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【入居前】家賃値下げ交渉のメール例文と言い方!いくら下がるのか?まで徹底解説

【入居前】家賃値下げ交渉のメール例文と言い方!いくら下がるのか?まで徹底解説

賃貸契約の初期費用の中でも家賃は、なかなか交渉を行う方は少ないのが現状です。

しかし、家賃の値下げ交渉は成功する確率もゼロではなく、実際に5,000円以上の家賃値下げに成功している方も多くいます。

そこで今回は「家賃値下げ交渉のメール例文と言い方」を不動産のプロが徹底解説していきます。

本記事を読むことで、家賃を含め初期費用を安くすることができ、お得に引っ越しを進められますよ。

この記事の監修者
監修者 大槻陽一
大槻 陽一

株式会社GKコンサルティング代表取締役。累計5,000件以上の不動産契約の実績を持つ。仲介手数料が0円になる39room/01HOUSEを提供中。

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目次

家賃値下げ交渉の成功確率は?

結論から言うと、家賃値下げ交渉の成功確率は良くて5%ほどです。

なので、100件に交渉をして5件に成功するくらいの感覚。物件の条件に大きく依存しますが、総合的に見ると成功確率は5%前後でしょう。

当たり前ですが、家賃を値下げすれば大家さんの収入が減ります。大抵の場合、物件をローンで買って投資に回しているので、家賃を値下げするほど赤字の期間も長くなります。

なので、大家さん側からすれば、家賃の値下げ交渉をしてくる入居者を拒否したくなる心理は働くものだ、と認識しておきましょう。

家賃値下げ交渉でいくらまで下がる?

家賃の値下げ交渉はいくらまで下がるのか?は気になるところでしょう。

物件によりますが、1,000円~5,000円の間が多いです。10,000円以上の値下げはほぼ実現せず、よっぽどの条件がないと難しいです。

なので、家賃の値下げ交渉をする際は、毎月の家賃を2,000-3,000円くらい安くできれば上々だと認識しておきましょう。

基本的に「大家さんは家賃交渉にネガティブである」「10,000円以上の大幅交渉は基本成立しない」と、まずは理解しておかないと失敗しやすいです。

家賃の値下げ交渉を行うべき理由

ただ、それでも家賃の値下げ交渉自体は行うことをおすすめします。

理由は以下の通りです。

順番に見ていきましょう。

理由①:インパクトが大きい

まず金額的なインパクトが大きいからです。

というのも、家賃は毎月発生する金額だから。初期費用は1回切りの発生ですが、家賃は契約期間の間、ずっと発生します。

なので、仮に3,000円でも家賃を値下げ交渉できたら、1年間で36,000円、2年間で72,000円の節約です。少しの交渉で万単位の節約ができる可能性があるわけです。

理由②:交渉自体はタダで行える

交渉自体はタダです。

しつこく交渉すると、大家さんから契約を拒否されるリスクはありますが、1回軽く聞いてみるくらいなら問題なし

大家さんや管理会社側も交渉は日常茶飯事なので、あまり気負いせずに、気軽に交渉してみましょう。

理由③:初期費用の駆け引き材料になる

家賃交渉は失敗してもOKです。

なぜなら初期費用の駆け引き材料になるから。「では、〇〇の項目を初期費用から外すことは可能ですか?」や「礼金を1ヵ月分にお値下げすることは可能ですか?」など次の交渉に繋げやすいです。

大家さん側からすると、1度交渉を拒否しているので、心理的に拒否を繰り返すのが、少し嫌な気持ちにもなります。そこで家賃よりインパクトの低い交渉がくれば、成功確率がグッと上がるわけです。

以上の理由から、家賃の値下げ交渉は行うのがおすすめ。成功しても失敗してもメリットが大きい交渉です。

【入居前】家賃値下げ交渉のメール例文と言い方

次に、入居前に使える家賃値下げ交渉のメール例文と言い方を紹介します。

2パターンほど紹介しますね。

家賃値下げ交渉のメール例文:パターン①

家賃値下げ交渉のメール例文のパターン①は以下の通りです。

件名: 入居前の家賃交渉について

拝啓、貴社ますますご繁栄のこととお喜び申し上げます。この度、貴社の物件に入居を検討しております[あなたの名前]と申します。

物件の内覧を行い、非常に魅力的な環境であることを確認いたしました。しかしながら、現在の経済的状況を考慮し、家賃の交渉をお願いしたく思います。

周辺の市場価格や同規模の物件の家賃相場を調査した結果、現在提示されている家賃よりも3,000円程度低い家賃での入居が可能であるという情報を得ております。このため、家賃を減額していただけると幸いです。

家賃交渉についての条件や期限については、貴社のご判断にお任せいたしますが、入居開始時から適用していただけるとありがたいです。

何卒ご検討いただき、ご一報賜りますようお願い申し上げます。お忙しいところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

敬具
[あなたの名前]

家賃値下げ交渉のメール例文:パターン②

家賃値下げ交渉のメール例文のパターン②は以下の通りです。

件名: 家賃交渉について

始めまして。
[あなたの名前]です。先日、貴社の物件で内見をさせていただき、とても気に入りました。しかし、現在の家賃が少し高いように感じます。

周辺の同規模物件の家賃相場を調べてみましたが、貴社の物件よりも安い物件もありました。そこで、家賃を3,000円程度値下げしていただけると、入居を決めやすくなるかと思います。

条件や期限などはお任せしますが、できれば入居時から適用していただけると助かります。

ご検討いただければ幸いです。お忙しいところ恐縮ですが、ご返信をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。

[あなたの名前]

以上が家賃値下げ交渉のメール例文です。

ちなみに39roomという不動産仲介サービスを活用すると、仲介手数料が0円(最大39,000円)まで節約可能。ぼったぐりの可能性を交渉せずに無くせるので、楽に安く賃貸契約をしたい方はぜひご活用ください。

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家賃の値下げ交渉を成功させるコツ

次に、家賃の値下げ交渉を成功させるコツを解説していきます。

順番に見ていきましょう。

値下げ交渉のコツ①:空き期間が長い物件を選ぶ

空き期間が長い物件は狙い目です。

大家さんからすると、物件が空いている期間は家賃収入を得ることができません。なので、少し家賃を安くしてでも、誰かに入居して欲しいのです。

なので、空き家率の高い地域かつ空き期間の長い物件を調査して、家賃交渉を行うと成功確率グンとあがりますよ。

値下げ交渉のコツ②:入居の強い意思表示をする

また、入居の意思表示も大切です。

入居意思がないのに家賃交渉をされると、大家さんからすると嫌なものです。あくまで「家賃を値下げしてくれれば、すぐにでも入居したい」との意思表示が大切です。

前述した通りですが、家賃交渉の際には大幅な値下げは避けましょう。物件状態によりますが、5,000円以下の金額感に調整すべきです。

値下げ交渉のコツ③:引っ越しの閑散期に合わせる

閑散期を狙うのも家賃交渉のコツです。

閑散期は日本で言うと6月~8月です。引っ越しする人の総数が減るので、必然的にこの時期は交渉もしやすくなります。

この時期に空いている物件は埋まりにくく、大家さん側からしても家賃の値下げを受けやすいのでチャンスですね。

値下げ交渉のコツ④:周辺地域の家賃相場を把握する

周辺地域の家賃相場も知っておくべき。

家賃の値下げ交渉をする名目で言うと、周辺地域の家賃相場と比較するのが王道です。なので、交渉したい物件の家賃は、相場的に安いのか?高いのか?をまずは知る必要があるわけです。

相場より安ければ交渉余地はあまりないので、別の項目で交渉を進める方が良いです。一方で、相場より高ければ交渉余地があるので、家賃の値下げ交渉を進めると良いでしょう。

ちなみに賃貸の初期費用には、他にも「払わなくていいもの、交渉できるもの」があります。以下にて初期費用を10万円単位で安くする方法を解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

>>【高すぎる】賃貸の初期費用で払わなくていいもの5選!交渉できる項目まで不動産屋が解説

値下げ交渉のコツ⑤:周辺地域の環境が微妙な物件を選ぶ

周辺地域の環境も大切な要点です。

いくら物件が優良でも周辺地域の環境が悪ければ、物件の価値は下がります。例えば、周辺の治安や水害リスクなどは考慮しておきたいところ

本来であれば、周辺地域の環境を考慮した家賃になります。ですが、考慮していない家賃設定になっている場合もあるので、そういった物件は狙い目です。

【SNS調査】家賃の値下げ交渉をした人達の経験談

次に、SNSで家賃の値下げ交渉をした人達の経験談を調査しました。

別観点からの意見を見ていきましょう。

経験談①:月額家賃2000円オフまで交渉できた

昨日見た物件の見積書を他社に持って行って条件についてめちゃくちゃ交渉した結果、
・月額家賃2000円オフ
・初期費用25000円オフ
・仲介手数料10000円オフ
で、初期費用を16万円から12万円ちょいに抑えることに成功(๑˃̵ᴗ˂̵)و テマン!
相見積大事やなぁ…

経験談②:ダメ元で家賃交渉したら月2,000円の減額に成功

離婚してアパートを探した時、ダメ元で家賃交渉してみました。すると月あたり2,000円の減額に成功。年間で24,000の節約になりますから、バカにできません。築年数が30年超えだったこと、部屋と駐車場2台分の契約だったことを材料に言ってみましたけど、まさかうまくいくとは。

経験談③:家賃の値下げ交渉に成功し月額5000円のマイナスに

【速報】金の亡者ひろな、家賃の値下げ交渉に成功し、月額5000円のマイナスに

経験談④:月5700円の家賃交渉に成功

㊗️家賃交渉、成功しました〜月5700円(年68400円)は大きいです。全額NISA行きになるでしょう
✅現在募集中の駐車場代の方が安かった
✅築年数や間取りが似た物件の相場家賃の方が安かった
✅なるべく長く住む予定
✅これ以上空部屋が増えるのも困るでしょ?
みたいなことを伝えました

経験談⑤:単身者向け物件で賃料3000円下がりました

家賃交渉成功!単身者向け物件で賃料3000円下がりました。2年契約だからバイクの車検分浮いた!めっちゃうれしい。生活水準は上げず長く住む予定です。大家さんありがとうございます。

家賃の値下げ交渉をした人達の経験談:まとめ

家賃の値下げ交渉をした人達の経験談をまとめると上記の通り。

家賃の値下げ交渉をした人達の経験談
  • 月5700円の家賃交渉に成功
  • 月額家賃2000円オフまで交渉できた
  • 単身者向け物件で賃料3000円下がりました
  • ダメ元で家賃交渉したら月2,000円の減額に成功
  • 家賃の値下げ交渉に成功し月額5000円のマイナスに

家賃の値下げ交渉の結果、2,000円~6,000円ほどのレンジで成功している方が多かったです。

家賃交渉はあまりメジャーではありませんが、成功する可能性も普通にあるので、積極的に挑戦してみましょう。

ちなみに不動産会社には仲介手数料の交渉を行うのもおすすめ。原則家賃0.55ヵ月分の負担のところを大半の不動産会社は1.1ヵ月分の負担にしてくるので、交渉余地がありますよ。

>>【100%】仲介手数料をメール交渉する例文!言い方からタイミングまで徹底解説

家賃値下げ交渉のメール例文と言い方:まとめ

家賃の値下げは行う価値のある交渉です。

成功確率は高くないですが、交渉を失敗しても別の初期費用の交渉材料にできますし、何より交渉自体はタダ。

賃貸契約の各項目は言い値になっている側面もあるので、しっかりと借主側が交渉をしていきましょう。

あなたをカモにしてくる不動産会社も少なくないので、悪徳会社に騙されないよう最低限の知識武装をしておくことをおすすめします。

>>【警告】賃貸不動産屋にカモられない方法7選!カモられるパターンまでプロが徹底解説

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