【何様】礼金は頭おかしい制度?意味不明?払いたくない時の対処法を徹底解説

【何様】礼金は頭おかしい制度?払いたくない時の対処法を徹底解説

礼金は日本だけの制度で、払っても返還もされないため「頭がおかしい」と感じる方も多いでしょう。

しかし、礼金を設けている物件の方が圧倒的に多く、優良物件ほど高い礼金が設定されているのが現状です。

そこで今回は「なぜ礼金を払う必要があるのか?」に加え「礼金を払いたくない時の対処法」を不動産のプロが徹底解説していきます。

本記事を読むことで、礼金の存在の意味を理解することができ、賃貸の初期費用を安く抑えることが可能ですよ。

この記事の監修者
監修者 大槻陽一
大槻 陽一

株式会社GKコンサルティング代表取締役。累計5,000件以上の不動産契約の実績を持つ。仲介手数料が0円になる39room/01HOUSEを提供中。

公式HP:https://gk-cons.co.jp/

仲介手数料を無料にする裏技

賃貸契約であれば、39roomを活用すると、家賃がいくらでも仲介手数料が0円もしくは39,000円まで節約可能

すでに仲介手数料が無料であれば、39roomに依頼するだけで、最大10万円のキャッシュバックがあります。

39room

使い方は簡単で物件URLを送るだけ。おとり物件に騙されていないか?のチェックも一緒にできますよ。

目次

そもそも「礼金」とは?

礼金を一言で表すと感謝金です。

物件を借りる時に、借主が貸主に対して「貸してくれてありがとう」と感謝の意を表すために支払うお金です。

ちなみに礼金は日本だけの文化です。諸説ありますが、関東大震災時に住む家を失った人が多く、その際に家を貸してくれた大家さんに支払った感謝の気持ちがルーツと言われています。

他にも、高度経済成長期に、地方から子どもを送り出す時に、大家さんに「子どもをお願いします」と送ったお金がルーツなのでは?との声もあります。

礼金の費用相場

礼金の費用相場は家賃1ヵ月分です。

地域によっても費用相場は変わりますが、東京や大阪などの都市部は礼金が高い傾向に在ります。特に大阪は顕著で、家賃2,3ヵ月分を要求されることもしばしば。

一方で、最近では礼金なしの物件もあるので、礼金を払いたくない場合は、礼金なしの物件を探すのが早いでしょう。

礼金あり物件の割合

礼金ありの物件割合は7割弱

地域にもよりますが、ポータルサイトをざっくり横断的に調査すると、約7割が礼金ありで約3割が礼金なしの物件でした。

少しずつ礼金なしの物件も増えてはいますが、やはり今でも礼金を支払う文化は強く残っているのが実情ですね。

礼金に法律規制はある?

礼金に法律規制はありません。

仲介手数料は家賃1.1ヵ月分が法律的上限ですが、一方で礼金に法律的上限がありません。なので、家賃2ヵ月分でも3ヵ月分でも違法にはなりません。

礼金はあくまで借主が好意で支払っていたのがルーツですが、現代では費用のかさましのような項目として、礼金の支払いが当たり前になっています。だからこそ「頭がおかしい」など、痛烈な声が出ているのでしょう。

また、仲介手数料は原則家賃0.55ヵ月分の負担ですが、現状は借主が全額負担になっています。なので、こちら側から交渉する必要あり。仲介手数料を安くする方法は以下にて詳しく解説しています。

>>【100%】仲介手数料をメール交渉する例文!言い方からタイミングまで徹底解説

礼金は頭おかしい制度?なぜ払う必要がある?

では、なぜ「礼金は頭がおかしい制度だ」と言われているのに、支払う必要性があるのでしょうか。

理由は以下3点です。

順番に見ていきましょう。

払う理由①:家賃の見え方を良くする

まず家賃の見え方を良くするためです。

例えば、家賃が15万円の物件があったとしましょう。この場合、礼金を家賃2ヵ月分にして、家賃を14万円などに下げるわけです。

すると、礼金は高いが、家賃は安い状態になります。要するに、礼金で費用を確保して、実際の家賃の見え方を良くするための戦略というわけですね。

払う理由②:風習で何となく続いている

理由2つ目は風習ですね。

前述した通り、関東大震災と高度経済成長期から始まり、現代まで風習として何となく続いているケースです。

礼金を払う側にメリットもなく、ただ単純に費用が膨らんでいる状態です。不動産業界の闇とも言える状態ですね。。。

払う理由③:不動産会社への広告料にする

最期は広告料に充てるケースです。

不動産会社は基本的に仲介を行うことで手数料を得ていますが、物件によっては広告料と言って別の報酬が発生します。

大家さん側が不動産会社に推してもうらうために「この物件を売ってくれたら、〇〇円払いますよ」と成功報酬を付けている感じです。その広告料に充てられるケースですね。

まぁ、なので不動産会社がおとり物件で利用者を店舗に釣り上げて、広告料の付く物件をセールスするという闇が存在しているわけですが。。。

ちなみにおとり物件は見分ける方法があります。おとり物件に騙されていると、ずっと入居できず、希望と違う物件をセールスされる可能性もあるので、合わせて以下の記事をご活用ください。

>>【無料】おとり物件チェッカーの使い方!むかつくおとり物件の見分け方

【SNS調査】礼金は頭おかしい?リアルな声をリサーチ

次に、SNSで礼金は頭おかしいと思うか?リアルな声をリサーチしました。

検索すると「礼金 頭おかしい」と出てくるので、別観点からの意見を見ていきましょう。

SNSの声①:なんで借りる方がお礼するんだよ

マジで礼金って頭おかしい。なんで借りる方がお礼するんだよ。これからも礼金絶対払わないマン人生送ります

SNSの声②:礼金は2ヶ月分もらうでとか頭おかしい

敷金は現状回復とかあるからわかるけど敷金0なのにただぶん取られるだけの礼金は2ヶ月分もらうでとか頭おかしいよな。

SNSの声③:家賃10万で礼金60万は頭おかしいだろ

大阪の賃貸物件が礼金ぶっ飛んでんのはどういうことだろか?敷金、仲介手数料安く見せて中間抜いてるとしか思えない。家賃10万で礼金60万は頭おかしいだろ。そんな物件がマジで多い。

SNSの声④:礼金の意味がわからない

礼金の意味がわからない。貸してくれてありがとうってこっちは金払って借りてるのに。昔の日本人も頭おかしい

SNSの声⑤:普通に3ヶ月分とか書いててイカれてる

しかし大阪は礼金の額が頭おかしいのですが……普通に3ヶ月分とか書いててイカれてる

礼金は頭おかしい?:まとめ

礼金は頭おかしいと思うか?リアルな声をリサーチした結果をまとめると上記の通り。

礼金は頭おかしい?
  • 礼金の意味がわからない
  • なんで借りる方がお礼するんだよ
  • 家賃10万で礼金60万は頭おかしいだろ
  • 礼金は2ヶ月分もらうでとか頭おかしい
  • 普通に3ヶ月分とか書いててイカれてる

「意味が分からない」との声が。

家賃2,3ヵ月分の礼金を徴収されているケースが多く見られました。他にも、家賃10万円で礼金が60万円というケースも。

礼金ありなしで、初期費用は10万円単位で変わってくるので、特に若者からは礼金に対するあたりは強い印象です。

ちなみに賃貸の初期費用には「払わなくていいもの、交渉できるもの」があります。以下にて初期費用を10万円単位で安くする方法を解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

>>【高すぎる】賃貸の初期費用で払わなくていいもの5選!交渉できる項目まで不動産屋が解説

礼金を払いたくない時の対処法

次に、礼金を払いたくない時の対処法を解説していきますね。

礼金を払いたくない時の対処法
  • 礼金なしの物件に絞る
  • 理由を付けて交渉する
  • 閑散期に物件探しをする

順番に見ていきましょう。

払いたくない時①:礼金なしの物件に絞る

まず礼金なしの物件に絞ることです。

どのポータルサイトでも検索時のフィルター機能が搭載されているので、その際に礼金なしの物件に条件を絞る感じですね。

ただ、大半の物件は礼金ありの状態。特に人気物件は、初期費用が高くても成約してしまうため、礼金を徴収している可能性は高いです。

なので、礼金の分を安くできるメリットがある一方で、優良物件の選択肢が減ってしまうデメリットも存在します。

払いたくない時②:理由を付けて交渉する

次は、理由を付けて交渉するパターンです。

例えば、「礼金をゼロ円にする代わりに即入居します」など、何らかのメリットを大家側に提示して交渉する形です。

他にも、物件の空き期間が長い物件も狙い目。大家としては、空きはロスでしかないので、多少安くなっても埋めてしまいたいので、その心理を狙うわけです。

また、交渉する際は、あくまで低姿勢を貫きましょう。礼金に限らずですが、「安くして当然」というスタンスでいくと、交渉はおろか契約自体を拒否されかねませんよ。

払いたくない時③:閑散期に物件探しをする

最後は、閑散期に物件を探す方法。

繁忙期は物件がすぐに埋まるため礼金が高くても問題はないですが、閑散期だと礼金の高い物件は埋まりにくいです。

なので、礼金ゼロの物件が増えますし、交渉もしやすいです。礼金を含め、初期費用を抑えたい方は、閑散期を狙うのもありでしょう。

礼金なし物件を選ぶときの注意点

最後に、礼金なし物件を選ぶときの注意点を解説していきますね。

順番に見ていきましょう。

注意点①:特約付きの場合がある

注意点1つ目は特約付きの可能性です。

例えば、短期解約違約金です。短期引っ越しをした場合に、解約金を支払うという内容ですね。要するに、長く物件に滞在してもらうための契約です。

礼金をゼロにする代わりに、早くに引っ越しをしたら、その分の家賃を短期解約違約金で回収する形ですね。

注意点②:何かしら欠点がある可能性あり

また、物件に欠点のある可能性もあり。

優良物件なら礼金ありでも埋まるからです。例えば、駅から遠かったり水害リスクがあったりなど、理由は様々でしょう。

他にも築年数が古かったり墓地が近かったリ、何かしらの欠点を持っている可能性があるので、注意して詳細をチェックするのがおすすめです。

注意点③:トラブルのあった物件の可能性あり

トラブル物件の可能性も一部あります。

例えば、入居者が入居からすぐに物件から出ていってしまった場合など。すぐに退去する場合は、礼金を設定せずにポータルサイトに掲載することが多いです。

なので、何らかのトラブルで退去者が出た物件の可能性も捨てきれません。確率的には低いですが、訳ありの可能性もあるので、注意が必要です。

【何様】礼金は頭おかしい制度?:まとめ

礼金は大家さんへのいわば感謝金。

本来は借主側の好意によるお金ですが、現代では礼金を支払うという形だけが踏襲されており、ただのかさまし費用と化している側面があります。

しかし、残念ながら優良物件の多くは礼金ありです。礼金なしの物件もありますが、諸条件が悪いケースも多々あるので、礼金と諸条件を天秤にかけて考える必要はあるでしょう。

ちなみに39roomであれば、仲介手数料を0円もしくは39,000円に節約することが可能。最大10万円のキャッシュバックまである破格の仲介サービスなので、初期費用を抑えたい方はぜひご活用ください。

>>39roomを詳しく見てみる

仲介手数料を無料にする裏技

賃貸契約であれば、39roomを活用すると、家賃がいくらでも仲介手数料が0円もしくは39,000円まで節約可能

すでに仲介手数料が無料であれば、39roomに依頼するだけで、最大10万円のキャッシュバックがあります。

39room

使い方は簡単で物件URLを送るだけ。おとり物件に騙されていないか?のチェックも一緒にできますよ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次