引っ越しで地味に悩むのが内見の時間。
仕事との兼ね合いで夜しか内見の時間を取れない方も多いでしょう。しかし、内見は夜まで対応してもらえるのか?夜の内見は意味があるのか?など気になることも多いはず。
そこで今回は「不動産の内見時間は何時から何時までなのか?」を不動産のプロが徹底解説していきます。
本記事では、夜に内見するメリット・デメリットをはじめ、内見におすすめの時間帯まで解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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不動産の内見時間は何時から何時まで?
不動産の内見時間は、不動産ごとの営業時間に依存しているのでケースバイケースです。
ただ、多くの場合、不動産の内見時間は10:00から18:00まで。とはいえ、18時以降の夜の内見に対応している不動産業者もいます。
また、不動産の休日を加味すると、毎日10:00-18:00で内見が可能なわけではありません。火曜日や水曜日が定休日である不動産会社が多いので注意しましょう。
夜に内見をするデメリット
では、次に夜に内見をするデメリットを見ていきましょう。
順番に解説していきますね。
デメリット①:日当たりが分からない
夜に物件を内見する最大のデメリットは、日当たりの状況を正確に確認できないことです。
当然ですが、夜の内見では太陽の位置や建物の影響を把握することができず、実際に住んだ際の明るさを想像するのが難しいです。
実際、日当たりの良し悪しは、単に「窓が大きいかどうか」や「部屋の向き」だけで判断できるものではありません。例えば、南向きの部屋であっても、近隣に高い建物がある場合は、日中でも直射日光がほとんど入らない可能性があります。また、低層階の部屋では、隣接する建物の影が常に落ちることもあり、意外と暗いこともあります。
電気をつけた状態では部屋の本来の明るさを把握できない点もデメリットです。照明の明るさによっては、実際よりも開放的で明るい空間に見えることがありますが、日中にカーテンを開けたときに思ったよりも暗く、圧迫感を感じることもあります。
なので、どうしても夜しか内見時間が取れない場合は、不動産会社に頼んで昼間に撮影した写真を見せてもらったり、Googleマップのストリートビューを活用して建物の周囲の状況を確認したりするのがおすすめです。

デメリット②:周辺地域の騒音環境が分かりにくい
夜に内見をすると、周辺地域の騒音環境を正しく把握するのが難しいというデメリットもあります。
日中と夜では、地域の交通量や人の往来が大きく異なるためですね。夜だけ内見をして静かだと感じても、実際に住み始めてみると「昼間は意外とうるさい…」なんてケースもあるわけです。
交通量の多い道路に面している物件の場合、昼間は車やバイクの音が絶えず、窓を開けると会話が聞こえにくいほど騒がしいケースもあります。大通り沿いのマンションやアパートでは、信号待ちの車がアイドリングする音や、救急車・パトカーのサイレンなどが頻繁に聞こえることも。
また、近隣住民の生活音や騒音問題も、夜の内見では分かりにくいポイントです。公園や学校、保育園の近くにある物件は日中に子どもの声が響くケースもあります。近隣に工場や商業施設がある場合は、夜は静かでも朝から夕方まで作業音が響くケースもあります。

デメリット③:通電していないと部屋の細部が見えない
夜に内見をする場合、物件が通電されていないと室内が暗く、細部まで確認するのが難しいです。
新築や空室期間が長い賃貸物件では、電気の契約が切れていることが多く、室内の照明が使えないケースもあります。その場合、スマートフォン等のライトを使って確認するしかなくなるため、部屋全体の明るさや雰囲気を把握するのが難しくなってしまいます。
加えて、壁や床の傷・汚れのチェックが難しいです。日中の明るい時間帯であれば、壁紙の剥がれや汚れ、フローリングの傷、カビの発生などを見つけやすいですが、通電していない状態だと見落とす可能性が高くなります。
他にも、キッチンやバスルーム、トイレなどの水回りにおける、カビや水垢、排水溝の詰まりも分かりづらいですね。クローゼットやシューズボックス、キッチンの収納棚などに関しても、暗いと奥の方まで見えにくく、収納力を正しく判断できない可能性があります。
また、室内のニオイや湿気の状態を判断しにくいという点もデメリット。電気がついていればエアコンを試運転して、異音や異臭がしないか確認することができますが、通電していないとこれができません。

夜に内見をするメリット
一方で、夜に内見するメリットもあります。例えば、以下のようなメリット。
順番に見ていきましょう。
メリット①:周辺地域の治安が分かりやすい
夜に内見をする最大のメリットは、周辺地域の治安をリアルに確認できることです。
昼間の明るい時間帯では安全そうに見える地域でも、夜になると雰囲気が一変することがあります。そのため、実際に暮らすことを想定し、夜の治安をチェックしておくことは非常に重要。
街灯の数や明るさを確認すること、駅から物件までの道が安全かどうかを確認すること、人通りの多さや不審者がいないかをチェックすること、などを確認すると良いでしょう。
また、夜間の人の流れや騒がしさを把握できるのもメリット。昼間は落ち着いた住宅街に見えても、夜になると周囲の居酒屋やバーが賑わい、酔っ払いが増える地域もあります。特に駅近の繁華街エリアでは、夜になると人が集まりやすく、騒音やトラブルが発生することもありますからね。
他にも、コンビニやスーパーなど夜遅くまで営業している店がどの程度あるか?を把握できるのもメリットでしょう。商店街がメインの街だと、夜遅くに空いているお店が極端に少ないこともあります。
メリット②:壁の薄さや遮音性が分かりやすい
夜に内見をする2つ目のメリットは、壁の薄さや遮音性を実際に体感できることです。
昼間の内見では、周囲の住人が外出していることが多く、物件の防音性能を十分に確認できない場合が多いですが、夜になると住人が帰宅し、生活音が発生しやすくなるため、実際の遮音性をチェックしやすいです。
隣の部屋からの騒音や上階の足音や物を落とす音が響きやすいかどうかも、夜の時間帯に確認しやすくなります。木造や軽量鉄骨造のアパートは、構造上、音が響きやすい傾向があるため、夜の内見が逆に優位に働きますね。
また、同様の話ですが、共用廊下や階段からの音も、夜の内見で確認可能。エントランスのドアの開閉音や、住人が階段を上り下りする音がどの程度響くかは、人がいる夜の方が確認しやすいです。
以上のように、夜に内見をすることはメリット・デメリットがあります。木造や軽量鉄骨のアパートの場合は、あえて夜に内見するのもありと言えますね。
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内見におすすめの時間帯
次に、内見におすすめの時間帯を解説していきますね。
順番に見ていきましょう。
内見におすすめの時間帯①:10:00-11:00
物件の内見をする際、午前10時から11時の時間帯は特におすすめです。
まず日当たりや室内の明るさを確認しやすいです。午前中は、東向きや南向きの部屋に十分な日差しが入り、実際に住んだ際にどれくらい明るいかをチェックできます。
周辺の生活環境を確認しやすいのもメリット。午前10時から11時の時間帯は、多くの人が仕事や学校に出かけた後であり、住宅街の騒音状況を落ち着いて確認できます。
また、この時間帯に内見をすることで、ゴミ置き場や共用部分の管理状態もチェックしやすくなります。 朝のゴミ収集が終わった直後であれば、ゴミ捨てのルールが守られているかや、ゴミ置き場が清潔に保たれているかを確認可能です。
内見におすすめの時間帯②:15:00-16:00
物件の内見に適した時間帯のひとつが、午後15時から16時です。
まず西日がどの程度入るかを確認可能。午後の時間帯は、西向きの部屋や南西向きの物件では、強い日差しが入りやすくなります。西日が強すぎると、夏場は室温が上昇しやすく、エアコンの効きが悪くなりがちですからね。
周辺の交通量や騒音の状況を確認しやすい点もメリット。15時から16時は、小学生の下校時間にあたることが多く、学校や公園の近くの物件では、子どもの声や自転車の往来がどの程度あるのかを把握するのに適した時間です。
また、近隣の商業施設の営業状況をチェックできるというメリットも。例えば、スーパーやドラッグストアの混雑状況を確認することで、普段の買い物がスムーズにできるかどうかが分かります。レジの待ち時間や品揃え、特売品の有無をチェックすることで、生活の利便性をより具体的にイメージしやすくなるでしょう。
内見におすすめの時間帯③:17:00-18:00
物件の内見をする際、17:00~18:00の時間帯は、昼間とは異なる視点で環境を確認できるため、おすすめの時間帯のひとつです。
まず室内の自然光の変化を確認可能。昼間の内見では十分に明るく感じた部屋でも、夕方になるとどれくらい暗くなるのかを実際に体感することができます。特に北向きや東向きの部屋は、午後になると急激に暗くなることがあり、「思ったより照明を使う機会が多かった」と後悔するケースもあります。
夕方の交通量や周辺の騒音の状況をチェックできる点もメリット。17:00~18:00は会社員や学生の帰宅時間にあたるため、駅や道路の混雑状況を確認するのに最適な時間帯です。昼間の内見では静かだった通りが、夕方になると渋滞が発生したり、人の往来が増えたりすることもあるため、住環境を正しく判断するのに最適なんです。
また、周辺の防犯状況をリアルに確認できるのも、夕方の内見ならではのメリットです。日中は明るく安心に見えるエリアでも、夕方以降になると暗くなり、人通りが少なくなって不安を感じる場所があるかもしれません。駅から物件までの道が街灯でしっかり照らされているか、人気があるかどうかを確認すると良いでしょう。

内見をしないで契約するのも1つの手
ここまで夜に内見するメリット・デメリットを解説しましたが、内見をしないで契約するのも1つの手です。
内見をする時間がなかなか取れない場合、内見を待っていると物件が埋まってしまう可能性があります。内見を待っていると、どんどん住みたい物件が埋まってしまって、入居先が決まらない、なんてことはあるあるです。
なので、内見の代わりにシュミレーションツールを活用したり、Googleマップ等で周辺地域を確認したり、などを実施することで、内見を飛ばして契約に進むのも手段としてはアリでしょう。
実際、弊社調べでは、3人に1人の割合で内見をせずに契約を決めているとのデータが取れました。下記記事にて、内見をしないで契約する際の注意点を解説しているので、併せてご確認ください。
>>【105名調査】内見しないで契約する割合は?内見せず契約して後悔したことまとめ

不動産の内見時間は何時から何時まで?:まとめ
不動産の内見時間はケースバイケースですが、多くの場合10:00から18:00までです。
仲介会社や管理人によっては夜まで内見が可能。夜に内見するメリットもありますが、一定のデメリットもあるため、理解したうえで内見へ望むのが良いでしょう。
また、そもそも内見をしない選択もあり。内見をしない場合は、入居できる確率がグンと上がるので、そこまでこだわりがないのであれば、時間帯効果を鑑みて内見をしないのもありでしょう。
39roomという不動産仲介サービスを活用すると、仲介手数料が0円(最大39,000円)まで節約可能。ぼったぐりの可能性を交渉せずに無くせるので、楽に安く賃貸契約をしたい方はぜひご活用ください。
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