D-roomへの入居を検討している方の中には、「D-roomは電気代が高いって本当?」「一括受電や指定電力会社ってどういう仕組み?」「普通の賃貸より光熱費が高くなるのでは?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
特に、近年のD-room物件では「D-roomでんき」などの提携電力サービスが導入されているパターンもあり、通常の賃貸と違って契約や支払い方法に特徴があるため、仕組みを知らないまま入居すると思ったより自由度が低かったと後悔することも。
一方で、物件性能や設備仕様の違いによって、実際の電気代は一概に高いとは言い切れません。断熱性や省エネ設備によって、むしろ月額コストが抑えられるケースも。
今回は、D-roomの電気代が高いと言われる理由から、実際の確認方法、支払い方法、注意点まで不動産のプロが分かりやすく解説。あわせて、賃貸契約時に見落とされがちな総コストを節約するポイントについても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
▾本記事の要点まとめ▾
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| Droomの電気代は高い? | 一概に高いとは言えず、物件ごとの契約形態や設備性能によって異なる |
| 高いと言われる理由 | 提携電力サービス、一括受電、オール電化、近年の料金高騰トレンドなど |
| 電力会社変更 | 変更可能な物件もあるが、D-roomでんき導入物件などでは制限されるケースも |
| 電気代確認方法 | My D-room、請求書・検針票、管理会社確認など |
| 支払い方法 | クレジットカード、口座振替、コンビニ払いなど物件ごとに異なる |
| 安くなるケース | 高断熱・築浅・ZEH-M・省エネ設備導入物件など |
| 注意点 | 市場連動型プランや契約変更不可物件では料金変動リスクもあり |

株式会社GKコンサルティング代表取締役。不動産仲介の経験をもとに、賃貸・売買の両領域で累計5,000件以上の契約に携わる。取引の仕組みや契約条件、費用構造など、一般には分かりにくい不動産取引のポイントを実務視点で解説。仲介手数料無料または定額で利用できる「39room」「01HOUSE」を提供。不動産メディア「不動産情報ラボ」にて、業界の仕組みや裏側を発信。
D-roomの電気代は高い?安い?結論から解説
冒頭述べたようにD-roomの電気代は、一般的な賃貸と比べて必ず高いというわけではありません。
ただし、物件によっては提携電力サービスや一括受電システムが導入されているケースもあり、「電力会社を自由に選べなかった」「請求の仕組みが特殊だった」という実体験談から、「高い」、「分かりにくい」という口コミにつながりやすい傾向があります。
また、電気代は建物性能や部屋の広さ、設備仕様によっても大きく変わるため、単純にD-roomというブランドだけで高い、安いを一元的に判断することはできません。
そのため、D-room物件への入居を検討する際は、電気代そのものだけではなく以下を含めて確認することが重要です。
- 電力契約の仕組みはどうなっているか
- 他社電力へ変更可能か
- 建物性能や設備はどうか
改めて、高くなると感じられるケースや安くなるケースについて詳細に確認していきましょう。
D-roomで電気代が高いと言われる理由
まずは、D-roomで電気代が高いと感じられるケースについて。
具体的な理由は以下の4つです。
- 指定電力サービス・一括受電が導入されている物件がある
- 電気料金や請求の仕組みが分かりにくい
- オール電化・ZEH系物件は電気使用量が増えやすい
- 近年の電気料金高騰の影響を受けた
順番に見ていきましょう。
D-roomの電気代が高い理由①:指定電力サービス・一括受電が導入されている物件がある
D-room物件では、「D-roomでんき」などの提携電力サービスや、一括受電システムが採用されているケースがあります。通常の賃貸では、入居者自身が自由に電力会社を選んで契約する形が一般的ですが、D-roomでは建物単位で契約形態が決まっている場合もあり、他社への切り替えができなかったり、選択肢が限られることも。
そのため、自由度の低さや安い新電力への節約余地のなさをネックに感じる人も少なくありません。特に、電力自由化のイメージを持って入居した人ほど、ギャップを感じやすいポイントと言えるでしょう。
D-roomの電気代が高い理由②:電気料金や請求の仕組みが分かりにくい
D-roomでは、通常の電力会社とは異なる請求フローになっているケースもあり、どこから請求が来るのか分かりにくいと感じる人も。例えば、専用サイト上で利用料金を確認する形式になっていたり、管理会社関連サービスを通じて請求管理されるパターンなどですね。
一般的な電気契約に慣れている人ほど、毎月の料金確認方法が特殊で内訳が把握しづらく感じられる傾向があります。
また、燃料費調整額や再エネ賦課金などの影響も重なることで、結局高いのか安いのか分からないという印象につながることもあります。
D-roomの電気代が高い理由③:オール電化・ZEH系物件は電気使用量が増えやすい
D-roomは比較的新しい物件も多く、オール電化やZEH-M(高断熱・省エネ住宅)仕様が採用されているケースもあります。こうした物件では、ガスを使わず給湯や調理、暖房まで電気へ集約されるため、毎月の電気代だけを見ると高く感じやすい傾向があります。
特に冬場は、エコキュートやエアコン暖房の使用量増加によって請求額が大きくなり、D-roomは電気代が高いという口コミやレビューにつながることも。ただし、実際にはガス代が不要だったり、断熱性能によって冷暖房効率が高いケースもあり、光熱費全体では一概に高いとは言い切れません。
D-roomの電気代が高い理由④:近年の電気料金高騰の影響を受けた
近年は、燃料価格の高騰や円安の影響によって、日本全体で電気料金が大きく上昇しました。
勿論これはD-roomに限った話ではありませんが、提携電力サービスや新電力系プランを利用していた物件では、料金改定の影響を強く受けたケースもあります。
結果として、「以前よりかなり高くなった」「急に請求額が上がった」と感じる人が増え、D-room全体に対して電気代が高いというイメージが広がった側面もあります。特に、2022年〜2023年頃はSNSや口コミサイトでも電気料金に関する投稿が大幅に増えており、印象が強く残っている人も少なくないでしょう。
D-roomは電力会社を変更できる?
D-room物件を検討している方の中には、「電力会社は自由に変更できるの?」「もっと安い新電力へ乗り換えられる?」と気になる方も多いでしょう。
結論、D-roomでは電力会社を変更できる物件もあれば、変更できない、あるいは変更しづらい物件もあります。
これは、物件ごとに導入されている電力契約の仕組みが異なるため。一般的な賃貸のように、入居者自身が自由に電力会社を契約するパターンもあれば、「D-roomでんき」などの提携電力サービスや、一括受電システムが導入されているケースもあります。
特に、先述したように一括受電型の物件では、建物全体でまとめて電力契約を行っているため、個別で他社電力へ変更できない場合も少なくありません。また、提携電力サービス導入物件でも、実質的に指定会社利用が前提になっているケースがあります。
なので、電気代を節約したいから後で好きな新電力へ変更しようと考えている場合は注意が必要。入居後に変更できないと分かったというケースも多々あるため、契約前に確認しておくことが重要になります。
オール電化物件は季節によって料金変動が大きくなりやすい
D-roomでは、比較的新しいオール電化物件も多く見られます。
オール電化はガス代が不要になるメリットがある一方で、給湯・調理・暖房まで電気へ集約されるため、冬場などは電気使用量が大きく増えることもよく起こります。
特に、エコキュートやエアコン暖房を多用する時期は、夏より冬の方が大幅に高くなったというケースも珍しくありません。
そのため、点として電気代だけを見て高い、安いを判断するのではなく、ガス代込みの光熱費全体で考える視点も重要になります。
新電力系プランは市場価格変動の影響を受けるケースも
近年は、電力自由化によって多くの新電力サービスが登場していますが、料金体系によっては市場価格変動の影響を受けやすいプランも多くあります。
特に、市場連動型プランでは、燃料価格高騰や電力需給逼迫の影響によって、急激に料金が上昇するケースもありました。
なので、基本料金が安いからという理由だけで契約すると、時期によっては想定以上に請求額が高くなる懸念も。
これはD-roomに限った話ではありませんが、電気代を節約する際は、単純な料金比較だけでなく、契約内容や料金変動リスクまで含めて確認することが重要です。
一方でD-roomは電気代が安くなるケースもある
D-roomは比較的新しい物件も多く、断熱性や気密性、省エネ性能に優れているケースがあります。
そのため、電気代だけを見ると高く感じても、冷暖房効率によって実際の消費電力量が抑えられたり、ガス代を含めた光熱費全体では安くなるケースも少なくありません。
特に、ZEH-M対応物件や高断熱仕様の物件では、外気温の影響を受けにくく、エアコン効率が良いことから、一般的な築古賃貸より光熱費を抑えやすい傾向があります。
D-roomの電気代を確認する方法
D-room物件では、導入されている電力契約の仕組みによって、電気代の確認方法や支払い方法が異なることがあります。
一般的な賃貸のように東京電力などから直接請求されるケースもあれば、「D-roomでんき」などの提携サービスを通じて管理されるケースもあり、物件によって運用が統一されていない点が特徴。
そのため、「どこで料金確認するのか」「どのように支払うのか」を事前に把握しておくことが重要になります。
My D-roomで確認するケース
「D-roomでんき」などの提携サービスが導入されている物件では、「My D-room」から電気料金や請求情報を確認できることが一般的。
毎月の利用料金や請求状況、支払い方法などをWeb上で管理でき、紙の検針票ではなくオンライン管理が中心になっている場合がほとんどです。
一方で、全てのD-room物件が同じ運用とは限らず、物件によって対応範囲が異なる点には注意が必要です。
東京電力などから直接請求されるケースもある
D-room物件でも、東京電力などの大手電力会社から直接請求されるケースがあります。
この場合は、一般的な賃貸と同じように検針票や請求書から料金確認を行う形になります。支払い方法についても、口座振替やクレジットカード払いだけでなく、コンビニ払い用紙による支払いになっているパターンなど様々。
そのため、D-roomだから全て同じ請求方式と一元的に考えず、自分の物件がどの契約形態なのかを確認することが重要です。
不明な場合は管理会社へ確認するのが確実
D-room物件では、電力契約や請求フローが物件ごとに異なるケースも多く、自分の契約形態がよく分からないという人も少なくありません。
その場合は、管理会社へ直接確認するのが最も確実。特に、他社電力へ変更可能なのか、一括受電物件なのか、請求元や支払い方法はどうなっているのかといった点は、契約後の利便性や毎月の固定コストにも関わる重要なポイントになります。
物件情報だけでは分かりにくいケースも多いため、気になる場合は契約前に確認しておくと安心です。
実は節約インパクトが大きいのは仲介手数料
D-roomの電気代を気にしている方も多いですが、実際の賃貸契約では、毎月数百円〜数千円の電気代差よりも、入居時の初期費用の方がインパクトが大きいケースも少なくありません。
特に見落とされやすいのが仲介手数料。
実は、同じD-room物件だからといって、どの不動産会社で契約しても条件が完全に同じになるわけではありません。仲介会社によって、仲介手数料やキャンペーン、キャッシュバック条件などが異なるケースがあります。
また、不動産業界ではREINSなどの情報ポータルを通じて物件情報が共有されているため、掲載している会社が違う=紹介できる物件が違うというわけでもありません。ここは本当に誤解されやすいポイントです。
そのため、D-room物件を探す際は、家賃や電気代だけでなく、どの仲介会社を利用するかまで含めて比較することで、総コストを大きく抑えられる可能性があります。
我々の賃貸仲介サービス39roomでは、全ての物件に対して仲介手数料が無料か39000円なので、初期費用全体を抑えながらD-room物件を探すことが可能です。
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【節約】D-roomの電気代は高い、安いどっち?:まとめ
D-roomの電気代は、必ず高い、安いと一括りにできるものではありません。実際には、導入されている電力契約の仕組みや物件性能、オール電化かどうかなどによって大きく変わります。
特に、D-roomでは「D-roomでんき」などの提携電力サービスが導入されていることもあり、一般的な賃貸とは契約や請求方法が異なることも少なくありません。そのため、電力会社の変更制限や請求方法など認識がずれがち。
一方で、比較的新しいD-room物件では、断熱性や省エネ性能に優れているケースも多く、光熱費全体では以前の賃貸より安くなることもあります。重要なのは、電気代だけで判断するのではなく、契約内容や建物性能、光熱費全体まで含めて比較することです。
また、実際の賃貸契約では、毎月の電気代差よりも、仲介手数料など初期費用の差の方がインパクトが大きいケースも少なくありません。D-room物件を探す際は、家賃や設備だけでなく、どの仲介会社を利用するかまでを含めて比較することで、確実かつ大きなインパクトで総コストを節約可能です。
後悔しない部屋探しをするためにも、契約前に電力契約の仕組みや請求方法までしっかり確認し、自分に合った物件を選ぶようにしましょう。



