賃貸契約は2年であることが多いです。
しかし、転勤が決まったり引っ越し先でトラブルがあったりなどの背景から、引っ越ししたばかりだけど、すぐに引っ越しをしたいケースはあるでしょう。
そこで今回は「賃貸で入居後すぐ退去する時の注意点から引っ越しの流れまで」不動産のプロが徹底解説していきます。
記事後半では、最短どれくらいで引っ越したのか?までSNSで調査していますので、ぜひ最後までご覧ください。
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引っ越したけどすぐ引っ越したい!←可能?
結論から言うと、引っ越し後すぐに引っ越しすることは全く問題ありません。
引っ越しから1ヵ月でも3ヵ月でも半年でも、すぐ引っ越しするのはOKです。賃貸契約が2年で更新されるケースが多いため誤解されがちですが、2年以下であっても退去は可能です。
賃貸契約後にすぐ退去する理由は様々ですが、主にご近所トラブルや転勤が多いです。引っ越し先で初期費用が再度発生するのでコスパは悪いですが、引っ越しすることは問題ありません。
>>【高すぎる】更新料の意味がわからない..賃貸の更新料はなぜ支払う必要がある?
【すぐ引っ越し】賃貸で入居後すぐ退去する時の注意点
次に、賃貸で入居後すぐ退去する時の注意点を解説していきますね。
順番に見ていきましょう。
注意点①:解約予告期間を確認する
賃貸契約を解約する際には、まず解約予告期間を確認しておきましょう。
解約予告期間は1ヶ月前と定められていることが多いですが、物件や契約内容によっては2ヶ月前やそれ以上の場合もあります。解約予告期間を守らないと、契約違反となり、追加の家賃を請求される可能性もあるので注意が必要です。
例えば、解約予告期間が1ヶ月の場合、11月末に退去したい場合は、10月末までに解約の意思を伝える必要がありますね。
注意点②:敷金の返金依頼をしておく
退去時には、敷金の返金手続きを忘れずに行いましょう。敷金は、原状回復費用や未払いの家賃などを差し引いた残額が返金されます。
まず契約書に記載されている原状回復の範囲を確認する必要があります。通常の使用による経年劣化は貸主負担となりますが、故意や過失による損傷は借主負担となる場合が多いです。退去前は、特にキッチンやバスルームなどの水回りは念入りに掃除しておくと、原状回復費用を抑えることができますよ。
敷金の返金時期は、退去後1ヶ月以内とされることが多いですが、契約内容によって異なる場合があるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
>>【割合】敷金は返ってくる?返ってこないのが普通?122名を対象にアンケート調査してみた
注意点③:短期違約金を考慮しておく
入居後すぐに退去する場合、短期違約金が発生する可能性がどうしても高くなります。
短期違約金は、契約期間内に解約することで貸主が被る損害を補填するためのもので、契約書には短期解約に関する条項が記載されていることが一般的。6ヶ月未満の解約で家賃1ヶ月分の違約金が発生するなどの条件が設定されている場合があります。
短期違約金の有無や金額は契約内容によって異なるため、契約書をよく確認し、疑問点があれば管理会社や大家さんに問い合わせしましょう。
注意点④:退去費用の発生も考慮しておく
退去時には、ハウスクリーニング費用や修繕費用などの退去費用が発生することがあります
敷金から差し引かれる場合が多いですが、敷金を超える場合は追加で請求されることもあります。ちなみにハウスクリーニング費用は、2万円~5万円ほどが相場。故意や過失による損傷がある場合、その修繕費用も借主負担となります。
ただ、最近では入居時に初期費用の中で、ハウスクリーニング費用を徴収するケースもありますので、その場合はハウスクリーニング名目で追加徴収はないでしょう。
>>【違法?】賃貸のハウスクリーニング代は入居時に拒否できる?不動産会社が徹底解説
注意点⑤:引っ越し先の目途はつけておく
退去を決めたら、新しい住居の確保を早めに行いましょう。特に引越しシーズンや人気エリアでは、物件がすぐに埋まってしまいます。
新居を探す際には、家賃や立地、設備などの条件を明確にし、複数の物件を比較検討することが重要。また、物件を決めた後も、しっかり相見積もりを行い、初期費用を節約していきましょう。
初期費用に関しては、下記記事にて節約できる項目を徹底解説しています。10万円単位で初期費用が変わりますので、引っ越し前にぜひご活用ください。
>>【高すぎる】賃貸の初期費用で払わなくていいもの5選!交渉できる項目まで不動産屋が解説
【体験談】最短どれくらいで引っ越したことがある?
次に、SNSで最短どれくらいで引っ越したことがあるのか?を調査しました。
検索すると「賃貸3ヶ月で退去」と出てくるので、別観点からの意見を見ていきましょう。
体験談①:半年で引っ越しは最短だな
割と引っ越しの多いこの数年だったけど、半年で引っ越しは最短だな…
— なつり (@nats_tree) May 26, 2020
これで最後の引っ越しだから、頑張るよ。
割と引っ越しの多いこの数年だったけど、半年で引っ越しは最短だな…これで最後の引っ越しだから、頑張るよ。
体験談②:だいたい半年に1回引っ越し最短は3ヶ月
引っ越しをした回数15回 だいたい半年に1回引っ越し最短は3ヶ月 今 住んでるマンションは やっと見つけた居心地最高で16年目で!なんと16年目にして初めてGを見たのだけどココア(愛猫)が倒してた!偉い!
— せつな" (@freedomsetuna) August 1, 2023
昨日Gが外歩いてるの見たのよね。
玄関閉める時に入ってたんだね。
ココアに感謝。
引っ越しをした回数15回 だいたい半年に1回引っ越し最短は3ヶ月 今 住んでるマンションは やっと見つけた居心地最高で16年目で!なんと16年目にして初めてGを見たのだけどココア(愛猫)が倒してた!偉い!昨日Gが外歩いてるの見たのよね。玄関閉める時に入ってたんだね。ココアに感謝。
体験談③:最短引っ越しは半年
私の引っ越しは9回 最短は半年 #nhkgo
— 瑞穂のなおちゃん@70歳岐阜在住 (@mizuhonaociyan) October 20, 2020
私の引っ越しは9回 最短は半年
体験談④:1番短くて半年以内に引っ越し
今のとこ長かったなぁ
— 僧莎訶 (@_s_w_k_RE) June 21, 2017
1番長かった!
今までの引っ越し回数8,9回とか…多って言われてた。
1番短くて半年以内に引っ越してwww
あれ最短www
引っ越し好きー
奈良に染めんねん〜
今もかなり奈良やけどwww
今のとこ長かったなぁ1番長かった!今までの引っ越し回数8,9回とか…多って言われてた。1番短くて半年以内に引っ越してwwwあれ最短www引っ越し好きー奈良に染めんねん〜今もかなり奈良やけどwww
体験談⑤:最短は三鷹に住んで1ヵ月で引っ越した
引っ越しが超好きなんだけど、家族が増えてから学区とか物件の兼ね合いで5年くらい引っ越せてない。
— アプシェン / appscen (@appscen) September 14, 2020
都内で10回くらい引っ越してるけど、ほとんどが独身の時だったからなー。
ちなみに最短は三鷹に住んで1ヵ月で引っ越した。
引っ越しが超好きなんだけど、家族が増えてから学区とか物件の兼ね合いで5年くらい引っ越せてない。都内で10回くらい引っ越してるけど、ほとんどが独身の時だったからなー。ちなみに最短は三鷹に住んで1ヵ月で引っ越した。
最短どれくらいで引っ越したことがある?:まとめ
最短どれくらいで引っ越したことがある?をまとめると上記の通り。
- 最短引っ越しは半年
- 半年で引っ越しは最短だな
- 1番短くて半年以内に引っ越し
- 最短は三鷹に住んで1ヵ月で引っ越した
- だいたい半年に1回引っ越し最短は3ヶ月
入居してから半年程度で引っ越しをしている方は想像以上に多かったですね。
中には、入居から1ヵ月や3ヵ月で引っ越しする方もいました。なので、契約更新2年のタイミング以前であっても、理由があるなら引っ越しするのは普通と言えるでしょう。
>>【決め方】賃貸2年契約で引っ越しするタイミングは?1年や2年ではもったいない?
賃貸契約後すぐ解約して退去する場合の流れ
次に、賃貸契約後すぐ解約して退去する場合の流れを解説していきますね。
順番に見ていきましょう。
流れ①:管理会社/大家に退去申し込み
賃貸契約後すぐに退去を決めた場合、まずは管理会社や大家さんに退去の申し込みを行うことが必要です。
前述した通りですが、契約書に記載された解約予告期間を守ることが基本となりますので、解約予告期間も事前にチェックしておきましょう(1ヶ月前の予告であることが多い)。
連絡の方法は電話やメール、書面など契約書に明記されています。また、解約申し込みの際には、具体的な退去日を伝えましょう。
流れ②:退去日までに引っ越し先を契約
退去を決めたら、次は引っ越し先の確保。
退去日までに引っ越し先が決まっていないと、荷物と共に立ち往生してしまうので、「①新居へ入居→②旧居を退去」の順番で進められるように調整しましょう。
また、引っ越しは安い時期にできるとベスト。スケジュールが密な中でも、なるべく安い時期に調整できると良いでししょう。
>>【結論】引っ越しが安い時期は?引っ越ししない方がいい時期まで徹底解説
流れ③:引っ越しの準備をして新居へ搬入
まずは不要な荷物を整理し、処分や売却を行いましょう。家具や家電の買い替えを予定している場合は、引っ越し前に整理するのが効率的です。
荷物を梱包する際には、段ボールに部屋ごとに分けてラベルを貼ることで、搬入後の作業がスムーズになります。割れ物や壊れやすいものは、緩衝材を使用して丁寧に梱包しましょう。
>>【汚い】家具家電付き賃貸はやめとけと言われる理由7選!デメリットからSNSの感想まで徹底解説
流れ④:各自治体で転出・転入届の提出
引っ越しする際は、居住地の自治体と引っ越し先の自治体で、転出届および転入届の手続きが必要です。
転出届は引っ越しの2週間前から提出可能で、新しい自治体での転入届は引っ越し後14日以内に行うのが一般的です。
転出届の手続きで必要なものは、身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど)や印鑑、国民健康保険証(加入者の場合)など。手続きを終えると、転出証明書が発行されますので、紛失しないよう注意しましょう。
引っ越し先の自治体では、転出証明書を提出して転入届を行います。手続きの際には、同様に身分証明書や印鑑が必要になります。また、引っ越し後の住民票や国民健康保険証の発行手続きも同時に行える場合が多いため、一緒に申請しておくと便利です。
>>【バレる】住民票を実家のまま一人暮らしできる?住民票を実家から移さない正当な理由まで徹底解説
流れ⑤:旧居の退去立ち合いをし鍵の返却
退去日には、旧居の退去立ち合いが必要です。
退去立ち合いは、管理会社や大家さんが現状確認を行い、敷金の精算や追加費用の有無を決定する重要な手続き。立ち合い時には、契約書や写真を持参するのがおすすめです。
入居時の状態と比較することで、不当な請求を防ぐことができます。また、敷金の精算方法や返金時期についても確認しておきましょう。一般的に敷金の返金は退去後1~2ヶ月以内に行われることが多いです。
立ち合いが終了したら、鍵の返却を行います。返却した際には、控えや記録を残しておくと安心です。鍵の紛失がある場合は、交換費用を請求されることもあるため注意が必要です。
>>【怖い】退去立会いはしないほうがいい?気をつけることまで徹底解説
流れ⑥:新居の鍵を受け取り入居
旧居から退去した後は、新居の鍵を受け取り、いよいよ入居となります。
鍵の受け渡しは、通常は不動産会社や管理会社で行われ、入居日の指定時刻に受け取るのが一般的です。鍵を受け取る際には、契約書に記載されている物件設備が全て揃っているか確認しましょう。
また、設備の動作確認も行い、何か不具合がある場合は管理会社へ早めに確認をいれましょう。初期不良がある場合は、修繕費用が貸主負担となることが多いためですね。
新居に入居したら、ガスや水道、電気といったライフラインの契約や開通手続きを進めれば、諸々の手続きは完了です。
>>【最低額】一人暮らしの初期費用!初めての方向けにいくらあれば始められるのか?を徹底解説
すぐ引っ越したい方向けに引っ越しのコツを解説
次に、すぐ引っ越したい方向けに引っ越しのコツを解説を解説していきますね。
順番に見ていきましょう。
引っ越しのコツ①:即入居可の物件を探す
急な引っ越しを検討している場合、まずは即入居可の物件を探してみると良いでしょう。
即入居可とは、契約後すぐに入居できる物件を指し、通常は前の入居者が退去済みで、清掃や修繕が完了している状態です。物件情報サイトや不動産会社のウェブサイトにて、検索条件で「即入居可」を設定することで、該当する物件を効率的に見つけることができますよ。
ただ、即入居可の物件と言っても、審査に2~3日程度、契約手続きに数日を要することが多いので、当日に即入居できる物件は稀です。
また、即入居可の物件は人気が高く、すぐに契約が決まってしまうこともあるので、気になる物件が見つかったら、内見を申し込み、もしくは内見をショートカットして契約に進めましょう。
>>【賃貸】即入居可はやばい?最短いつから入居できる?契約から入居までの最長期間は?
引っ越しのコツ②:初期費用の安い物件を探す
初期費用が安い物件を探すのもあり。
賃貸の初期費用は、家賃の4~6ヶ月分が相場とされていますが、実際にはもっと初期費用を抑えることは可能。敷金、礼金、仲介手数料、不要なオプション等々を交渉していけばOKです。
ちなみに弊社運営の39roomを活用すると、仲介手数料が0円もしくは39,000円になります。仲介手数料で家賃1ヵ月分を徴収されることがないですし、おとり物件を提示するような手口も一切ありません。
また、場合によってはシェアハウスもあり。初期費用や家賃を節約することが可能ですが、その反面デメリットも多々あるので、自分がシェアハウスに合うのか?の確認はしておくべきですね。
>>【特徴】シェアハウスはやめとけ/デメリットだらけの理由!住むのに向いてない人を解説
引っ越しのコツ③:事故物件等の条件を避けて探す
急いで引っ越し先を決める際でも、事故物件やその他の問題がある物件を避けましょう。
でないと、引っ越ししてもまたすぐに引っ越しする羽目になってしまいます。ちなみに事故物件とは、過去に自殺や他殺、火災などの事件・事故があった物件を指します。
物件情報サイトや不動産会社の説明では、事故物件であることが明記されている場合がありますが、必ずしも全ての情報が開示されているわけではありません。
下記記事にて事故物件を調べる方法は解説していますので、物件リサーチのタイミングで合わせてご活用ください。
>>【一覧】事故物件を調べるサイト&方法10選!大島てるは見ない方がいい?
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引っ越したけどすぐ引っ越したい:まとめ
引っ越し後にすぐに引っ越しするのは可能。
賃貸契約は2年が多いですが、入居から1ヵ月でも3ヵ月でも半年でも退去自体は可能です。ただ、解約予告期間や短期違約金など、契約周りがゆえに発生する費用はありますので注意が必要です。
ちなみに39roomという弊社の不動産仲介サービスを活用すると、仲介手数料が0円(最大39,000円)まで節約可能。ぼったぐりの可能性を交渉せずに無くせるので、楽に安く賃貸契約をしたい方はぜひご活用ください。
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