。

なので、仲介手数料などの節約しても質が落ちないポイントをしっかり節約をして、その浮いた分で生活が豊かになるように費用を投資するのがおすすめですよ。

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