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【警告】賃貸不動産屋にカモられない方法7選!カモられるパターンまでプロが徹底解説

【警告】賃貸不動産屋にカモられない方法7選!カモられるパターンまでプロが徹底解説

賃貸契約は仲介に利用する不動産会社によって、同じ物件なのに初期費用が10万円単位で変動します

つまり、ちゃんと交渉をして賃貸をお得に契約できる人と、賃貸不動産にそそのかされカモにされてしまう人に分かれるわけです。

そこで今回は「賃貸不動産屋にカモられない方法」を不動産のプロの私が徹底解説していきます。

本記事を読むことで、賃貸不動産の典型的なカモられパターンを理解でき、今後お得に賃貸契約を進めることができますよ。

この記事の監修者
監修者 大槻陽一
大槻 陽一

株式会社GKコンサルティング代表取締役。累計5,000件以上の不動産契約の実績を持つ。仲介手数料が0円になる39room/01HOUSEを提供中。

公式HP:https://gk-cons.co.jp/

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目次

賃貸不動産屋にカモられるパターン

まず賃貸不動産にカモられるパターン。不動産会社の手口から見ていきましょう。

ざっくり以下4パターンが多いです。

順番に見ていきましょう。

カモられるパターン①:おとり物件からの店頭誘導

1つ目はおとり物件で釣るパターンです。

ポータルサイト等に優良な物件を掲載しておき、お問い合わせ数を増やし店頭に誘導、店頭で物件が埋まったことを理由に、別の物件を勧めるパターンですね。

パターン[おとり物件からの店頭誘導]
  1. 優良な物件をサイトに掲載
  2. お問い合わせさせて店頭に誘導
  3. もう埋まってしまったと別物件に誘導

そして、勧められる物件は、たいてい希望とはズレた不動産会社が儲かる物件なことが多いです。

おとり物件がフックになるので、条件が良すぎないかはチェックする必要があります。ちなみにおとり物件は、宅地建物取引業法の第32条に抵触する違法行為です。

とはいえ、物件自体の移り変わりが激しいことで、故意か否かの判別が難しく、おとり物件は放置されているのが現状です。

なので、借主側が見抜くしかありません。しかし、見抜くのは至難の技ですが、100%おとり物件を見抜ける方法もあります。続きは以下の記事をご活用ください。

>>【無料】おとり物件チェッカーの使い方!むかつくおとり物件の見分け方

カモられるパターン②:要望以外の物件を勧めてくる

次は、要望以外の物件を勧めてくるパターン。

物件にはものによって広告料という報酬があります。特定の物件を仲介した際に、成果報酬で発生するものです。なので、不動産会社的には利益が大きくなるわけです。

そのため要望とは別に「実は、今この物件が人気なんですけど…」と、謎の営業トークを繰り広げてくる不動産会社もちらほら。

そして、広告料が付く物件は欠点のあることが多いです。なかなか空きが埋まらないから、大家さん側が広告料を設定している可能性が高いわけです。

もちろん善意で要望に沿った提案をしている不動産会社もありますので、あくまで可能性の話と受け止めておきましょう。

カモられるパターン③:初期費用に謎オプションがある

初期費用の謎オプションもあるある。

基本的に不動産会社が借主側から徴収するのは仲介手数料です。仲介手数料の中に、書類作成費用など様々な要素が含まれています。

が、稀に初期費用に書類作成費用や事務サポート費用など、本来は仲介手数料に内包すべき項目をオプションで付け加えている不動産会社がいます

なので、初期費用に目を通して、謎のオプションを付け加えられていないか?は必ずチェックするようにしましょう。

ちなみに賃貸の初期費用には、他にも「払わなくていいもの、交渉できるもの」があります。以下にて初期費用を10万円単位で安くする方法を解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

>>【高すぎる】賃貸の初期費用で払わなくていいもの5選!交渉できる項目まで不動産屋が解説

カモられるパターン④:周辺地域の情報を一切伝えない

最後は、周辺地域の情報を一切伝えないパターン。というより、物件情報のみ伝えて、その他は話そうとしないパターンです。

物件自体は優良だが、周辺地域の治安が悪かったり水害リスクがあったりなど、外部条件が悪い物件に多いパターンですね。

いくら優良物件でも、外部条件が悪いと暮らしにくいので、外部条件を含め広い視野で物件探しをする必要があります。

以上が、不動産会社にありがちなカモられパターン。パターンを知っておけば、ある程度は防げるので、しっかりと目を通しておきましょう。

監修者 大槻

最初から「どうせカモにしてくるんだろ!」というスタンスだと、関係値が悪くなり交渉もしづらくなるので、あくまで注意するくらいのスタンスでいましょう!

賃貸不動産屋にカモられやすい人の特徴

次に、賃貸不動産屋にカモられやすい人の特徴を解説していきますね。

順番に見ていきましょう。

カモられる人の特徴①:費用相場を知らない人

まず費用相場を知らない人です。

費用相場を知らないと、そもそも提示された費用が適正なのか?ぼったぐりなのか?を判別することすら出来ません

家賃をはじめ、仲介手数料、礼金、敷金、その他費用を含め、賃貸の契約にはどんな項目の費用がどの程度かかるのか?は調査しておきましょう。

カモられる人の特徴②:内見する意思が見えない人

内見意思がない人はカモられやすいです。

というのも、内見しないと分からない要素を隠せるからです。上記で解説した、治安や水害リスクなど外部条件もですし、そもそも物件の欠点をも隠すことが可能です。

「早く埋まってしまうから、内見せずに契約した方がいいよ」と言ってくる不動産会社は、何か現地で見ないと分からない欠点を隠している可能性があるわけです。

とはいえ、内見している間に物件が埋まっていくのも事実。内見をせずに賃貸契約を進める割合や、後悔しないポイントは以下にて解説しているので、合わせてご覧ください。

>>【105名調査】内見しないで契約する割合は?内見せず契約して後悔したことまとめ

カモられる人の特徴③:交渉の素振りが一切ない人

交渉意思がない人もカモられやすいです。

どの分野でも同じですが、騙されやすいのは”お人よしの人”です。海外で日本人がぼったぐられやすいのも、お人よしだからという理由は大きいです。

なので、仮に費用相場が分からない状態でも「この項目は何をしていただけるものですか?場合によっては不要なのですが」といった一声だけでも違います。

不動産会社から見て「この人は交渉してこなそうだな」と思われると、足元を見てくる可能性があるので、注意が必要です。

特に仲介手数料は家賃1.1ヵ月分に設定されていることが多いです。しかし、原則は家賃0.55ヵ月分です。交渉するか否かで初期費用は大きく変わるので、以下記事もぜひ目を通しておきましょう。

>>【100%】仲介手数料をメール交渉する例文!言い方からタイミングまで徹底解説

【SNS調査】賃貸不動産にカモられた体験談

次に、SNSで賃貸不動産にカモられた体験談を調査しました。

順番に見ていきましょう。

体験談①:しれっと仲介手数料1ヶ月分を請求された

【実体験】不動産屋にカモられた経験
・しれっと仲介手数料1ヶ月分を請求される(賃貸)
・全面の道路からの騒音がうるさすぎて夜眠れない「この辺は住人の方しか通らないので静かなんですよね~」仲介の担当者に言われて住んでみたら、交通量多くてめちゃくちゃ騒音だったこの経験から学んだのは、自分の目と耳で確かめるのが1番確実で安心できるんだなって思えたことです。

体験談②:消毒代安心サポート代文書作成事務手数料合わせて約4万とられた

最近引越しも視野に入れているのでYouTubeで動画見てたら今の家契約時に初期費用ほぼぼったくられていた。ほんまに良いカモだな私(泣)仲介手数料1.1ヶ月分、火災保険2万、消毒代安心サポート代文書作成事務手数料合わせて約4万、鍵交換費用27,500円……勉強になりましたわ

体験談③:室内写真も実際の部屋と一致してない事多い

賃貸物件検索で条件指定しても条件外の物件混ぜてくるのはそうでもしないと全く目も触れられない物件ばかりだからか。室内写真も実際の部屋と一致してない事多いし不動産業界ってなんか不誠実だな。初期費用も謎の項目多いし借り主をカモとしか思ってなさそう

体験談④:無知すぎるがあまりめちゃぼったくられた

今住んでるとこ都内の不動産屋で契約したんだけど無知すぎるがあまりめちゃぼったくられた。仲介手数料も1ヶ月分取られたしなぁ…本当無知はカモにされるだけだな。苛々してきた()担当の人もなんか胡散臭かったし次引っ越す時は気をつけよ

体験談⑤:仲介手数料の二重取りをされそうになった

不動産屋でカモられかけた。仲介手数料の二重取りをされそうになった。なんとなく話に違和感あって、担当者が席離れたタイミングでスマホで調べた!旦那にも即伝えて担当者に言ってもらって事なきを得た。その後担当者の対応が悪くなったような気がしたけどしらん!次は絶対絶対使わない

賃貸不動産にカモられた体験談:まとめ

賃貸不動産にカモられた体験談をまとめると上記の通り。

賃貸不動産にカモられた体験談
  • しれっと仲介手数料1ヶ月分を請求された
  • 無知すぎるがあまりめちゃぼったくられた
  • 仲介手数料の二重取りをされそうになった
  • 室内写真も実際の部屋と一致してない事多い
  • 消毒代安心サポート代文書作成事務手数料合わせて約4万とられた

仲介手数料に関する声が多かったです。

仲介手数料の上限は、国土交通省により法律で家賃1.1ヵ月分(税込み)と定められており、借主と貸主で家賃0.55ヵ月分を負担するのが原則です。

しかし、双方の同意があれば、片方が全額負担することが可能。そして、現状は借主に全額負担させる不動産会社が多いです。

仲介手数料は必ず安くできる方法がいくつかあるので、興味のある方はぜひ以下の記事も合わせてご覧下さい。

>>【裏技】仲介手数料の交渉を断られた時の解決策!仲介手数料を値切る客は迷惑?

賃貸不動産屋にカモられない方法

次に、賃貸不動産屋にカモられない方法を解説していきますね。

順番に見ていきましょう。

カモられない方法①:相見積もりを行う

まず相見積もりは必ず行いましょう。

初期費用の算出を1つの不動産会社からだけではなく、複数の不動産会社から算出してもらいましょう、という話です。

たとえ初期費用の相場感が分からない状態でも、同じ物件で複数社から初期費用を算出してもらえば、どの不動産会社が良心的で、どの不動産会社がぼったくりなのかは一目で分かります

その上で「他社さんでは〇〇円だったけど、もう少し安くできない?」と交渉していけば、さらに初期費用を節約できますよ。

カモられない方法②:物件周辺の環境を調べる

物件周辺の環境も調査しましょう。

いかに物件自体が優良でも、周辺地域の環境が悪ければ住みにくいです。最低でも「治安/立地/アクセス/ハザードマップ/過去の事件ニュース/物件の位置」は知っておくべき。

駅から近いし物件も綺麗で家賃も安いが、大雨が降ると1階は浸水してしまう、なんて物件もあるからです。

カモにしてくる不動産会社だと、そういった大切な情報を教えてくれない可能性もあるので、自身でリサーチしつつも、物件外のリスクは不動産会社にこちらから聞いてみましょう。

カモられない方法③:不動産会社の評判を調べる

不動産会社の評判チェックも大切。

正直、不動産会社はかなりの数存在しています。なので、カモにしてくる悪徳会社だと感じたら、別の不動産会社に依頼すれば良いのです。

ただ、悪徳会社ほど、評判にサクラを使います。要するに、評判を操作しているわけです。そのため不自然に評判の良い会社にも注意が必要です。

カモられない方法④:譲れない条件を決めておく

物件探しの要件定義も大切です。

駅から徒歩5分、トイレとバスは別、築5年以内、など何でもOKですが「これだけは譲れない!」という条件を決めておくわけです。例えば、第一希望の物件が埋まってしまったとしましょう。

すると、不動産会社からは「では、この物件はいかがですか?」と営業がきます。その際に、譲れない条件を決めていないと、営業トークに流され希望と違う物件を契約してしまうリスクが上がります。

反対に、しっかりと物件探しの要件定義ができていれば、営業に反対もできますし、上手く不動産会社と付き合っていけますよ。

カモられない方法⑤:周辺地域の家賃相場を調べる

周辺地域の家賃相場感も知っておきましょう。

例えば、周辺地域の家賃相場が10万円なのに、家賃15万円の物件があったら、まず最初に違和感を抱けるからです。

そして、相場感を知っていれば家賃交渉も可能になります。家賃交渉はメジャーではないですが、物件によっては成功する確率もあるので、やってみる価値はあるでしょう。

カモられない方法⑥:初期費用の相場感を知っておく

初期費用の相場感も知っておくべき。

引っ越しにおいて、一番お金がかかるのは初期費用と家具家電の購入費用です。そして、初期費用は不動産会社によって大きく変動します。

相見積もりをすれば費用相場を知らずとも、ある程度はカバーできますが、初期費用に関して無知だと謎のオプションが付いた時に気づけません。

なので、優先的に「初期費用には一般的にどんな項目が含まれるのか?」は知っておくべきでしょう。

カモられない方法⑦:入居ギリギリに物件探ししない

物件探しはゆとりを持ちましょう。

というのも、入居ギリギリで物件探しをしていると、焦ってしまい賃貸不動産にカモられてしまう可能性が上がるからです。

せっかく物件を決めて初期費用も出たのに、ここで交渉して失敗したら、間に合わないかもしれない…」なんて思考になりがちです。

なので、物件探しは最低でも1,2ヵ月のゆとりを持つことをおすすめします。焦れば焦るほど足元を救われる可能性が上がりますよ。

賃貸不動産屋にカモられない方法:まとめ

不動産業界は不透明なのが現状です。

そのため借主側がしっかりとリテラシーを向上させ、こちらが主導で賃貸契約を進めていくことが大切。であれば、カモられる可能性もかなり減ります。

ちなみに39roomという不動産仲介サービスを活用すると、仲介手数料が0円(最大39,000円)まで節約可能。ぼったぐりの可能性を交渉せずに無くせるので、楽に安く賃貸契約をしたい方はぜひご活用ください。

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